全国において消防団員の高齢化や担い手が不足するなか、2005年に消防庁はその対策として、「機能別団員」制度をつくり、家庭や仕事の都合ですべての消防団活動に参加できなくても、大規模災害時や広報活動などという機能別に分けることで、学生や女性が参加しやすくしました。
越谷市においても、平成30年4月1日より越谷市消防団に大学等の学生が大規模災害時に特定の活動を行う「学生機能別団員」を新たに設置し、更なる充実強化を図ることになりました。
このほど、文教大学から13名の学生が入団し、5月20日(日)には「越谷市消防団学生機能別団員発足式」が開催されました。
(全体で17名が入団。うち文教大13名、埼玉県立大3名、専門学校1名)
合わせて、越谷市消防団協力事業所表示制度実施要綱に基づき、本学に対して「消防団協力事業所」の表示証が交付されました。
学生機能別団員および発足式の概要は以下の通りです。
1.学生機能別団員の概要
(1) 定員 30名
(2) 入団要件 越谷市内の大学等に在籍する学生、または越谷市外の大学等に在籍し越谷市に在住する学生
(3) 活動内容
〔大規模災害時〕指定緊急避難所等における避難所運営の補助など
〔平常時〕火災予防のPR活動、消防団の訓練や防災訓練などへの参加
2.発足式
(1) 開催日 平成30年5月20日(日)
(2) 時 間 午前10時00分~11時00分
(3) 場 所 越谷市消防本庁舎 4階 多目的ホール
(4) 内 容 辞令交付、入団者宣誓、団長訓示、
大学への消防団協力事業所表示証の交付 など
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