研究室がある東京あだちキャンパスの中庭には太くて大きな樹木が4本立っています.キャンパスができる前から,たぶん10年や20年どころでなく,もっと長い間この土地で育ち成長している樹木です.研究室の大きな窓から立派な大木が見え,季節に合わせ葉の色の変化が楽しめ,また乙なものです.
先日,校友を対象としたイベントに合わせて,研究室のOB/OG向けにオープン研究室を開催しました.研究室ができてからもう20数年経ちます.研究室から巣立ったOB/OGも学生時代からずいぶん変わっていてもおかしくない年月です.しかし,久しぶりに会っても「変わってないね」という挨拶がほとんどで,数分話していればもう学生時代と同じです.10年や20年程度では大きな変化を楽しむには短いのかもしれません.ただもちろん,一人一人の小さな変化にはお互い気づいてくるわけで,その変化を発見しながら研究室で(元)学生たちとワイワイと過ごすことは素直に楽しく,贅沢な時間をいただきました.ありがとうございました.
さて,すこし過去に目を向け楽しみを得ましたが,現在進行でも様々な学びを通じての楽しみが根本研究室にはあります.根本研究室での学びは,人類が数千年にわたり積み上げてきた知見を礎にして,その中のほんの一部のオペレーションズ・リサーチと呼ばれる知識を身に着ける学びが多いです.しかし,忘れてはいけないのは,礎に座り知識を得るだけでなく,自分のアイディアを新たに加えることで,人類の知の礎をさらに積み重ねる作業も必要だという点です.大学での学びの特に楽しい部分です.それは小さな変化かもしれませんが,人類にとっては大きな変化につながる積み重ねの一つです.
大学で過ごす者たちの宿命で,研究室のメンバーは毎年変化していきます.春には新しいメンバーに変わります.巣立っていくメンバー,新たに入ってくるメンバー,一人一人に研究室を楽しんでもらいたいです.
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