<考察>

 

 

 

私たちは制服について色々調べてきた。

その中でまず、モスバーガーの制服の移り変わりを辿ってみて分かったのは、

制服は時代の人々のニーズや価値観など様々なものを映しており、

その時代やその当時のお店に合ったものに作り変えられてきたのだということが分かった。

そして、20年前と比べると機能性、安全性、デザイン性がどんどん良くなっているので、これからどんな制服が出てくるか、とても楽しみである。

きっと20年後には今では想像もつかないような制服が出てくるかもしれない。

次に、コンビニの制服だが、私たちが訪ねたコンビには全てお店の外観と、そのお店のトレードマークと同じ色が制服に使われていることが分かった。

例えばセブンイレブンの制服は赤や緑を基調としたものであり、やはりトレードマークと外観も赤と緑とオレンジである。ローソンやサンクスにも同じことが言える。

これは制服がお店の看板を背負っているようなもので、宣伝効果もあるし、どこでも似たようなコンビニエンスストアで、お客さんに「ここはセブンイレブンなんだ」と実感させる為、という効果もあるだろう。

しのぎを削るコンビに業界、やはり必死?さが伝わってきた気がした。

看板をしょっているという点で共通しているのは、馬車道やハイカラ亭の制服である。

コンビニの制服とは違うのは、宣伝効果を狙っているのではなく、馬車道は内装から照明、制服から髪型まで全て明治ロマンそのもので、明治時代の雰囲気を味わうことができる。

次に調べていくうちに気が付いたのは、同じ制服について制服、コスチューム、ユニホームと色々な呼び方がされていることだ。

私はユニホームというと野球を思い出すけれど、お店の制服をそう呼ぶ人もいる。どの呼称も間違いではないらしく、時代、人、お店、場面によっては変わるのだなと思った。

この調査で、普段では気づかない事まで知ることができた。又、制服について、時代背景から着ることの意味、制服の意味するものの違いなど、様々な視点から見ることができた。

この調査、身近なことを深く考えてみることの面白さを知ったように思います。

 

BACK