喫茶店の定義

<定義>

広辞苑第5版によると喫茶店は、「コーヒー・紅茶などの飲物、菓子、果物や軽食を客に供する飲食店」とある。 私は、簡単に言えば「お茶をする・一休みする場所」と捉えている。1人でも複数でも居られる、 目的も様々で多面性を持っている。そして、おちつける …しかし、一言で括りきれない奥深さがあり、それをこの先まとめていきたいと思っている。

<同義語>

経験から言うと、広告や看板、ドアなどに以下のような言葉が記されている場合は喫茶店と考えて良いだろう。
例)喫茶、カフェ、コーヒー、茶・ティー
なので、インターネットカフェや漫画喫茶、ドトールコーヒー(ちなみに看板に”GORMET COFFEE SHOP”の記載あり)などのチェーン店も「喫茶店」としている。 参考までに、日本でよく使われている外来語の意味を下に記しておく(コンサイス和英辞典・広辞苑第5版より)。

  • ・ Tearoom :喫茶店(室)
  • ・ Coffee shop :(米)喫茶軽食堂
  • ・ Coffee house :(英)喫茶店
  • ・ Cafe :(仏)〃
  • ・ パーラー :@手軽な飲食をする店
           A談話室、休憩室、応接間
  • ・ ミルクホール:牛乳やパンを売った、簡易な飲食店
  •  

     以上のように呼称は多彩であるが、混乱を防ぐためにも全て「喫茶店」という言葉で統一したいと思う。「カフェ」と「喫茶店」を同じとすること、喫茶店に漫画喫茶やチェーン店を含むことなどについては賛否両論あるだろうが、ご了承頂きたい(喫茶店の形態の、歴史的変遷や比較についてもいずれ研究を進めていきたい)。なお、ファミリーレストランやファーストフード店は喫茶店と区別している。

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