1月 8日研究内容の具体化-part1


交通に関する最適化を研究対象とすることを決め、前回どのような交通で問題・不満があるかをあげました。しかし、それをどのように研究していくかを冬休み中考えましたが、徐々に狭い視野を対象に考えてしまい行き詰まってしまいました。そして先生に相談したところ、もっと大きな範囲の交通に対していくつかアドバイスを受けました。

先生からのコメント

1.

渋滞というと道を増やせば解決できるとおもいがち。例えば、碁盤の目の町があるとする、その中のある地点に何かあって人が利用する率がその部分だけ頻繁に起こるとすれば、その道を広くすればいいと考える。でも、渋滞の改善策として道の数を増やすとか広くするとかだけで改善できるものではない。

どういう意味かというと、余分な道があるせいで誰かがその余分な道を通ってしまったことで、その先の道へ通ることができる数が減り全体的に流れの効率が下がってしまう。ならば、その道をなくしてしまえばいい。<制御流>。現実社会の中で人の動きを制御することはできない。<非制御流である>。

つまり、渋滞の問題で、通りをよくすれば、渋滞を改善することができるから闇雲に道を増やしたりするのはもしかすると全体の道の流れを悪くしている逆効果を生んでいることもあるということです。もしかすると日本の道路構造の中で、その道があるがゆえに他の道の流れを悪くしているところがあるのでは?

実際に茅ヶ崎の地図をグラフ化してそれを探してみても面白いを思う。なぜ駅前の国道が混むのか理由が分かるかもしれない。その道を取り囲んでいる周りの構造のせいであるのか、駅が近いからであるのか?



2.

川崎−千葉を結ぶアクアラインを利用する人、しない人の価値の違いについて研究するいくらまで値段を上げてもアクアラインは現在を同じくらい利用してもら得るのか? お金と時間を天秤にかけてみてある一点にたどり着くのか?


自分の中の結論

先生のアドバイスを受けて、ラジオで聞くトラフィックレポートなどでいつも決まったところに渋滞が起こります。それが道路構造からくるものであるのか何が原因で流れを悪くしているのかシュミレーションしていきたいと思います。また、アクアラインを利用するにあたり時間・またそれ以外の価値を交通料金ではどれくらい間であげても今と変わらない利用率を保てるのかを数値化してみたいです。

次回へのステップ

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具体的な研究内容が2つほどあがりました。どちらもやってみたい研究内容です。次回までにどちらかに絞り込みたいと思います。

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