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第28回 マレーシアの教科書展


開催にあたって

マレーシア(Malaysia)は、1957年に英領マラヤから独立し、人口約3,318万、ブミプトラ(Bumiputera:土地の子)と呼ばれるイスラームを信奉するマレー系(約65%)、仏教・道教・キリスト教徒などを主とする華人系(約26%)、ヒンドゥー、イスラーム、キリスト教徒などを主とするインド系(約7%)等、50以上の民族から構成される「複合国家」です。学校制度は、6歳で入学する小学校が6年-前期(下級)中等学校(中学校段階)3年-後期(上級)中等学校(高校段階)2年-「フォーム6(Form6:大学進学希望者の予備課程)」2年-大学3~6年(学部により異なる)、というシステムを採っており、このような教育システムは、かつての宗主国であったイギリスの教育制度の影響を受けています。
1970年代に開始された『ブミプトラ(土地の子)政策』によって、マレー人や先住民族の社会的環境の改善や、民族間の経済格差の是正を図る一方、教育分野においても、マレー語を中心とした国民統合のための施策が導入されました。例えば、小学校段階では、主要な三大民族の言語であるマレー語、中国語、タミル語の各民族別教授言語による学校が併置されていますが、中学校以降はすべて、マレー語を国民共通の「国語」と位置づけた “マレーシア語(Bahasa Malaysia)”によって教授がなされており、中等学校以降の入学・修了資格試験や公的資格試験も、主にマレーシア語によって実施されます。
日本との経済協力や国際交流関係に目を向けると、マハティール・ビン・モハマド元首相によって1982年から開始された『ルック・イースト政策』により、日本人の労働倫理や勤労意欲、道徳などを日本から学ぶことで、マレーシアの経済・社会発展が目指され、現在まで2万6,000人を超えるマレーシア人留学生や研修生が来日しています。こうした影響もあって、1600社を超える日系企業が進出し、日本からのセカンドライフやロングステイによる移住希望者数でも14年連続1位(いずれも2021年末現在)を獲得するなど、日本とマレーシアは非常に緊密な関係にあります。
このように、マレー系、華人系、インド系の主要民族の他、数多くの民族が並存している複合社会であるマレーシアは、独立以来、各民族が互いの差異や多様性を意識し、尊重しつつ、同じマレーシア国民として共生していく意識が求められる社会であるといえます。
独立から65年、アジア経済危機やリーマンショック、コロナ禍等を乗り越えて、一層の社会的開発や経済的成長を志向するマレーシアですが、イスラーム、中国、インド、そして数々の少数民族という、言語、宗教観、そして衣・食・住などの習慣も全く異なる文明に由来した各民族が共存しつつ、ひとつの「国民国家」としてさらなる発展を続けていくために、今後、どのように舵取りを行っていこうとしているのか、マレーシアの社会・文化の概説や教育の様子を教科書や各資料を通して感じ取っていただきたいと思います。

今回の教科書展の解説は、本学教育学部・当研究所所長 手嶋將博先生です。
文教大学教育研究所(2022年11月)

 

1 マレーシアの教育制度

*マレーシアは、1957年に英国植民地からイギリス連邦の一員「マラヤ連邦」として独立し、1963年に、マレー半島にある各州(独立当時はシンガポールも州のひとつでしたが、1965年に分離・独立)と、ボルネオ島北部のサバ・サラワクの2州を含めた13州からなる現在の国名「マレーシア」となった、多民族・多文化・多言語の複合国家です。総人口約3,318万人(2022年3月現在)、ブミプトラ(Bumiputera:土地の子)と呼ばれるマレー系及び先住民(65%)、華人系(25%)、インド系(7%)その他(2%)といった民族比から構成されています【図1参照】。なお、1961年の教育法以降、初等・中等教育段階において特殊教育(Special Education)の各学校も設置されています。

*2015年までは、義務教育制度は公立小学校6年間のみの適用でしたが、2015年度から5年間の中等学校(中学校3年+高校2年/FormⅠ~V、日本の中学1年~高校2年にあたる)までが追加で義務化され、また、この義務教育段階の11年間は、公立校で授業料無償となっています。そのため、小学校の就学率はほぼ100%です。

*公立の中等教育学校以上の学校段階では、全てマレー語を教授用語とした授業となるため、中国語・タミル語が教授用語の小学校を卒業した児童のうち、マレー語の理解度が不十分であると判断された子どもたちは、公立の中等学校に併設されている1年間の「マレー語移行学級(Remove Class)」に入ってマレー語の補習を受けた後に、中学校1年(FormⅠ)に入学します【図2参照】。

*公立の中等学校の中には、マレーシア全国から入学希望者が集まるという、全寮制のエリート学校「レジデンシャル・スクール」も存在します。また、下級中等学校(日本の中学校段階FormⅠ~Ⅲ)まで修了した後は、FormⅣ・Ⅴ(日本の高校段階)を普通科(文科/理科)に進む生徒や、職業科、・工業科の上級中等学校に進学する生徒に分かれます。

*大学(学部によって3~6年制)への進学を希望する生徒は、その後、2年間の大学予備課程「FormⅥ」(日本の高3+大学1年段階)に進み、このFormⅥの課程を修了することで、大学入学資格を得られます。その他、FormⅤ修了後、教員養成カレッジ(3年制)等の単科大学や、工学系のポリテクニクスなどに進学し、早くから職業技術を身につけることを目指す生徒もいます。

*マレーシアには、公立の初等・中等学校の他に、私立のインターナショナル・スクール(英語)や、中国語(華語)を教授言語とする6年制の私立中等学校「華文独立中学」、また、「ポンドック」と呼ばれる「イスラーム宗教学校」等も存在します。

*「1996年教育法」によって就学前教育段階である幼稚園が、正式に国民教育制度に加えられました。2003年以降「就学前教育指導要領(ガイドライン)」が導入され、現在は、公立の幼稚園も無償化されています。

 

2 教員養成制度の概略

*上級中等学校卒業後の3年制(+教育実習半年)の教員養成カレッジ、およびマラヤ大学等、大学の教育学部(3年制)によって教員養成が行われています。従って、マレーシアの教職志望者は、最も早ければ17歳でカレッジに入学し、20歳で実習生として現場に行くことになります。

*従来、教員養成カレッジ卒業者は小学校/下級中等学校教員、大学教育学部等の卒業者は上級中等学校および大学予備課程の教員になる者が多いとされてきましたが、2000年代以降、幼少期における基礎教育の見直しから、大学卒で小学校教員となる者も増加傾向にあります。

*また、1996年から幼稚園が国民教育制度に正式に組み込まれたことから、マラヤ大学教育学部にも2000年度より幼稚園教員養成課程が新設されるなど、高学歴の教員=上位段階の学校種の教員という原則は徐々に崩れつつあります。この流れに伴い、幼稚園等の無資格教員の再教育や、ICT教育、市民性教育、グローバリゼーションを見据えた英語教育や理数科教育等、現代社会の新しい流れに対応するための現職教育も積極的に行われています。

*特に、2003年度からグローバリゼーションへの対応の一環として、小学校1年および中学1年の理科と算数(数学)が英語媒体で教育されることになり、英語で授業ができる教員の優遇、理数科担当者をはじめとする教員の英語力に関する再教育等の施策が進められました。しかし、この施策は、英語が苦手ゆえに、数学や理科までが苦手になる児童・生徒が出るなど、学力格差の拡大に繋がる恐れがあるという批判が出て、2012~2014年の3年間、理数科目の授業を、初等教育学校では各民族言語へ、中等学校以上ではマレー語による授業へと、それぞれ、各学校段階の1年次と4年次から順次繰り上がる形で、元に戻していく措置が行われました。

*それに代わって、児童・生徒の英語力の向上のために、以下のような教育施策が進められています。
①14,000人の教員を英語教員として新たに雇用し、その内、外国から1,000人を雇用、退職した教員600人を再雇用、➁国民小学校(マレー語が教授言語)の1年次から3年次を対象に、英語科目の授業時間を90分増やして週330分(11コマ)、4年次から6年次は週300分(10コマ)に増加、③国民型小学校(華語/タミル語が教授言語)の1年次から3年次対象に、英語科目の授業時間を60分増やして週120分に、4年次から6年次は30分増やして週120分に増加、④中等学校1年~5年次(FormⅠ~Ⅴ)は、英語科目の授業時間を80分増やして週280分に増加、⑤FormⅥ(大学予備課程)の英語科目は週400分に増加、⑥英文法に力を入れる、等。

 

3 カリキュラムにおける多文化理解教育に関する扱い

(1)シラバス・指導要項等における記述
*マレーシアは多文化・多民族・多言語状況の「複合社会(Plural Society)」であり、普段から自分たち以外の民族や文化と接触する機会が多いため、さまざまな文化への理解・寛容・尊重、および、国のより一層の発展を目指して各民族の融和・協力の必要性を強調しています。また、国教は「イスラーム」と憲法で規定されていますが、各民族の習慣や宗教の自由は認められており、民族別の年中行事や文化的慣習も盛んで、自文化や異文化を理解し尊重する教育環境が日常的に存在しているといえます。

*小学校段階では教授言語としてマレー語、中国語、タミル語を用いる各学校がそれぞれ存在していますが、これは、幼少時に各民族の言語や文化的素養等を身につけさせる意味からも重要な配慮といえます。しかし、公立学校では、中学校入学以降、全てが「国語」であるマレー語による授業となるため、マレー語で授業を受ける力が不十分とされた生徒は、マレー語の補習を行うための「移行学級(Remove Class)」に、1年間通級する必要があります。

(2)教科書
*マレーシアは、その「複合国家」という性質から、例えば小学校段階の「地域科」(Kajan Tempatan/Local Study/「地域研究」とも訳され、日本でいう「社会科」にあたる)や「公民と市民性の教育」(Pendidikan Sivik dan Kewarganegaraan)等では、国内の文化遺産や民族、宗教、習慣の尊重、各民族の協力について学ぶ単元があり、国民統合政策の一環として行われています。また、各教科の教科書を見ても、マレーシアに住む各民族の人物を万遍無く登場させるといった配慮も見られます。

(3)教材
*地域にある文化遺産(様々な歴史的・民俗的文化)を教材としたり、各民族の文化(祭祀・衣装・音楽・舞踏等)を知るためのVTR、CD、テープ、あるいは衣装等を利用したりもしています。教育省(Ministry of Education)が製作・配布した教材の他、市販の教材や教師自身が教材を作る場合もあります。国内に多様な文化が存在するため、「自文化・異文化理解」を通した、多文化理解のための教材が主流といえます。

(4)実践例
*各民族の文化的特徴、特に衣・住・祭祀・芸能について発表会などで紹介するといった異文化理解的な教育実践があります。しかし、食文化等については、民族によって、宗教上の理由で禁忌とされている食材もあり、取り入れることは難しい部分があります。

*日本・韓国などアジアの先進国の教育・経営等のシステムを学ぶ目的で1982年より始まった「ルック・イースト(東方)政策」により、マレーシアからは留学生・研修生を多数日本に派遣している一方で、企業、学生など在マレーシアの日本人も多く、人的交流も盛んなため、マレーシアの日本人学校と現地の初等・中等学校との交流や、中学や高校の修学旅行として、お互いの国を訪問したり、近年では、オンラインによる日本とマレーシアの学校間での国際交流の授業等も行われたりしています。

◎幼稚園(多民族混合タイプ)の日本舞踊発表会の記念写真

◎各民族の幼児が一緒に行うマレー・ダンス練習

(写真:マレーシア 私立スマート・リーダー・キッズ(Smart Reader Kids; SRK)カジャン(Kajang)幼稚園の2002-2003年度実践より:いずれも学芸会で発表されたもの)

 

4 英語・外国語教育(アラビア語・日本語など)

*英語に関しては、第二主要言語(公用語)としての位置づけであり、日常生活のあらゆる場面で高い頻度で使用されます。学校教育では小学校から高校まで必修科目として教えられています。「聞く」「話す」中心の学習に始まり、次第に「読む」「書く」能力をふまえた4技能を伸ばして、英語でコミュニケーションを図ることができることを目指したカリキュラムなっています。レベル的には小学校修了段階で日本の中学3年程度までの単語・文法は全て学習します。

*様々な民族の子どもたちがいる関係から、彼らの日常生活や文化的習慣を含めて英語で理解し、表現できる能力を育てようとしています。

*英語教育のレベルは、小学校段階でほぼ日本の中学3年間の学習内容が終了し、6年生ではかなりの長文を読みこなすようになりますので、日本と比べてかなりペースが早くレベルは高いといえます。低学年まではオーラルコミュニケーション中心ですが、4年生あたりから次第に文法事項や長文読解、英作文に重点が置かれていきます。6年生では語尾に-enを付けて動詞化したり、-ionを付けて名詞化したりするなど、派生語の学習によって語彙をより増やす内容の学習も見られます。

*このように非常に重要されている英語ですが、実際マレーシアを訪れてみると、多くの民族や外国人が混在している都市部では、大部分の人が英語を理解でき、会話などによる意思の疎通も可能です。しかし、地方に行くと、その大部分はマレー系住によるコミュニティの中で生活しているため、英語を話す機会はずっと少なくなります。したがって、同じマレーシア国内でも、地方ではあまり英語が通じないことも多く、子どもたちも、都市部の子どもと比べて英語が苦手という割合が大きくなるなど、地域によって格差が見られます。

*小学校の基礎を踏まえて、中等学校ではさらに英語力を伸ばすため、ICTを利用して幅広い知識を身につけ、英語で理解し表現するなどの学習が進められています。

*グローバル化、科学化への対応として、高等教育機関でも1994年以降理系学部を中心に英語での教授が認められるなど英語使用への規制緩和が進み、現在、多くの私立大学を中心に、授業の大半を英語で行っているところが増加しています。

*さらに、2003年1月より小学校と中学校1年次から漸次、理数科目を英語によって教えるようになった以降(※この施策は2012~2014年に段階的に全学年で廃止)、私立学校を中心に、幼稚園段階から英語教育は盛んで、教授言語を全て英語としている園や、英語・マレー語・華語などによってクラス分けをしている園、さらには、マレー語、中国語、英語、あるいはマレー語、アラビア語、英語等の二言語ないし三言語を同時に学習する園や小学校も多く見られます。

*第二・第三言語学習は、マレー系の児童・生徒はイスラームの聖典であるコーラン(クルアーン)を読めるようにするため、小学校の第1学年からアラビア語を学びます(実際には幼稚園や保育所の段階から学んでいるところも多い)。アラビア語は基本28個の「独立形」と呼ばれる文字の読み方・書き方を覚え、次に、単語の中のどの位置その文字が来るかで、「語頭形」、「語中形」、「語尾形」の三つの形に変化します(単語の最初の文字は語頭形、途中は全て語中形、最後の文字は語尾形)。書き方は、横書きで、単語も文章も「右から左」に向かってつなげて書き、読むときも同様に「右から左」に読みますので、疑問文の場合は、文末(文章の左端)に、左右反転の疑問符「?」→「؟」が付きます。

*中国系・インド系の児童は、それぞれの民族語(華語/タミル語)を教授用語とする小学校に通った場合、第1学年から国語としてのマレー語の他、公用語・外国語として英語を学び、中等学校入学以降、教授用語が全ての科目でマレー語になると、必修科目のマレー語・英語に加え、選択科目として、以下の8言語(中国語、タミル語、アラビア語、イバン語、カザダン語、フランス語、ドイツ語、日本語)から1つ、ないし複数科目を選んで学ぶ生徒もいます。このうち、日本語の科目は公立の中等教育機関では約130校、大学などの高等教育機関では16校(2016年度)で開設されており、選択者は約4万人弱(2018年度)で、前年度比18%増、世界10位の多さです(国際交流基金調べ・2020年)。

 

5 マレー語(国語)

*マレー語(Bahasa Melayu)は、マレーシアの国民全てが学校教育の全段階で学ぶ「国語」として位置づけられ、マレー系、華人系、インド系はじめ、多様な民族と文化を持つ国民によって構成されている複合国家・マレーシアにとって、全国民が共通に意思の疎通をはかるための「国語」であると同時に、マレーシアの国民としてのアイデンティティを高め、国民が統合・団結し、共生していくための大事な「柱」の役割を果たしています。

*マレーシアの教育制度図でも紹介したように、小学校段階においてはマレー語、中国語、タミル語の各民族別教授言語による学校が併置されていますが、中学校以降はすべて、「国語」であるマレー語によって教授がなされ、中等学校以降の入学・修了資格試験やあらゆる公的資格試験も、マレー語によって実施されています。

*そのため、中国語やタミル語の学校に在籍していた児童が公立の中等学校に進学する場合には、授業内容を十分に理解するためのマレー語習得を目的として、原則的に1年間の「移行学級」(remove class)を経ることが義務づけられています。

*教科書は小学校低学年では会話文が中心で進められ、中学年以降は物語文やエッセイ、説明文などの読解の内容が次第に増えて、複雑な内容になっていきます。

*近年では、国語の教科内容の中でも、マレーシア国内の多文化・多民族の様子や各民族の文化の特徴を知り、多文化共生社会への意識付けを低学年から行っている。これは、他の社会科系の科目(歴史や地域科)や、道徳教育などにも見られる傾向です。

 

6 簡単なマレー語講座

ポイント1
・名詞同士が並ぶ時は後ろの名詞が形容詞になる。名詞+動詞・形容詞の場合も同様。
Saya 私(名詞)+Buku 本(名詞)
=Buku Saya(私の本)
nasi  米 +goreng 焼く・炒める
=nasi goreng (焼き飯/炒飯)
Orang 人 +Hutan 森
=orang-hutan(森の人/オランウータン)

ポイント2
マレー語の構文は英語とほぼ同じで、
主語+(助動詞+)動詞+目的語・補語~という形をとる。動詞は主語や時制によって変化しない。
例えば、過去形を作りたいときは、動詞の前に「sudah」という過去の助動詞をつければ過去形になる。
現在形:Saya makan  ini.(私はそれを食べる)
過去形:Saya sudah makan ini.(私はそれを食べた)
例:Sudah makan? 〔ご飯食べた?(挨拶の時によく使う)〕

【応用編】 boleh (可能:~できる)
例:Saya boleh cakap bahasa Inggeris.(私は英語を話すことができます)

ポイント3
複数形
名詞には複数形が無く、複数を表したいときはその名詞を2度繰り返す。大きさ、程度を表す一部の形容詞も同じ。
例:
buku 本→ tiga buku-buku  3冊の本
orang 人→ orang-orang 人々
banya 多い→ banyak-banyak より多い (比較級)
また、最初から複数形をとる単語もある
例:kanak-kanak 子ども(小学校低学年以下の児童・幼児)

ポイント4
派生語
マレー語は接頭語+語幹+接尾語の形をとる単語が多く、その形によって品詞が変わる。
例:ajar(「教え」に関する語幹)
ajar+an =ajaran 教え(名詞)
men+ajar =menajar 教える(動詞)
bel+ajar =belajar 勉強する(動詞)
peng+ajar =pengajar 教員(名詞)
pel+ajar =perajar 生徒(名詞)
peng+ajar+an =pengajaran 教育・訓練(名詞)
pel+ajar+an =pelajaran 研究(名詞)
ber+pel+ajar+an= berpelajaran 教育を受けた(形容詞)
など

ポイント5 基本会話
*Selamat petang.(こんにちは)
*Nama saya ~.(私の名前は~です)
*Apa nama anda?(あなたのお名前は何ですか?)
*Saya orang Jepun.(私は日本人です)
*Apa Khabar?(ごきげんいかがですか?)
*Khabar baik, Terima Kasih.(元気です、ありがとう)
*Sama-sama(どういたしまして)
*Selamat belajar.(勉強がんばってね)
*Jumpa lagi.(また会いましょうね)

ポイント6 マレー語・その他の特徴
*他の言語に由来した単語が比較的多い。
*Doktor(ドクトル=博士)、Univasiti(ユニバシティ=大学)、Sains(サインツ=科学)、Teknologi(テクノロジー=技術)など、英語の発音をほぼそのまま用いている単語や、イスラームを国教とする国らしく、「selamat (平和・安心)」や「jalan (道)」など、
アラビア語を語源とする語彙も数多く見られる。
*ちなみに、cawan(チャワン)は、陶器のカップ・杯を指す単語である(茶碗というより湯飲み)。

 

7 数学・理科(自然科学科目)

①数学(Masmatik)
*数学は小学校1年次から始まり、レベルや進度は日本とほぼ同様です。しかし、小学校段階においてはマレー語、中国語、タミル語の各民族別教授言語による学校が併置されている関係から、小学校段階の教科書は各民族語によって書かれています(中学校以降はマレー語)。

*2002年7月、当時のマハティール首相(2003年10月末をもって22年間続いた首相のポストから退任)を中心とする政府与党連合Barisan National(BN:国民戦線)は、「2003年の新学期より、初等学校・中等学校の新1年生から漸次、全ての理数科目について、英語を媒体として教育を行う」と発表し、2003年1月から小学校・中学校の1年生で英語による数学・理科の授業が開始されました。この改革の導入理由として、①マレー系の英語力の低下に対する歯止め、②科学技術分野での国際競争力の強化、③IT等を中心としたグローバル化への対応などが挙げられていました。

*この政策は開始直後から、「英語が苦手な児童・生徒は、(英語媒体で行う)数学と理科まで苦手となりかねない」と批判を受けていました。例えば、この期間、中国語媒体で授業を行う小学校においては、理数科目を英語と中国語の両言語を用いて教えており、週あたりで、数学を中国語で6コマ+英語で4コマの計10コマ、理科を中国語3コマ+英語3コマの計6コマという時間配分で教える「二言語教育」で授業を行うといった事例が見られ、同じ内容の授業を違う言語で2度行わなくてはならず、教員も児童生徒もかなりの負担となっていました(マレーシアの小学校の1コマは30分)。その結果、教育省は2009年に「2012年度の初等学校1年・4年、中等学校1年・4年次から2014年度まで3年間をかけて、順次、数学と理科の授業用語を、小学校では各民族語(マレー語/華語/タミル語)に、中等学校以上はマレー語に戻す」ことを決定し、現在は以前のように各民族語またはマレー語で授業が行われています(私立など一部の学校では英語媒体による授業を実施)。

*今回、解説動画には、3年生(2学期)との英語版とマレー語版の数学教科書の内容を載せています。言語は異なりますが、いずれも、3年生では多角形の名前と対称な図形、マレーシアの地図を用いて「座標」の基礎的な概念、という同じ内容の単元です(所々、ドリアン・マンゴスチン・スターフルーツ・西洋梨といったマレーシアの果物が、案内役のキャラクターとして登場しています)。

*また、6年生の数学では、国際電話や航空機での移動などの身近な事例を元に、地球の経度と時差を計算し、答えを導き出すなどの、日本では中学校の社会科(地理分野)で学ぶ内容が載っています。

➁理科(Sains)
*理科は2002年度までは小学校4年次から開始されていた科目でしたが、数学の教科書の説明でも述べたように、2003年新学期から、初等学校・中等学校新1年生より理数科目を英語によって教育を行う措置が導入・開始されたことに伴い、理科は小学校の1年次から学ぶ科目になりました。こちらも数学と同様、2003年~2014年までは英語と各民族の言語で(例えば中国語3コマ+英語3コマの計6コマなど)授業が行われていましたが、現在は、各民族語またはマレー語で授業が行われています(私立など一部の学校では英語媒体による授業を実施)。

*掲載したのは6年生の「廃棄物の認識」というリサイクル学習の単元です。身の周りにある様々な物質を集めたり、観察したり、それらを分類してリスト化するなどといった学習活動を通して、「物質には自然にある物質(天然資源)と人工の物質があること」「人工の物質は、その元はどんな天然資源であったかということ」「用途に合わせた資源の利用の仕方」などの内容を理解する、「材料の分類・分析」の単元です。

*マレーシアでは90年代から、社会科・理科・保健の合科科目である「環境と人間(Alam dan Manusia)」(1983~1994年)や、その後、再分割した「地域科(Kajan Tempatan)」「理科(Sains)」「健康教育(Pendidikan Kesihatan/初等教育段階では、技術・家庭科の内容も含む)」などで、環境問題に関する学習を行ってきました。

*その他、マレーシアの理科の教科書に見られる特徴として、科学的・客観的な知識・思考を高める一方で、倫理的な側面としてイスラームに代表される「神」や「自然」に対する畏怖や感謝の念といった形而上的な内容を同時に扱っているところが挙げられます。例えば、「動植物の特性」について扱う単元では、人間の果たす役割について「人類には、あらゆる動植物の上に立ってこの世界を管理する特権が与えられている。人類には、神の創ったこの自然や世界、宇宙に対して、与えられる資源を正しく適正に使用し、美しく保ちながら管理していく責任がある」という記述も見られ、「天体と宇宙」の単元では、「神が創られた宇宙の美しさに感謝し、詩(※それぞれの民族による詩の手法で)を作りましょう」などの課題も出題されたりしています。したがって、環境学習でも、森林伐採や大気・海洋汚染、地球温暖化や自然災害、SDGsに示された各到達目標やリサイクル等の実践的な学習活動と共に、自然環境に対する宗教的価値の育成が取り入れられているという特徴が見られます。

 

8 歴史・地理・公民(社会科学科目)

① 歴史(Sejarah)
*「歴史」は2018年までは、中等学校以上から学習する科目でした。かつてのマレーシアの中学校の歴史教科書は、1941年12月8日の「日本軍のコタバル上陸」から始まっていました。このことは、それまでの英国による植民地支配が旧日本軍の侵攻によって崩され、1942~1945年までの3年8か月間日本軍の占領下におかれた後、1945年8月の終戦を期に、再び戻って来た英国の植民地支配下(英領マラヤ)から「マラヤ連邦」の結成を経て、1957年の独立に繋がる流れから、マレーシアという「国家」の歴史は始まった、という認識の表れといえます。

*やがて2019年に、後述する「公民と市民性の教育」が科目としては廃止され、公民分野の「シティズンシップ(市民性)教育」は、授業では「国語」「英語」「イスラーム/道徳」そして「地域科」から歴史分野が独立して導入された「歴史」の中に吸収されることになり、現在では、小学校の4年次から学び始めるようになっています。
小学校で新たに開始された歴史の教科書では、それまでほとんど記述がなかった、先史時代から、古代~中世の旧王国の興亡や、イスラームの伝来、近世の英国植民地化、華人系やインド系の移民の歴史など、第2次隊世界大戦以前の歴史も記述されるようになりました。そして独立以降、多文化・多民族の新しい国家としての政治・経済・文化・教育・社会・国際関係等の歴史を学び、自分の母国であるマレーシアに愛着と誇りを持ち、児童・生徒の国民としての意識を涵養することを目指しています。そのため、6年生の教科書では、「マレーシアと世界」という単元で、ASEANや国連等との国際協力の現状や今後の在り方について学ぶなど、中等学校以降の「政治経済」等の科目の学習に繋がるような単元もあります。

② 地域科(Kajan Tempatan)
「地域科」は直訳すると「地域研究(Kajan=研究、Tempatan=地域)」という意味で、2004年までは日本でいう社会科にあたる地理・歴史・公民的内容を学習する科目でした。その後、2005年から公民分野にあたる「公民と市民性の教育」がシティズンシップ(市民性)教育の内容を引き継ぎ、中等学校以上の科目であった「歴史」も、2010年代に小学校から開始される科目に変更されるなどの紆余曲折を経て、現在は地理分野の学習を主に担っています。なお、「地域科」は日本の「社会科」同様、小学校だけに導入された教科で、中等学校以降は地理・歴史・政治経済・公民などの各教科に分かれて学習が進められます。

*1995年の小学校4年次から開始され、現在では初等教育の4~6年生で教えられています。それまでは1985年から1994年まで「環境と人間(Alam dan Manusia)」という理科・地理・歴史・公民の合科科目(日本では生活科に近いもの)が行われていたのですが、子どもの理科や地理・歴史・公民の学力が低下したとの批判を受け、1995年の4年生から漸次、「環境と人間」は、科目統合以前に独立した教科として存在していた「理科」と、新教科である「地域科」に再分割されました。

*4年生では、家族や学校など自分の身近な社会から始まり、5、6年と学年が進むにつれて、地方や国の特徴や世界との関わりや、地理・歴史・政治・経済などの諸分野の基礎を学びます。また、多民族多文化の複合国家マレーシアらしく、各民族の習俗の特徴や文化・宗教の多様性とその尊重に関する学習や、マレーシアの国民として共生することの大切さなどについても多くの章が割かれています。

③ 公民と市民性の教育(Pendidikan Sivik dan Kewarganegaraan)
*「公民教育」は2005年に、小学校4年次と中学校1年次から導入された科目です。直訳すると「公民および市民権の教育(Pendidikan=教育、Sivik=公民、dan=~と~、Kewarganegaraan=市民性・市民権)」という意味で、「地域科」から引き継いだ公民分野の内容と、社会生活に必要な道徳・倫理的な要素を総合的に学習します。なお、「公民教育」という訳語は、中国語版教科書の教科名呼称です。

*後述の「イスラーム教育(Pendidikan Islam)」と「道徳教育(Pendidikan Moral)」の項でも触れますが、マレーシアの学校では、価値教育としてマレー系の児童・生徒は民族の宗教である「イスラーム教育」を、華人系・インド系などの非マレー系の児童・生徒は「道徳教育」を行っています。しかし2003年、マレーシア教育省において「全ての民族の児童・生徒に共通の価値教育を実施し、国民統合を推進するための新しい教科を導入する」ことが決定し、2005年から「公民教育」として導入されました。

*この教科の内容は「地域科」における公民分野や「道徳教育」の内容を併せ持っており、自分-家族-学校-地域-国家という、同心円的な社会の広がりに合わせて、子どもたちは各コミュニティの一員=市民としての責任や道徳的価値などの「市民性(シティズンシップ)」を学んでいきます。また、これも「地域科」と同様、各民族の習俗の特徴や文化・宗教の多様性の理解と尊重、同じマレーシアの国民として、民族同士助け合い協力して行くこと、そして市民としての権利と果たすべき義務などについて学ぶようになっています。

*同科目開始から8年後の2013年に小学校段階、さらに4年後の2017年に中学校段階における同科目の授業が、順次停止され、2019年から、独立した科目としてではなく、教科横断的な学習スタイルによる「市民教育(Pendidikan Sivik)」として新たに再編されました。具体的には、マレー語 (Bahasa Melayu)、英語、イスラーム教育/道徳教育、歴史の各教科の中に公民的な学習要素を含めたカリキュラムに再編し、生徒集会(perhimpunan/assembly)や課外活動(aktiviti ko-kurikulum/ extracurricular activities)の時間、さらに、学校外の地域社会、民間企業やNPO、および各省庁が関与する校外学習や社会奉仕活動等も活用した、「市民的実践(amalan sivik)」を重視する公民教育へと変更されています。このように、「教室内(dalam bilik darjah)での学習」として、「市民」としてのリテラシーを、先に挙げた5つの各教科の横断的な学習を行う(60分=2コマ)。さらに「教室外(Luar bilik darjah)での学習」(30分=1コマ)として、地域や民間企業などのグループも、学校で学ぶ「市民としての価値観」を促進する、といった、新たな市民性教育の形が始まり、模索されています。

 

9 健康教育・体育・芸術教育・デザインと技術(実技系科目)

① 健康教育(Pendidikan Kesihatan)/体育教育(Pendidikan Jasmani)
*「健康教育」は、2000年代は、「保健体育(Pendidikan Jasmani dan Kesihatan)」、2013年から「体育・スポーツ・健康教育(Pendidikan Jasmani,Olahraga dan Kesehatan)」として学習されていましたが、2019年に「体育・スポーツ」分野と分割され、「保健」・「家庭科」等の分野の学習内容を含んだ科目として新たに開始されました。

*健康な生活公衆衛生や応急処置など「保健」にかかわる内容の他、食品の安全や栄養管理など、「家庭科」の食品関連の学習内容が含まれており、「食品の栄養と安全」や「救急箱の薬や道具の機能」といった単元が見られます。

*また、小学校低学年から、禁止薬物(dadah=麻薬)の恐ろしさを啓発する単元もあります(※マレーシアでは、麻薬を所持していると「極刑」となります)。

*「体育」で取り上げられているスポーツには、サッカーやホッケー、バドミントンなど、マレーシアで人気が高いスポーツの他、バスケットボールやバレーボール、ソフトボール、創作ダンスなども扱われます。また、「セパタクロー(Sepak takraw)」などの伝統的な球技も授業で取り上げられています。

*セパタクローはマレーシアの国技といわれ、竹で編んだボールを足を使ってバレーボールのように相手のコートに打ち込んで得点を競う球技です(チーム戦やダブルス戦、また「蹴鞠」のような5人一組でのリフティング戦など5種目があります)。9世紀ごろから東南アジア各地で伝えられてきた伝統的なスポーツであり、日本でも1989年に日本セパタクロー協会が設立され、大学や社会人、地域クラブなどの各クラブ・サークルによる競技人口は徐々に増えてきている状況です。

➁ 芸術教育(Pendidikan Kesenian)
*2017年に、それまでの「音楽(Muzik)」と「美術(Seni)」を統合し、小学校1年次から導入・開始された科目です。音楽と美術の諸単元が含まれているため、音楽分野と美術分野の内容が交互に出てきますが、実際の小学校の時間割でも、音楽と美術は週に1度、30分×2コマしか割り当てられないため、隔週で交互に授業を行う場合が多かったことから、1科目に統合された経緯があります。

③ デザインと技術(Reka bentuk dan Teknologi)
*2017年から小・中学校に導入された新科目です。前身は「Kemahiran Hidup」(生活技能/ライフスキル)という名称で、日本でいうところの「技術・家庭科」の技術分野にあたり、設計・デザイン・工作などのスキルを身につける科目です。安全管理の単元も含まれています。

 

10 イスラーム教育・道徳教育(価値教育科目)

*マレーシアは複合国家であり、イスラームを信仰するマレー系、仏教や儒教、道教などに価値をおく華人系、ヒンドゥー教やシーク教を信仰するインド系ほか、キリスト教や自然崇拝など、民族によってその倫理観や価値意識の拠り所にも違いがあります。

*こうした社会的状況の中、マレーシアの学校では、価値意識に関する教育としてマレー系の児童・生徒には「イスラーム教育(Pendidikan Islam)」を、華人系・インド系などの非マレー系の児童・生徒には同じ時間に「道徳教育(Pendidikan Moral)」を行っています。

*「イスラーム教育」では、非マレー系の児童・生徒に対する「道徳教育」と同じような道徳的価値の内容も扱っていますが、基本的には「良いムスリム(イスラーム教徒)」になるための基本的な教義や礼拝の仕方、クルアーン(コーラン)の解釈や朗誦などの宗教教育です。

*マレーシアでは憲法で信教の自由は保障されていますが、イスラームは国教として規定されるなど、特別な地位を与えられています。道徳的な内容は、シラバスの中にある徳目について事例を読みながら学んでいきます。

*前に述べた「アラビア語」は、マレー系の児童・生徒にとっては、クルアーン(コーラン)を読めるようになるための基礎知識となり、非常に重要な意味を持ちます。

*非マレー系の華人は華語、インド人はタミル語といった各民族の言語を別途学ぶため、マレーシアの子どもたちは、幼いころからマレー語と英語に加え、アラビア語あるいは各民族言語といった三言語を同時期に学び、話すという多言語環境の中で成長して行くのです。

 

11 交通安全教育・情報通信技術・Get Smart Plus(近年の新科目)

*2019年に導入された新科目として「交通安全教育」(Pendidikan Keselamatan Jaran Raya)と「情報通信技術」(Teknologi Makulmat dan Komunikasi),「Get Smart Plus」があります。

*「交通安全教育」は、文字通り交通安全に関する学び(公衆道徳の内容も含む)をする科目で、小学校1年次から6年次まで導入されました。マレーシアは都市部以外では、鉄道や地下鉄、モノレール等の公共交通機関が整っていない地域が多く、日本以上の車社会でもあります(しかも、車やバイクのマナーが良いとは言えない)。したがって、幼いうちから交通法規や公衆道徳を守る意識を身につけさせることが目的です。

*「情報通信技術」は、インターネット社会に生きる子どもたちに、コンピューターや通信機器の取り扱い、AIやプログラミングの理解、情報モラルなどのスキルを向上させることがねらいの科目です。

*「Get Smart Plus」は、直訳すると「もっと賢くなろう」のような意味で、英語で書かれた内容を読みながら、内容の正しい読み取りや、この後の話を考えるなど、様々な知識を結び付け、総合的に探究し判断することで、問題解決に導く「総合知」を身につけ、向上させることを目指した科目と考えられます。

*いずれの科目も、グローバル化や情報化、探究型の学力の涵養、社会生活における安全教育などといった現代社会に対応できる、いわば日本の「生きる力」の育成を目的として導入された科目であるといえるでしょう。

 
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第28回世界の教科書展「マレーシアの教科書」開催にあたって

目次
1 マレーシアの教育制度
  (マレーシア公教育制度図)
2 教員養成制度の概略
3 カリキュラムにおける多文化理解教育に関する扱い
4 英語・外国語教育(アラビア語・日本語など)
5 マレー語(国語)
6 簡単なマレー語講座
7 数学・理科(自然科学科目)
8 歴史・地理・公民(社会科学科目)
9 健康教育・体育・芸術教育・デザインと技術(実技系科目)
10 イスラーム教育・道徳教育(価値教育科目)
11 交通安全教育・情報通信技術・Get Smart Plus(近年の新科目)

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