星野のささやき
文教大学付属中学校 付属高等学校の
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【2017/06/30】 「星野のささやき(SAのささやき)-その12-」

今回のテーマは「小屋を作る」です。田舎暮らしにだんだん小屋①(1).jpg慣れてきて、そろそろ大きく邪魔な木を伐りたいと思うようになりました。しかし、伐った木を入れておく薪置き場も一杯になってきて、それならいっそのこと新しい薪小屋を作ろうと思い立ちました。そこで、石垣を積んだ奥を整地し、コンクリートを打って基礎を作りました。ここで、学んだことは、時間はかかっても、この基礎づくりが後々のために大変重要だということです。少しでも歪んでいると、少しの誤差で小屋全体が歪んでしまい、材料の加工等に大きな影響を及ぼすのです。この基礎作りに約一か月かかりました。

次は木材の購入です。自分が一人で持てる角材の長さと重さから、土台は90㎜の角材、そして柱は75㎜の角材で小屋②(1).jpg高い方が2m、低い方が1m80㎝、軒桁は同じく75㎜の角材で長さ4m、梁も同じ角材を利用しました。何しろこの重さ以上は上に差し上げることができなかったのです。ここで学んだことは、トラックにこれらの材木を載せて山道を走るので、ずれないようにするロープワークです。トラックの積み荷をしばる「輸送結び」という結び方を覚えました。これらの木材の積み下ろしも全て一人で行ったのでなかなかの重労働でした。

いよいよ次は、柱をはじめとした構造の基礎を組み立てる番です。ここでは、より確実に組み上げるためホゾとホゾ穴を作りました。最初はあまり考えもせずに一からノミで削っていたのですが、何故か下線の通り削っているのにホゾ穴が大きくなり過ぎてしまいます。それでも、何度もノミの頭を打たずに支えている手を金槌で打ち、痛い思いを十分味わった頃、どうにか金槌の扱いも上達してきました。途中からドリルで穴をあけ、外周をノミで削った方が数倍の早さで且つきれいにホゾ穴が開くことを覚え小屋③(1).jpgました。ホゾも今までは何かというと、電動器具を使っていたのですが、のこぎりで切る方がきれいに早くできることがわかりました。このホゾとホゾ穴の作業だけでまる一日かかりました。さらに大仕事だったのがこれをくみ上げる作業です。柱は足場もしっかりしているので、簡単に立ちましたが、桁を渡すのは高さもあり重量も相当なもので、一苦労でした。脚立を2台使いましたが、土台を外れると足場が悪くなかなか安定して木材を支えることができません。しかも、3本ある最後の一本がなかなか上手く入らず、5~6回脚立の上から下に落としてしまいました。その時に木材が当たって切れた傷跡が、指に二か所残っています。それでも、組み上がった時は、これで7割がたできたとホッとしました。

次に行ったのは屋根張りです。外壁を張っていないこともあり、少し上に乗るとぐらつく中で、ポリカの波板を張り傘釘で打ちつけていたのですが、こちらも最近はビス状のものが出ていることを知り、ビスの傘釘に代えてより綺麗に小屋④(1).jpg素早く完成させることができました。

最後はいよいよ壁張りです。材木はカンナで削り、板材の合わせをルーターで削り、虫よけ塗料を塗り必要枚数を用意しました。これも思ったより時間がかかる作業となりました。そして張り合わせ、こちらは、あと少しと心も踊りながら行ったせいか、思った以上に早く仕上げることができました。

この様にして、休みごととは言え、約2か月を要して、薪小屋は完成しました。この間、いろいろなアクシデントに見舞われながら、沢山の勉強をして、どうにかこうにか完成したことに、喜びは二倍となりました。