□ 動機 □

 

 

街を歩いていると、私たちは必ず制服を着た人を見かけます。

家を出ると、まずゴミ収集をしている人の制服が目にうつりました。

しばらく歩いて、駅前のコンビニに入ると、店員さんがエプロンを付けています。

学校へ行こうと電車の改札を通るとき、駅員さんは茶色の制服を着ていました。

このように意識的に見るようにすると、かなりたくさんの制服を見かけることでしょう。

もしこれらの人が制服を着ていなかったら・・・と考えると、とても不自然だし、

私たちは安心してそこで用を済ませることができなくなってしまうのではないでしょうか?

例えば駅で、迷った時、駅員さんを探しますが、制服を着ているからすぐ見つけられるし安心してきくことができます。

このように制服には、とても重要な役割を果たしていることが分かります。

このように制服について考えたときに、もっと詳しく知りたいと興味を持ったのが、この研究を始めたきっかけです。

 

どうして制服があるのだろう?

高校時代、よくそう考えたものだ。

ルーズソックスはダメ、スカート丈は膝下3cm・・・。そこまでして着る制服にどんな意味があるんだ?

この研究の始まりは、そんな小さな疑問からだった。

大学生の今では学校制服とは縁はなくなったものの、アルバイトに行けば制服があるし、

社会を見渡せばやっぱり当たり前のように制服がある。

そこで私たちの生活から切っても切り離せない征服の世界を制服を着る側のインタビューも交えて調べてみた。

 

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