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2016.02.22
教育・研究

【湘南校舎】情報学部 広内哲夫教授と学生が企業とコラボ制作した3Dコンテンツを埼玉県川島町の「遠山記念館」に寄贈しました

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情報学部の広内哲夫教授が、情報学部4年の古石拓也さんと㈱ビジュアルコミュニケーションズ(小山一彦代表取締役)と共同で3Dコンテンツ『3D遠山記念館―江戸から昭和までの日本人形展―』と『和風建築の粋 遠山邸』を制作しました。

同コンテンツは、広内教授によって開発された3D写真をズーム表示するビューア・ソフトSPV(特許取得)を用い、映し出される3Dコンテンツは写真でありながら拡大縮小の動きを伴って再生されます。約10か月かけて行われ、同館の所有する「日本人形」と登録有形文化財の「遠山邸」が3Dコンテンツ化され、閲覧者は人形の顔などの細部まで、ズームによる動きのある鮮明な3D映像として鑑賞することが出来るようになりました。なお、同コンテンツは従来のものとは異なり、3Dビデオ撮影による映像を部分的に取り入れ、3Dの魅力を高めています。

古石拓也さんは、3Dコンテンツをビデオ映像化し、ブルーレイ・ディスクで配布可能にする技術を構築しました。今回の制作を終えて、古石さんは「企業の方と一緒にコンテンツを制作できる機会は中々ないので、今回共同できちんと納品できるものを作り上げることができ、とても良い経験になりました」と語ってくれました。

贈呈式は2月16日(火)に遠山記念館で行われ、その後一般公開される予定です。

① 『3D遠山記念館 ―江戸から昭和までの人形展―』 上映時間15分

         制作:文教大学情報学部広内研究室+ビジュアルコミュニケーションズ

         コンテンツ企画:広内哲夫

         技術統括:古石拓也

         内容:日本人形+5月人形飾りのズームする3D映像

② 『和風建築の粋 遠山邸』 上映時間23分

         制作:ビジュアルコミュニケーションズ+文教大学情報学部広内研究室

         コンテンツ企画:小山一彦

         技術統括:古石拓也

         内容:東棟、中棟、西棟のズームする3D映像

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