星野のささやき
文教大学付属中学校 付属高等学校の
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【2017/01/20】 「星野のささやき(SAのささやき)-その8-「仕事の大半は準備で決まる」

 「田舎暮らし」3回目のこの冬は、今までにない大仕事にチャレンジしました。それは、天井の張り替えと壁の張り替えです。「田舎暮らし」の拠点となる家はとにかく古い家なので、茅葺きの煤がよく落ちてきます。さらに、天井の合わせが現代と違い、天井板のサイドを重ねただけの合わせになっていて、隙間が大きく暖房が逃げていってしまいます。そこで、昨年の秋口から、比較的しっかりできている天井部分の埃をできるだけ取り除き(100年近い汚れはそれでも大変な作業でした)、防湿・防水シートを張りました。そして、全く手のついていなかった、八畳間と四畳半の納戸の天井板の張り替えにこの冬から着手したのです。最初に行った八畳の部屋の天井剥がしは、自分なりに十分考慮したつもりで、周囲を全て養生シートで被い剥がしはじめたのですが、剥がした天井板を運び出す動線までは考えつかなかった点と、撤去した板は床に落とせば大丈夫だと思っていたことで、予想外の量の埃が舞い上がり、養生シートの隙間を飛び出し、家中埃だらけになってしまいました。また、運ぶのにいちいち靴を履き替えなければならない手間、さらに運んでいる板から落ちる埃なども想定外のものでした。天井の張り替えもさることながら、後からの掃除が倍以上の時間を取ってしまう結果となったのです。そこで、次の四畳半の納戸の解体時には、養生シートの設置を三重にし、さらに、運びだしおよび運び込み、その後の壁の張り替え作業まで見越した、準備をしました。すると、同様の埃は出たものの、その後の仕事のはかどり方を考えると、2倍以上のペースで仕事が進みました。さらに、壁板そのものを貼るのはある意味簡単な作業で、どちらかというとそれを張り付天井.jpgける梁の設置の方が、壁が古くゆがんでしまっているだけに大変な作業となりました。この様に全ての下準備に全体の7割ほどの時間を費やしました。それでも、8畳間の天井のみの張り替えから比べると大幅な時間短縮ができたと思っています。これも全て一回行った天井貼りの経験から、下準備が十分にできたからだと思います。経験することは大事です。それより何より下準備がいかに大切かを実感した作業でした。

 最後に一言、「下準備7割、本番3割、何をするにも先ずは経験!!おそまつ。」