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言語文化研究所|夏期講座|日本語2015
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第16回 日本語教育夏期講座

―日本語教育における日本文化の重要性―


対象:日本語教育に携わっている方、または日本語教育に関心のある方。
    埼玉県内在住または勤務する方
目的:日本語教育についての理解を深める。
期日:平成29年7月28日(金)
会場:文教大学越谷校舎 3号館(3301R)
定員:30名


◆講義内容 ………………………………………………………………………………………………………………………………


講義@「イランにおける日本語教育―宮沢賢治作品のペルシャ語訳の試みと関連させて―」
                       サベル・モガッダム(イラン・テヘラン大学)

私は現在、文学部の鈴木健司教授の共同研究者として、宮沢賢治作品のペルシャ語訳の作業を行っています。10月初旬まで滞在の予定です。テヘラン大学日本語学科で10年以上日本語教育に携わっていた関係で、今回、この講座の講師を引き受けさせていただくことになりました。イランにおける日本語教育を、自分の体験をもとに分かりやすく説明しますので、これを機会にイランに興味を持っていただけたら幸いです。


講義A「日本語の慣用表現と日本文化教育の接ぎ木」
                           文 明載(韓国・韓国外国語大学校)

  日本語の慣用表現の中には日本の歴史、社会、思想、文化、国民情緒などを下敷きにして成立したものが多い。一つの慣用表現が生まれるまでの事情を調べてみると、文法的な要素のほかにも、その裏には色々な時代状況が反映されていることが確認される。従って、言葉の一つ一つの意味を連結してはその表そうとする意図が通じないこともあり、外国語としての日本語を教える時、難しさを感じざるを得ない。その場合は慣用表現の背景となる文化的要素を理解した上で説明しなければならない。即ち、日本語の慣用表現を正しく教えるためにも文化的な背景を知っておく必要があり、裏返して言えば日本語の慣用表現を用いて文化教育の手がかりとすることもできるのである。このような観点に立ち、本講座では日本語の慣用表現と日本文化教育との接ぎ木を探る手がかりとして、「有難うございます」「将棋をさす」「家をつぐ」という三つの表現を取り上げ、これらの表現の成立過程とその文化的背景、日本人の情緒などについて考えてみることにする。


講義B「変容しつつある中国珠江デルタの日本語教育」
                          周 文匯(中国・北京師範大学珠海分校)

  南中国の日本語教育は、1990年代から、日系企業の進出に伴い、東北地域の人材が南下、日本語学校が林立、更に多くの大学で日本語科が増員或いは増設されるように至り、2000年代に珠江デルタでの最盛期を迎えていたのですが、近年、留学、就労、それに、アニメブームなどの新たな要素によって、異色の展開を見せています。それらの現象と日系企業内の言語教育についてもあわせてお話いたします。


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