文教大学国際学部


2008/03/17 掲載
2007年11月30日。ウェブ記者2名、Sue&シホは湘南校舎北側に展開する文教の自然の取材に挑戦した。この自然は文教大学の貴重な財産であると同時に地域社会にとっても、都市部に残されたかけがえのない自然環境として残されてきた。公式には「文教大学遊歩道」として市民に公開され湘南校舎開設以来今日に至っている。
今回はナビゲーターに茅ヶ崎自然史博物館の岸しげみさんを迎えた。幼稚園の頃、「お魚とってきたー」と言ってアカハライモリをバケツいっぱい持ち帰り、母を仰天させた、というしげみさん。ステキなナビゲーターの案内で「文教の自然」が輝きます。

■第1部:文教の自然2007冬+ウェブ記者特別インタビュー
■第2部:文教大学の自然、その価値と課題(こちらをクリック)

あわせてお楽しみください。(ウェブマスター)

【ウェブ特番第1部】
文教の自然2007冬+ウェブ記者特別インタビュー

●記事・撮影:Sue&シホ(ウェブ記者) ●ナビゲーター:岸 しげみ(茅ヶ崎野外自然史博物館)
【ウェブ特番第2部】文教大学の自然、その価値と課題(こちらをクリック)



「文教の自然」の入り口に向かいます
(上の写真をクリックしてスライドショーへ)

文教大学遊歩道へ

まずはスライドショーで「文教の自然」をお楽しみください。左の写真をクリック。(撮影はSue)

「文教大学遊歩道」という入り口の看板。 「こんなところにあったんだー!!!」、草木に混じって、静かに立っていましたね。(シホ)
どれだけ普段意識していないのか、驚きました。(Sue)

遊歩道に入る前の幼虫が印象的でした。葉の裏に隠れていて初めは全く気づかなかったので。(Sue)
最初に見つけた生き物はハートを背中に持ったカメムシ(エサキモンキツノカメムシ)でした。(シホ)

クヌギ、アケビ、スイカズラ、などの樹木も。(シホ)

普段食べられるキノコが里山にたくさん生えていることに驚いてしまいました。(Sue)
岩とかに張り付いていたり、湿ったところにキノコが生きていました。(シホ)

寒空の下、そこまで期待せずにふと入った里山。そこはまるで別世界だった。荒れてはいるが、整備されたあとがあり、どことなく親切な遊歩道を進んでいくと、一歩一歩違った自然の顔をみることができた。
人工的な生活に慣れた自分自身が、自然のサイクルの一部に立っていることを実感した。静かで澄んだ空気の中で、環境に適応した昆虫や、植物たちが生きていた。
異空間であり、ものすごくリアルな現実でもあり、こんな体験が大学のすぐ裏でできるとは思わなかった。少し普段の生活時計を止めて、こんな空間に出会えたことや、導いてくれた岸さんとの出会いに感謝した一日だった。(Sue)

時間がゆっくり流れているように感じました。生命が誕生し、生活し、死を迎え、土に戻っていく様子が垣間見れました。
鳥の声が聞こえ、土の香りがして、自然に癒されているような気持ちになりましたぁ。虫を部屋でみたら大騒ぎしてしまうのに、この日みた蝶やカメムシをとても可愛らしく思えました。(シホ)


青々とした葉。高さのさまざまな木々。栄養沢山の腐葉土。
隠れる虫。ここはいっぱいの生き物であふれていました。(撮影はSue)
森の中で体験したこと、考えたこと。
草を食べたり、においをかいだり、触ったり…五感を使って自然と接しました。比較的里山や森とは近いつもりでいましたが、無知だったことに反省しました。(Sue)

「自然と仲良く、相談しながら生きていこう。人間が生きていかれる自然を永く続けましょう。」と岸さんはおっしゃっていました。
また「難しいことも多いけど、自然と離れてきた自分を自然に近づけてみよう」と、無理矢理できないことをしようとするのではなく、まず歩み寄ることから始まるんだ、ということを教えてもらいました。
森を歩いただけですが、森にいる植物、生物を可愛く感じ、森にある枝でリースを作れば100円さえもかからないことも知りました。自然は人間にもたらすものが多いです。
それを殺してしまったら、私たちの生活も終わってしまいます。(シホ)

ナビゲータの岸しげみさんから学んだこと。一番印象的だったのは、土が積もるまでに何百年と時間がかかる、ということ。
私たちはそれを簡単に壊すことができる、という事実と重ね合わせながら、探索をすることができました。
この自然が成り立っている偶然を考えてみれば、守っていくのは必然。こういうことに気づいていけることがこれからの幸せなのではないか、と考えされられました。(Sue)

文教大学遊歩道をぬけて腰掛神社周辺・里山公園へ

「文教大学遊歩道」をぬけでると、県立里山公園にでます。県立里山公園から腰掛神社にかけては車の往来も少なく周囲は樹木も豊富でゆったりした時間が流れる散策の道が開けていました。コーヒーとケーキのおいしい画廊喫茶もありました。(このコースの撮影はシホ)


森の小径を通って腰掛神社付近へ


画廊喫茶「木の実」オーナーご夫妻


里山公園にある植生の豊富な谷戸(やと)の姿


豊かな里山が大学のすぐ北側にひろがっている



文教自然観察 〜After Talk〜
Talk: シホ&Sue



岸しげみさん(撮影はシホ)
Sue:じゃ、今回の取材で一番心に残ってるのはなに??

シホ: 一番・・・岸さんの言葉でね、自然と仲良く、相談しながら生きていきましょう。
(環境に関して)難しいこともあるけど、まずは自然と離れた自分を自然に近づけてみよう、ということから初めてみましょう、って言ってて、すごく素直に受け入れられた。
勉強ではなく、身をもって感じながら学ぶことが人には一番心に残ることなのかと思ったよ。Sueは??

Sue: 言葉もいろいろあったけど・・・歩いていく中でこんなに見えてない世界があったんだな、と思って。
茅ヶ崎の半分の自然が文教エリアに詰まっているわけでしょ!!ぜんぜん知らなかったし^^; 私も岸さんの人柄から岸さん自然ワールドに引き込まれていったって感じだった!
やっぱり自然との出会いがあるかないか。岸さんはたくさんの自然に出会わせてくれたね^^

シホ: 確かにそれには驚いた!!文教は貴重だったんだよね!

Sue: そうそう、そんなこと思ったことなかったからびっくりしたよ^^

シホ: ナビゲーターってただ案内するだけでなくて、魅力を伝えて、自然ワールドに引き込んでく技術が必要なのかもね(笑)。

Sue: うんうん!!技術というよりハート!?同じカメムシでも愛着を持てるかどうかは、どんな視点や心持ちで接するかでずいぶん変わると思った。

シホ: そのことばがぴったり!!そう、ハート!!技術ってより、それですね。わたし岸さんに紹介されたから、ハート型をつけたカメムシを可愛く思えた!自分の生活や好きなモノが自然の中にもあることを教えてもらえて、「あ、自然って怖いものだらけじゃない」って思えたから興味を持てた。


(向かって左から)シホ、岸しげみさん、Sue
Sue: それって国際交流とかと一緒かも。

シホ: 確かに、国際交流とかと同じかもしれない。

Sue: そだね〜〜〜^^だから岸さんみたいな構え方でいたいなって思えたんだろうね。

シホ: 国際交流と自然交流の類似点(笑)。

Sue: 交流と言えば、画廊喫茶「木の実」の話しておこう♪

シホ: あの場所に喫茶店があるって、いいと思ったよ。近所の人もきてるみたいだし、歩いてたら見つけた、っていう偶然に見つける人が多そうだよね。

Sue: そう。うちの学校の周りって本当にお店がなくて、なんなんだろ〜って思ってたけど、「里山の奥にたたずむカフェ」なんて他にはないもんね!!あったかいかんじがした^^

シホ: うんうん!!!あったかかったね。すっごく流行らせるのもおしいけど、穴場的な存在にしたいなぁって、思ったなぁ。ご主人や奥様の雰囲気も良かったよね??

Sue: 本当に!!湘南キャンパスの学生には是非行ってみてほしいね^^里山公園の施設もきれいだったし♪そういうものを見つけに歩いてみるなんて素敵だね^^

シホ: うん。校内に留まらずに、学校がある地域にも興味を持てたら、きっとまた楽しみが増えると思う!カフェもその一つだよね。今度は歩いてたら何がみつかるのかなぁ。。。

Sue: ワクワクするね^^

シホ: うん、すっごくわくわくする!!!!!季節を楽しめるよね♪

Sue: だね!!そして・・・癒されます^^

シホ: はい、間違いない!!(笑)。

Sue: よし!みんなもさっそくいってみよ〜〜〜〜!!!


■ウェブ記者特別インタビュー

wm(ウェブマスター) ウェブ記者の体験から得られたものはありましたか?

Sue 文教大学の魅力をよりいっぱい見つけることができました。
普段個人的にお話を聞くことはできない学部長や、人事の方々、岸さんなど、これからの人生において、より深い価値観を持つきっかけをいただけたと思っています。
シホ 話しを聴く力と観察力。
話の内容を理解しながら、話している人の表情やしぐさ、何を伝えようとしているのかを耳と目と、感受性を働かせるようになりました。そして、授業を取材した際は改めて「学生」として学ぶことの面白さを感じました。学生の真剣なまなざしを見て、熱い気持ちになりました。ありがとうございました!

wm 卒業後の進路と抱負を聞かせてください

Sue (株式会社ベンチャー・リンクという)フランチャイズの推進を主においた、経営コンサルタント会社に務めます。
経営やビジネスマンとしての見識をしっかりと身につけ、将来的には発展途上国との(援助ではなく)対等な関係づくりに関与できればと考えています。これからもたくさんの人に出会い、たくさんのことを経験し、考えながら日々勉強の人生を歩む予定です。
シホ 4月から『日立建機株式会社』に入社することになっています。
海外に強い会社なので私も海外へ飛び出します!常に学ぶ気持ちと、行動力、そして感受性を持って仕事をして行きたいです。

wm 最後に後輩のみなさんに残す言葉をお願いします

Sue ウェブ記者の活動を通して、文教大学、湘南キャンパス、それから国際学部の魅力を再認識しました。
実は私は入学当初この大学をなめてました。でも4年を通して、ここまで学ぶ環境、体験できることの多さ、生徒の自主性の尊重が成されているところは他にないのでは?と思うほど、この大学が好きになっていました。自分から動くことで、体験できることは沢山あるし、できないことなんて何もない。大学生という青春を謳歌してください。
シホ 「やりたい!」と思えることが見つかったら、トライしてみてください。自分のやる気を信じて、悩みながらも1歩ずつ前進したら、きっと今の悩みはすっきりして、次の新たな目標が見えてきます。
みなさんは失敗って、本当に失敗だと思いますか?私はいっぱい「失敗」をしてきました。その時は泣いて、悩んで、自分を責めたりもしました。(今でもそうですが!)でも、その失敗があるから、私は逞しくもなりました。転んでも、また起き上がればいいんです。迷ったら誰かに相談したり、肩を借りてみる勇気も必要です。文教には手を貸してくれたり、たくさんの道を教えてくださる先生方がいます。
私は今「社会人」になることが少し不安です。でも、大学でイロイロ経験をし、たくさん転んできたから、それを思い出して自分の歩んできた時間に少し自信を もって前進してみます。大学生、今は実感がないかもしれませんが、とってもとーっても短く貴重な限られたものです。有効に使ってください!!使用方法はあなた次第!!
最後に・・・里山公園から少し歩いたところに「木の実」という喫茶店があります。卒業する前にぜひ足を運んでみてください。優しいオーナーのご夫婦がいらっしゃいます。ケーキもコーヒーもおいしいです♪

wm Sueとシホには最後の最後まで(!)無理なお願いばかりでした。いつもいい結果をだしてくれました。ほんとうにありがとう。卒業おめでとう!Bon voyage !
(2008年3月)
【ウェブ特番第2部】文教大学の自然、その価値と課題(こちらをクリック)