2009年11月17日掲載
2009年10月23日〜25日:聳塔祭にミニ博物館登場−国際観光学科井上由佳ゼミ
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第25回聳塔祭に井上由佳ゼミがミニ博物館を開設した。湘南キャンパス開学以来の快挙である。日本国内でも多くの大学が博物館の開設・公開に力を入れている。学問文化の情報発信拠点としての大学としては当然のことである。
ハンズオンのまわりで
プロジェクトについて語り合うゼミ生たち
今回の井上ゼミの取り組みは既に学内に存在する資料展示を活かしながら地域への広がりを展望したユニークな博物館づくりである。名付けて「行谷(なめがや)プロジェクト」。
井上ゼミの3年生11人が5月から行谷プロジェクトの取り組みを始めた。行谷貝塚を中心として茅ヶ崎北部地域の貝塚を調査した。行谷遺跡について来館者が興味を持てるようにハンズオン方式を採用した。特別に借り出した発掘物を直接手にとってみることで当時の人びとの生活をイメージできるのである。
行谷遺跡の資料展示コーナーは図書館1階に常設されている。この常設展示を活用してゼミ生たちの調査結果とハンズオン、さらに縄文時代の生活をビジュアルに再現した展示も加えてミニ博物館の登場となった。(記事・撮影とも10月25日クミス)
2009年7月2日掲載
2009新入生ゼミ:先輩たちの経験談を聞こう
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【5月27日、「夢実現プロジェクト」第5章の企画で「先輩たちの経験談を聞こう」が行われた(取材はマサヒロ&クミス、6101教室写真撮影はマサヒロ)】
6101教室。国際理解学科では在学生4人、卒業生2人から話を聞いた。
内容は
日中友好交流を通して学んだこと
3回の短期留学を経験して学んだこと
就職活動と学生生活で重要なこと
短期留学とサークル活動で学んだこと
青年海外協力隊で学んだこと
などであった。
すべての発表に共通していたことは、
4年間はあっという間
大学にこもるだけではなく、外にでよう!積極的に行動しよう!
出会いは大切。興味を持ったことに飛びつこう!
自分の誇れるものを1つは作ろう!
文教はやりたいことができる大学だから、やりたいことをやって卒業しよう!
夢は実現しようと行動すれば、必ず叶います!
であった。終了ギリギリまで質問が相次ぎたいへん中身の濃い90分であった。
6401教室。国際観光学科では在学生6人、卒業生2人から話を聞いた。
6101教室で(1)
6101教室で(2)
6101教室で(3)
6101教室で(4)
全体として。
視野を広く。好きなことから視野を広げる。
楽しく学べ。英語を話す楽しさ。旅行など。
希望の会社の内定をもらうまであきらめない。
好きなことに打ち込め。
他学部の授業も積極的に活用。たとえば食と健康なら短大の授業。
などの点が強調された。
マーケティング会社から内定をいただいた先輩から。
他人の話を聞いて自己分析。
出来事・感じたことをノートに書き留めること。
50社以上訪問した。自信をもつことが大切。
留学生から。
日本の食が気に入った。自分の店を持ちたい。
空港のゲートで働く先輩から。
短期留学で対話能力が身に付いた。
挨拶・返事ができるように。自分の好きなことをやってください。
人との出会いを大切に。
マーシャル諸島の観光開発に取り組む先輩から。
相手の話を聞く。より多くの人と会う。旅行が好き。
学生時代に16〜17カ国回った。
などなど。良い結果を出した先輩たちの言葉だけに一言一言に重みが感じられた。
2009年2月24日掲載
塩沢ゼミ卒業研究
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【英語スピーチや創作劇の制作・発表、海外の学生との交流に加え、近隣の小学生を対象に英語教育活動をするなど学内外で活躍する塩沢ゼミ。そのゼミ活動の集大成である卒業研究は各自の興味や個性を生かし、内容も形式も多様。2008年度は次の通り。卒業制作は本学のスタジオで情報学部広報学科の有志学生の協力を得てアーティスティックに実演・収録されました。実演の一部を映像にて紹介します。】
1.卒業論文
●齋藤雅人 「教科書の比較から見るアジア近現代史の歴史認識〜歴史の共有と未来への展望〜」(南京大虐殺に焦点を当て、国内外の資料・史実に基づき、背景や考察を含めた「自分による教科書」を執筆。)
●松本由実 「生きる力を育てる教育—ドイツ・シュタイナ−教育の研究—」(芸術を中心にすえ、意思・感情・思考を段階的に育成するシュタイナー教育と日本の教育を比較)
●清水あずさ「日本における平和教育の一考察;コスタリカ平和文化教育との比較において」(身近な人、モノ、環境との共存を中心にするコスタリカの平和文化教育と反戦に偏りがちな日本の平和教育を比較)
2.卒業制作(理論や背景についての小論文や翻訳+実演、画像クリックで動画再生します)
2008年5月23日掲載
国際学部国際観光学科「新入生ゼミ−夢実現プロジェクト(1)〜先輩たちの経験談を聞く」開催:社会人として活躍する先輩ら6人が発表
- 【5月7日開催された国際観光学科「新入生ゼミ」(幹事:海津ゆりえ先生)の報告である】
先輩たち6人を迎えて、1301教室は国際観光学科の1年生全員が参加する「新入生ゼミ」が開催された。いつもは20名弱のクラス単位の授業だが、この日は学科全体の合同クラスである。
先輩の経験談を熱心に聞く1年生たち
グランドアテンダントの第一線で活躍する先輩は、お客様の「ありがとう」がまさにやり甲斐につながります、と言う。心に響く言葉である。現在は教官として責任の重さを感じているという。まさに「重い」言葉である。
ANAの国際線乗務員の先輩は、大切なのは「積み重ね」である。そして特に強調したいのは「人脈づくり」、先生、先輩、友人、ひとりひとりとの出会いを栄養にしてきたという。
和太鼓サークルを立ち上げた4年生から。一時は3人にまで落ち込んだことがある。それが今では「米国公演」を実現するまでに成長できた。仲間を大切に。そしてチャレンジを常に忘れるな。
バイトをして自力で留学を実現した3年生。1,2年のうちに「やりいこと」を見つけよう。失敗はマイナスではないのだ。挑戦することである。
プレゼン大会の優勝で「成功体験」を獲得した2年生。教職と和太鼓で「死ぬほど忙しい」けれど、行動する喜びはこれに勝る、と自身をもって言う2年生。
質疑も大いに盛り上がり、先輩たちからたっぷりと栄養と元気を頂いた90分でした。(クミス)
- 【1月16日、海津ゼミ・林ゼミ共同主催による「エコツーリズム&地域おこし特別講義」として、沖縄県西表島より祖内公民館長の石垣金星氏をお迎えした。以下は参加した学生の報告である。】
授業は午後3時から開始だったが、結局4時前に金星(石垣金星)さんは登場…さすが西表時間??、焦るわけでもなくのんびり授業は始まった。最初は淡々と話をされていたが、その後は話が止まらず2時間近くお話をしてくださった。まずわかったこと。それは金星さんが「大地に歴史を残した人」であったということである。
金星さんは西表島を守り、作り上げてきた方である
ところで、「エコツーリズム」の意味をみなさんは知っているだろうか。私は正直、全く勉強をしていないので本当の概念を知らない。しかし、金星さんは「エコツーリズムとは文化運動であり、人々がどういった地域を作っていくのかを考え、新しい文化を作り出すことである」とおっしゃっていた。それには文化を守り継承していくという意味も含まれている。それぞれの地域の人が、それぞれの知恵を出して、それぞれの地域を作り上げていく。
星さんがいなければ今の西表島は存在しない。そういった意味で“大地に歴史を残した人”である。
金星さんがここまで西表島を作り上げる過程では、嫌がらせなども多く受けて来た。例えば、行政に圧力をかけられることもあったが、そこは知恵比べだそうだ。「役人の力を自分たちのパワーにする。あきらめたら終わり。苦しい時、どうしようもならないと思った時には必ず素晴らしい出会いがあり、多くの人に助けられてきた。正しいことは必ず道は開ける。継続こそ力である。」と実体験を話してくれた。そして、「地域で生きるということは、どんなにケンカをしても、恨み辛みはなしで付き合っていくということ。その角をとるのが“行事”つまり、祭り。行事とは人の心を輪にしていく。本当の祭には神様が中心にいるから。」ともおっしゃっていた。
私は高度経済成長期に開発された地域で生まれた頃から生活しているため、行事とはただ手間が掛かり面倒なものである、という認識しかなかった。しかし、海津先生が「こういった祭りが人と生きていくことなのだ。ということを西表へ行ってわかった」とおしゃっていたのが印象的であった。私は日本人でありながら、本当の“祭り”の意味を知らなかった。祭りとは、観光ではなく、人との人との関係を洗い流すものなのである。
「自分の道は自分で切り開く」と金星さんはおっしゃった
それを考え出したら「観光」とは一体何なのだろうか?という疑問がわいた。これから「観光」を学ぶ学生にはそんな疑問を投げかけたいと私は思う。「観光」とは人に見せようとして出来上がるものではなく、内側から溢れ出したものが外へと広がっていく、そんなイメージに近いと私は思った。
そして最後に、「自分の道は自分で切り開く」と、三線(サンシン)で西表の伝統的な民謡を歌いながら、金星さんはおっしゃった。
これからの世の中を作っていくのは私たち自身である。正直、文化が何なのか私はこの授業をきっかけにわからなくなってしまった。しかし、それを作り出していくことが私の文化になるのかもしれない。
「あなたの文化は何ですか?」
いつか胸を張ってそれに答えられる人間を目指そうと思う。 (報告者:よね)
- 12月15日5時限、6101教室において国際コミュニケーション学科恒例の基礎演習合同発表会が開催された。
今年度の総合テーマは「環境・文化都市=ちがさき」、7クラスの代表が熱い戦いをくりひろげた。
受賞を喜ぶクラスのみなさん(前列右端は勝法先生)
見事「金賞グランプリ」を獲得したのは小林勝法クラス。『ビーチマネーを知っていますか?』をテーマにクラス全体で取り組んだ点。そして地域通貨とエコ活動を結ぶサーファーたちの未来志向のエネルギーが支持を得た。
同クラスの港元樹君は今回の感想を次のように語る。
私たちは「ビーチマネー」について発表をしました。 ビンのかけらが波や砂によって削られ、丸みを帯びて宝石のようになっているものを海岸で見つけることが出来ますが、これをビーチマネーと呼んで湘南地区で地域通貨のように使っています。私たちは新聞やインターネットなどでビーチマネーを知り、ビーチマネーについて調べ、学生や海岸に来ている人たちに調査をし、主催団体の「エコ・サーファー」の方にインタビューをしに行きました。当日の発表に主宰者の方々が来てくれました。とても緊張しましたが、主宰者の方々の前で金賞を獲れて本当に嬉しかったです。
今年の発表会の特色は、受講生全員が審査員として参加したことである。心配された得点集計も思いの外短時間のうちに進んだ。今年の経験を生かしてさらによい方向へと展開していくことが期待される。
(クミス記)
- 11月12日(月)4・5限にフィリピンの教育演劇協会(PETA)ディレクターで世界的に活躍するアーネスト・クローマ氏を迎えて自己表現力アップのワークショップが開催された。
PETAでは演劇を芸術の一環としてだけではなく、啓発、教育の手段と位置づけ、子どもの虐待、麻薬問題の解決の一手段として使う。本ワークショップでは、言語に頼らないコミュニケーションの方法に気づき、表現力を豊かにする様々なアクティビティーを行った。
まず、アーニー氏は「頭の中にある『警官』を追い払い、顔につけている『仮面』を取り払おう」と動作をつけて恥や世間体を払拭した。人間には「大人」と「こども」と「親」の3つの要素があるとし、ワークショップでは「こども」になって思い切り動き回った。アーニー氏の絶妙なファシリテーションにより、教職員を含めた参加者たちは、協力し合って、現在抱える問題から、将来の夢まで、表情豊かに表現していた。(授業担当・塩沢泰子先生記)
【学生達の感想】
ワークショップ会場で
今回のワークショップに参加し、少なからず自分の価値観や考えに変化が生まれました。最初は恥ずかしさが勝っていましたが、次第に楽しくなってきて、心も体も温かくなった気がしました。人間が平和に生活するには本当の意味で「心を開く」ことが大切だと再確認しました。 (2年 小林佳織)
言葉だけじゃなく、ボディランゲージで世界は1つになるかもしれないという可能性が見えました。みんなで何か一つのことをするということで、一体感を味わうことができ、とても楽しい時間を過ごすことができました。 (2年 松本歩美)
体をうごかすことで人に伝えるということは大切なんだなあと思いました。また、体を動かすだけで笑顔になれるなと気づきました。生きていくうえで大切なことを教わった気がします。(2年 加藤香奈)
- 皆さんは、山田修嗣先生の研究室前に張られた模造紙を見たことがあるだろうか。環境について書かれている。研究熱心な学生が集う山田ゼミで、9月28、29日に本校で韓国・慶南大学とのワークショップが行われました。
山田先生と慶南大学のLee先生のある学会での出会いをきっかけに始まったこのプロジェクト。学生たちが日本と韓国を行き来し、今年で4年目を迎え、8回目の交流会になる。
慶南大学の学生は社会学を専門に学んでおり、「時間」という共通のテーマをもとに5名の学生が “Sleep time of Korean”(韓国人の睡眠時間)、“The internet use time”(インターネット利用時間) “Changes of working time and leisure time”(変化する労働時間と余暇の過ごし方)について発表した。1999年と2004年のデータを比較されたものが多くあり、そこからは90年以降急激に韓国の生活スタイル、時間の過ごし方に大きな変化があったことを知ることができた。
山田ゼミ生は「環境」をもとに、市民と政府の関係について、環境問題に対する教育について、消費社会における消費者の役割と任務、企業のプラスチックバック削減について、の4つのグループ発表があった。この準備は半年かけて行ったという。
使用言語は英語。互いに第二言語であり、うまく伝えられない、理解に苦しむ学生の姿が何度か見受けられたが、それを楽しんでいるようにも見えた。自然と出てくるジェスチャー、どうにかわかってもらいたい!という気持ちと共に出てくるいくつもの英単語、実際に劇をしてみるなど、「伝えたい」「わかりたい」という思いが互いの距離を縮めていたように感じた。
山田ゼミ3年(エコキャン代表)沢田宣夫君。 質問をした韓国の学生に対し、身を乗り出しジェスチャーを交えながら説明していた。第二言語ということもあり、なかなか伝わらないもどかしさを感じたという。しかし、去年韓国へ行ったり、今回また交流をするなど、このような機会があるたびに、英語力を高めること、環境問題を学ぶことに対してモチベーションが高くなるという。今後は4年生から引き継いだエコキャンを運営していくことに力を注ぎたい、と笑顔で語ってくれた。
取材をしながら知った山田ゼミの活動。茅ヶ崎市の環境問題に取り組み、日本の環境問題の調査をし、韓国の学生と交流するなど、“Think Globally, Act Locally” という言葉がピッタリ、魅力たっぷりのゼミであった。(シホ)
- 第1時限、3211教室のTV会議システムを利用して、塩澤ゼミの授業が米国アーカンソー大学との間で行われた。
担当の塩澤先生によると、こうしたシステムの利用により、大学や地域そして生活や文化についてリアルタイムに、特にビデオ映像の表情もまじえたコミュニケーションを実現して、国際的な理解力を高めてゆきたいという
事前に、それぞれ自慢できるものをビデオに収めて、ネット上で互いに見る。さらに、YouTubeにアップロードして映像を相互に利用しあっている。ネット利用では時間と費用の節約のため、圧縮ファイルを有効に利用しているとのこと。
アーカンソーと対話する塩澤先生(左)とゼミ生たち
TV会議システムを調整する情報処理課・伊藤さん
TV会議では、事前準備として質問項目をあらかじめ用意しておくことも大切だという。
地元アーカンソーのメディアタイムズ・レコード(ウェブ版)はこの日のTV会議について次のように伝えている。
●キャロル・ウェストキャンプ先生は、担当クラスの学生たちとともにアーカンソー大学フォートスミス校(UAFS)でTV画面を見つめている。6月25日、月曜日(文教の火曜朝はアーカンソーの月曜夕刻)のTV会議が日本の文教大学との間で行われた。地域の学生たちがが受講しているのは英文学と環境の授業でウェストキャンプ先生が担当している。 文教大学の学生たちが受けているのは英語のゼミのクラスで塩澤泰子教授の担当である。この月曜日の企画に先立って、両校の学生たちはキャンパス紹介ビデオを作ってウェブを通して互いの大学を認識しあっていた。さらには文化的な側面についても互いの理解は進んでいた、とウェストキャンプ先生は言う。 塩澤先生のクラスの学生たちはUAFSの学生たちとの会話で英語の技量(スキル)も高められたのである。
TV会議システムはまだまだ多様な活用の可能性を秘めている。多くの先生、学生のみなさんの参加により夢をさらに拡げてゆきたいと塩澤先生は言う。(クミス)
- 6401教室で行われた新入生ゼミナール合同授業。ぞくぞくと集まる国際関係学科の一年生からは「何が始まるのだろう」という期待の表情が多く見えた。今回話をしてくださったのは日本だけでなく世界で走り続ける自動車メーカー、日産自動車株式会社に勤務され、CSR(Corporate Social Responsibility=企業の社会的責任)を担当されている島誠二さん。
島さんは、大学生時代にはモノづくりではなく、環境について学びたいと、環境を専門に学んでいた。自転車サークルにも所属し、自転車を通じて友人の輪や行動の範囲を広げ、自然を肌に感じながら、好きなことにまっすぐだった。大学三年の就職活動を始める時期、島さんは「企業に入って今の自分に何ができるのか」と自分に問いかけた時、「今は企業に入れない」という答えとともにカナダへの語学留学を決意した。
波乱万丈なカナダでの一年間留学や学生時代に訪れた延べ18ヶ国の国々での経験により、自分の好きなことや興味あるものが自分自身でわかってきたと、島さんは言う。「まずは自分の好きなものを持とう!そして、夢を見つけるために色々なことに興味を持とう!」と一年生に語りかける島さんの姿は夢を持ち、追い続ける社会人そのものだった。
島さんがオススメしたい学生時代にやっておいた方が良いことは、旅行。そして、目標やテーマを持って学生生活を送ること。世界には自分の知らない国、文化、生活が溢れている。世界の多くの人々と出会い、話をし、関わり合いながら異文化を知ると共に自分自身も知って欲しい。出会いを通じて「自分はこうなりたい!」という目標やテーマを持ってそれに向かい少しずつ、でも着実に近づく努力を続けることが今後社会人になっても活かされるという。
講演後の座談会に集まった学生たちと
海津先生(右端)と島さん(中央)
講演終了後、各ゼミの代表者一人ずつが集まり、島さんを囲み距離を近くしての座談会。やはり集中する質問は「留学について」。今はお金を出せば、誰でも留学に行け、英語が話せるのは珍しいことではない。しかし一方、留学をプラスにするのは自分の取り組み次第、そして人との出会い。興味を形と行動に表せるために、とにかく最初の一歩を踏み出そう!と語る島さん。
今日の講演は夢に向かうことの素晴らしさと世界に飛び出す勇気を持たせてくれた社会人の先輩からのエールだった。新入生の皆さんは、島さんの言葉をヒントに、他の誰でもない自分自身のテーマと目標を持ってこれからの学生生活を充実させてほしい。(シホ)
- 2007年6月12日(火)、第4時限の「エコツーリズム論(海津ゆりえ先生担当)」(6319教室)において、株式会社ピッキオの楠部伸也さんを招いてエコツーリズムの特別講義が行われました。
この日の演題は「星野リゾートのエコツーリズムとピッキオの活動」。軽井沢の老舗温泉旅館星野温泉がリニューアルし、数年前に星野リゾートになりました。星野リゾートは、「エコツーリズムの達人」、「リゾートの達人」などのキャッチコピーで活動しており、「第1回エコツーリズム大賞」を受賞しています。楠部さんは同ホテルが運営してきたガイド集団、ピッキオのマーケティングディレクターです。
楠部さんは、リゾート運営の達人になるには、最終的に「顧客満足度」を極限まで高めるべきことを強調しました。その上で「資源」、「観光」、「地域」のトライアングルの調和を実現するのだと訴えました。
ピッキオは「何の変哲もない森に経済価値を築きたい」と言います。ムササビの生態観察、そしてツキノワグマの保護活動を紹介しながら「エコツーリズム」の考え方、そしてビジネスモデルにいたるまでわかりやすく語りかけてくれました。
楠部さんは、初めはロシアにおける新市場開拓に挑戦したとのこと。未知の世界に取り組む姿勢は今なお変わりなく続いています。
エコツーリズム特別講義シリーズのこれからの日程は次のとおりです。いずれも関心のあるみなさんの聴講歓迎とのことです。
第2回:6月15日(金)4時限の専門ゼミでゲストは山田桂一郎さん(JTIC.SWISS、観光カリスマ)。山田さんはマッターホルンの麓の環境都市、ツェルマット市の観光局で日本人向けプロモーションとともに、山岳ガイド、スキーインストラクターなどを行い、日本各地で観光地作りやおもてなし講座などを開講するマルチプレイヤーです。
第3回:6月19日(火) 5時限目「新入生ゼミナール」(6319)ゲストは島誠二さん(日産自動車(株))。新入生向けに、若い社会人から「学生時代をどうすごすか」をテーマにお話しいただく講義です。環境への関心から同社に就職した島さんは、CSR(企業の社会的責任)の担当として活躍している若き社会人です。
第4回:6月26日(火) 4時限目「エコツーリズム論」(6307)ゲスト:広瀬敏通さん(ホールアース自然学校代表)富士山の麓にある自然学校の草分け、ホールアース自然学校の代表を務める広瀬さんは、若い頃はJICAの海外青年協力隊員としてインドやタイなどで活躍してきた国際人です。自然学校のことや若者の生き方などに触れていただく講義の予定です。
今回シリーズを企画運営する海津ゆりえ先生は、「今回の特別講義シリーズのねらいは、第1にエコツーリズムについて知ってもらいたい、第2に参加し(まずはお客として、次に提供主体として)貢献してほしい、第3に市民の方々の参加の輪を拡げたい」と抱負を語ってくれました。(クミス)






















