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2017.01.20
教育・研究

【越谷校舎】 人間科学部 森ゼミの学生が草加市と「福祉SOSゲーム」を作製しました

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人間科学部 森恭子ゼミナールの学生が埼玉県草加市と「福祉SOSゲーム」を作製しました。「福祉SOSゲーム」は、福祉問題に対してどう対応するかをゲーム感覚で鍛えることができる模擬体験型の教材です。さまざまな福祉問題が書かれたカードを、グループのメンバーで話し合いながら地域の社会資源が描かれた平面図に、相談先として適切と判断した場所に配置していきます。さまざまな福祉問題にふれてお互いに考えたり、社会資源を学んだり、あるいは自分の地域に不足している社会資源について気づいたりすることができます。模擬体験型の教材は全国でも珍しく、県内では初となります。

森ゼミナールは平成21年度から草加市役所主催の「地域福祉講座」で講演をしており、平成27年秋から当時3年生だった学生と草加市役所の職員が「地域福祉講座」で住民参加型の楽しい取組みができないかと模索した結果、「福祉SOSゲーム」の作製を決めました。静岡県が作製した模擬体験型教材である「HUGゲーム(避難所運営ゲーム)」に着想を得ながら、学生は草加市協力のもと、市内の福祉施設や市役所の生活困窮者自立支援窓口等で実際に聞き込み調査を行い、たくさんの福祉問題の事例を集めて構想を練ってきました。平成28年度からは新3年生が引き継ぎ、改良を加えて、平成29年1月26日に行われる「地域福祉講座」で初めてお披露目となります。

草加市公式ホームページ
平成28年度地域福祉講座
http://www.city.soka.saitama.jp/cont/s1501/a06/PAGE000000000000049348.html


本件についての記事が埼玉新聞と東武新聞に掲載されました。
■1月15日 埼玉新聞 『草加市と文教大が模擬体験教材 福祉"SOS"ゲーム作製』
■1月20日 東武新聞 『市と文教大学の協働 福祉SOSゲームを作製=草加』

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