文教大学 根本研究室 木村博一 

Operations Researchについ勉強してます。

3年後期研究内容JASの最短巡回問題

卒業研究の日記

2月15日
時間制約付きの巡回セールスマン問題を解く。
JASの航空路で使った路線を任意の5点を選び出した。

枝の重みを次の点までを距離ではなく時間と考え、各点に届けることにする。
それぞれは何時から何時というように、制約がついている。

時間の制約がつくと、荷物を待つ側の待ち行列問題になるのではないか?
また、荷物を各運搬車に割り当てる問題になるのでは?

単純な巡回セールスマン問題

Greedy法で
SーA−D−C−BーS
と巡回すると
31+38+47+56+48=220分

ちなみに、219分の順回路までは見つけました。

先生からのコメント:
 ORでやったバス巡回時間の問題と似ている。
しかし、その前にモデルをはっきりさせなければならない。
まず、始めに1台の車でどのような時間指定の荷物だと不可能であるのか、そうでないのか はっきりさせるべきだ。


2000年1月19日

ヤマト運輸の時間帯を指定して届けてくれるサービスについて興味がありました。

ヤマト運輸ホームページ
http://www.kuronekoyamato.co.jp/index.shtml

ヤマト運輸 配達の仕組み
http://www.kuronekoyamato.co.jp/index/index_f.html

 

 今までの順回路に加えて時間という制約が加わり巡回セールスマン問題を解くには,より難しくなります。
しかし、現在ヤマト運輸ではそれまでの順回路に加えてドライバーが工夫して配達を行っております。

ヤマト運輸の宅急便は6つの時間帯を指定できます。 受取人も時間を指定することによって品物がいつ届くのか把握できます。

さらに、この時間帯を指定することによって宅急便を受取人に手渡す確率が上がると考えられます。 よって、宅配する側のコスト削減につながります。 このシステムは双方にとって利益があるシステムです。

現在行われているドライバーの工夫以上により良い解法が見つからないかと考えています。


12月14日 

今日ではさまざまなオンラインショッピングのホームページがあるが本当の店舗で買うのとやはりまだ差がるように感じる。

このバーチャルをいかに現実に近づけるかよって売り上げも変わってくる。

実際の店でできることがバーチャルの店舗でもできないだろうか

第一に店で物を買うときはこのものがいくらなのか他の店と比べる。

第二に商品の詳しい内容や詳細お店の店員に聞く。

第三にその商品を手に取って見てみる。

このような機能があればもっと便利になるのではないか。



12月10日 人が物を買うときにどのくらいの情報があれば物を買うのか?

例えば、消しゴムを買うのにはそれほど多くの情報はいらない。しかし金額の高いものなどを買うときには、人々は多くの情報を集めるだろう。

逆にコンピューターを買うときたくさんの情報したがると思う。
コンピューターの性能や、画面の大きさ、どこのメーカーか、どのようなソフトが入っているのか、またどのくらい安いのか。さまざまな情報を見て人々は判断すると思う。

 ではどのような情報を知りたいのか、どのくらいの情報提供すればよいのか。これを知ることによって消費者の知りたい情報を的確に見つけられるのではないか。

実際に情報と売り上げの関係を調べる際、他のさまざまな要素を含む可能性があるのでインターネット上で売られているものを限定し調べてみてはどうだろうか。

各企業のホームページを見てどのくらいの情報があるのかと、情報提供しているのか調べることによって数値化し比べてみて、それがどのように売り上げにかかわっているのか調べる。

先生からのコメント:
 
インターネット上で見る人に限るのか、またの情報と購買意欲に関係をがあるのか疑問である。情報の質量をによってすぐに売り上げにかかわってくるものでもないかもしれない。

文教大学・根本ゼミナールでは、99年秋学期 JAS航空路線の巡回路を求めました

元のデータ(Excel)

ダイクストラ法(VisualBasic)

ダイクストラ法により各点から各点への最短距離(Excel)

最終発表:JAS巡回路(Power Point)