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2017.12.06
教育・研究

【越谷校舎】デンマークの大学研究者一行が教育学部の石井勉研究室を訪問しました

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11月21日(火)デンマークの大学研究者一行7名が日本における教員養成を視察するため、教育学部学校教育課程数学専修の石井勉研究室を訪問しました。

まず、14時より教育学部数学準備室にて石井准教授及び4年生のボランティア4名と懇談をしました。
懇談のあとは、石井准教授の授業である3限の数学概説(学生100名程度)、4限の数学研究(学生12名程度)に参加しました。
数学概説の授業では、前半は講義を聴講し、後半には7グループに分かれてキャンパスツアーを行いながらデンマークの小学校における算数の教材に関して聞き取りをグループごとに行い、数学研究の授業では、数学教育学者であるSkempの論文をもとに数学教育における理解の二面性に関して学生とともに議論しました。
授業後は、4年生のボランティア4名とともに上野に移動して、デンマーク政府による食事会にともに参加し、互いの見聞を深めました。

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ボランティアで参加した学生の感想

阿部るりかさん:
日本の授業の中で用いられる答えが多様な問題は、海外では実践されていないと聞きました。海外では研究の範囲でしか扱われない問題が、日本では授業で使われているという日本の先進性に驚きました。

熊井梢さん:
デンマークの教育と日本の教育との違いを学ぶことができました。デンマークの先生方とお話しする中で、チャレンジすることの大切さを感じたので、これから「チャレンジ」し続ける教師を目指していきたいです。

高坂和哉さん:
私たちが当然と思っていることでも、デンマークでは当然ではないということを知り、より広い視野から物事を見ることの大切さを知りました。

冨田暁仁さん:
私たちが大学で学んでいることとデンマークで研究されていることで共通している部分も多いと知り、私たちは世界の教育の最先端を学んでいるのだと実感しました。

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なお、訪問者は以下の7名です。

Rasmussen教授 コペンハーゲン大学(数学教育学)
Astergaari教授 メトロポル大学(数学教育学)
Skott教授 キャピトル大学(数学教育学)
Maller教授 キャピトル大学(語学)
Nielsen―Elkjar教授 メトロポル大学(教育心理学)
Vive教授 メトロポル大学(理科教育学)
Barn先生 コペンハーゲン大学大学院博士課程(数学教育学)

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