Network Programming 3
最大フロー問題
始点sから終点tへのフロー(flow)
条件2:流量保存則
- 各点において(流入するフローの和)=(流出するフローの和)
例題5-1 実行可能フロー?
最大フロー問題(定式化)
- ネットワークの流量:始点sから流出するフローの和目的 ネットワークの流量→最大条件 実行可能フロー
最大フロー問題の二大基本解法
- ラベリング法(Ford-Fulkerson)
- 簡単な手順の繰り返し.直感的に妥当性が理解できる.計算時間が多くかかる. 改良:Dinicの解法
ラベリング法(準備) 残余ネットワーク
ラベリング法
- 手順2 増加道がある限り以下を繰り返す.
- 残余グラフで始点sから終点tまでの道を見つける.(その道を増加道と呼ぶ)
- 増加道上の枝容量の最小値分のフローを,増加道に沿って流す.
例題5-2 ラベリング法
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演習5-1 最大フローを求めよ
演習5-2
- 演習5-1のネットワークにおいて,始点sから終点tへもっと多くのものを流すには,どの枝の容量を大きくするのが効果的か考えなさい.
ラベリング法の欠点
例題5-3 流せるか?
例題5-4 Shall we dance?
社交ダンスパーティーに男性・女性5人ずつ集まった.
幹事がアンケートをとったところ,パートナーになってもよいと
お互い思っているペアは以下の組合せであることがわかった.
マッチング問題の解法
- 「フローが流れている元の枝⇔マッチング」 なぜか?
演習5-4 最大マッチングを求めよう
演習5-5 バス会社運行係
また,各ターミナル間の回送に要する時間は右の通りである.