書籍概要

本誌「REBT研究」は、日本人生哲学感情心理学会(J-REBT)が編集する学術雑誌である。これはその第2巻第1号である。所載論文は、以下の4編である。
1「人生哲学感情心理療法研修のアウトカム評価」菅沼憲治(聖徳大学)
2「クラスルームでの論理的介入の有効性の検証報告」渡邉登志子(アライアント国際大学)
3「考え込み型反応スタイルと認知的統制およびイラショナル・ビリーフの関連」荒井城太郎(竹田綜合病院)
4「サークルに所属する大学男子バレーボール選手に対するラショナルコーチングの試み」木内敬太(フィールファインクリニック、東北大学大学院医学系研究科)

著者紹介

日本人生哲学感情心理学会はアルバート・エリス博士の本意を正しく正確に後世に伝えるためREBTの哲学・理論・技法を歪めることなく日本社会に根付かせる研究、及び研修や啓発活動をしている学会である。

目次

巻頭言
菅沼 憲治(学会会長、アルバートエリス研究所認定スーパーヴァイザー)
研究論文
人生哲学感情心理療法研修のアウトカム評価:研修期間の長短に関する検討
菅沼 憲治(聖徳大学)
クラスルームでの論理的介入の有効性の検証報告
渡邉 登志子(アライアント国際大学)
考え込み型反応スタイルと認知的統制およびイラショナル・ビリーフの関連
荒井 城太郎(竹田綜合病院)
サークルに所属する大学生男子バレーボール選手に対するラショナルコーチング
木内 敬太(フィールファインクリニック、東北大学大学院医学系研究科)
研究ノート
Albert Ellis(著)Rational Emotive Behavior Therapyを読む
井上 博文(龍谷大学)
実践・研究動向
「一般意味論派認知療法(LTE)の実践:ガブリエルの事例」論文の意義
吉田 悟(REBT研究編集担当理事、文教大学人間科学部教授)
一般意味論派認知療法(LTE)の実践:ガブリエルの事例
イサベル・カーロ(バレンシア大学)、吉田 悟(訳)
学会憲章
学会認定資格