初級システムアドミニストレータ試験勉強会

まえがき

 2003年12月11日、僕がゼミの初級シスアド勉強会の幹事に任命されました。別に志願したわけではなく、先生が「この勉強会の幹事は誰だい?」と仰ったときに反射的に僕が「はい」と返事をしてしまっただけです。最初の仕事(最後の仕事かも‥)は日記をつけて、Web上で公開することでした。内容は、勉強会の内部事情だけでなく、僕自身の勉強方法なども紹介したいと思います(僕は一足早く2003年秋に合格しました)。この作業を始めたのが12月11日なので、それ以前の勉強会のことは僕の記憶を掘り起こして書きます。よって、記憶違いがあるかも知れませんが勘弁して下さい。また、この日記の登場人物の名前は全員の了解を得られたので、実名で書きます(先生は「先生」とします)。始める前に、勉強会で使用しているテキストの紹介をします。
  エクスメディア著:
  初級シスアド試験完全対策(平成16年度春版)
  出版社:エクスメディア
  値段:1380円+税 
です。それでは、始めます

 日付一覧

 12月2日(火) 第1回勉強会     12月4日(木) 第2回勉強会    12月9日(火) 第3回勉強会

 12月11日(木) 第4回勉強会    12月16日(火) 第5回勉強会

 12月17日(水) 第1回模擬試験   1月7日(水) 第2回模擬試験   1月30日(金) 第3回模擬試験

  2月 2日(月) 第4回模擬試験   2月10日(火) 第5回模擬試験  2月12日(木) 第6回模擬試験

  2月13日(金) 第7回模擬試験   2月14日(土) 第8回模擬試験  2月19日(木) 第9回模擬試験

  3月1日(月) 第10回模擬試験   3月3日(水) 第11回模擬試験   3月8日(月) 第12回模擬試験

  3月10日(水) 第1回予想問題取り組み       3月11日(木) 第2回予想問題取り組み 

  3月13日(土) 第3回予想問題取り組み 

  3月29日(月) 第4回予想問題取り組み & 3月30日(火)のわき道日記

  3月31日(水) 第5回予想問題取り組み       4月2日(金) 第6回予想問題取り組み 

  4月5日(月) 第1回直前勉強会   4月8日(木) 第2回直前勉強会

  4月9日(金) 第3回直前勉強会   4月17日(土) 第4回直前勉強会

  4月18日(日) 初級シスアド勉強会の打ち上げ     


  12月2日(火) 第1回勉強会

 第一回の勉強会は3限に行われました。本来、この時間は授業があるのですが、この日は休講でした。範囲は第一章です。主に問題となったのは「論理和・論理積・排他的論理和」でした。ホワイトボードの前には柴田君が立ち、間違った答えを連発。それに痺れを切らした齋藤君が「ちょっと待てよ!」という雰囲気を出しながら突っ込みを入れていました。その後、先生から数学の展開を利用した解法を教えてもらいました。まとめると、
 ・論理演算の解き方
   1 ベン図を利用して、図示して解く
   2 展開して、同じ物を見つけて解く
ということでした。第一回はこんな感じで終わりました。帰りに田中先輩に会い「3限だったの?4限だと思ってたよ」と仰っていました。僕は「卒業研究で忙しいのに参加いてくれるつもりだったんだ、やさしい先輩だな(余裕だな)」と思いました。

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  12月4日(木) 第2回勉強会

 第二回の勉強会は8期生がプレゼミで集まることになっている木曜の4限に行われました。勉強範囲は第二章と第三章前半部分です。主に問題となったのは「インタフェースとプリンタ」でした。
 先生が研究室の色々な所から様々なインタフェースの実物を引っ張り出してきて見せてくれました。僕以外のメンバーは「プリンタを接続するときに使うやつだ」などと言っていたけれど、現時点でパソコンを持っていない僕にはチンプンカンプンでした。それにしても、田中先輩が全部知っていたことは驚きでした。 プリンタでは、レーザープリンタとインクジェットプリンタの各々で印刷されたものを見比べました。そして、田中先輩が情報処理課のバイトの小話として「トナー」について語ってくれました。それにしても、「インタフェース」については、暗記だけで試験を突破してしまった僕には「実物」は馴染みがなく、苦しかった‥‥暗記は意味のないものだと痛感しました。言うまでもありませんが、僕はインタフェースの名前なんて全部忘れていました。

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 12月9日(火)  第3回勉強会

 第三回は生産管理論の休講時間を利用して、火曜の1限に行われました。先生がいなかったのでゼミ室の鍵は僕が開けました。ここで1つ僕の愚痴を紹介させて下さい。僕は1限にゼミがあるので午前9時10分頃にゼミ室の鍵を開けました。その後、まもなくして柴田君と齋藤君が来たのですが、そのときの両名のセリフが「鍵開けるの遅いよー、もう20分以上も待ってたんだよ」だったんですよ!おかしいと思いませんか?9時10分頃に鍵を開けたのに、20分以上待ってたってことは、8時50分以前には大学に来ていたことになるんですよ、図書館の開館だって9時15分なのに‥。でもなぜか僕は遅刻者扱いされました。不思議ミステリーですよ、まったく‥‥。その後ゼミ室の中で判明したのですが、齋藤君は午後8時に寝て、午前0時に起きるのが通常の生活スタイルだそうです。だから大学に早く来ていたのだそうです。僕は「だったら自分でゼミ室の鍵を開けれるように先生にあらかじめ進言しろよ!」と言いたい気持ちをグッとこらえて、「変わってるね、それで授業中眠くならないの?」という当り障りのない返答をしておきました。断っておきますが、僕は決して「遅刻者」ではありません。
 さて、まえおきが長くなってしまいましたが、本日の勉強範囲は第三章後半と第四章前半です。第四章前半の表計算については授業で扱っているためか(H先生だからかも‥)あまり大きな質問もなく、みんなの理解度は高いようでした。第三章後半の「ネットワーク」では、主に用語の質問が多く、柴田君がパソコンを駆使して調べ、それでも理解できない部分は先生と田中先輩への質問としてピックアップしておきました。8期生のみの勉強会でしたが、意外にも(?)真面目に勉強しました。欠席者は1名でした(名前は秘密)。
 更に、小話を一つ紹介します。僕だけは2限に授業があったので、授業を受けに行きました。他のメンバーがゼミ室を利用するとのことでしたので、2限が終わったら僕がゼミ室の鍵を閉めに来ることになっていました。そして、ゼミ室の鍵を閉めにくると、ゼミ室には田中先輩だけがいました。この先は対話形式で進めます。
      僕 「あれ?二年生たちがいませんでしたか?」
  田中先輩 「いたけど、帰ったよ」
      僕 「勉強してませんでしたか?」
  田中先輩 「してたみたいだけど、なんかバラバラで色んなことやってたから、帰らないの?
          ってきいたら、二年生が「鍵の管理してるやつが帰ってくるまで帰れないんで
          すよ」って言うから、僕が管理するから帰っていいよって言ったら皆帰ったよ」
そして、事務棟で鍵の引継ぎを済ました後、
  田中先輩 「そういえば、二年生に“邪魔!”みたいな雰囲気で帰れって言ったような気がする
          なあ、昨日も寝てないから、なんかキツク当たってたかもね‥悪いことしたな」
だそうです。きっと柴田君と齋藤君には僕を遅刻者扱いしたバチが当たり、その他の人たちはそのとばっちりを受けたのだろうと僕は思った(かもしれない‥)。

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12月11日(木)  第4回勉強会

 第四回は8期生プレゼミの時間である木曜の4限に行われました。明日は生産管理論の期末テストだが、そんなことはお構いなしである。勉強範囲は、今日は中間休みで質問の日だったのだが、田中先輩と先生という強力なブレーンがいたので、範囲を変更し、第四章後半となりました。内容は「関係データベース」なのですが、まずは前回でピックアップしておいた質問を先生と田中先輩にぶつけました。その中の1つを紹介します。それは「GBASE(ギガベース)」という通信速度の話なのですが、教科書には10BASEと100BASEしか載っていませんでした。GBASEとは1000BASEのことで通信速度が1000Mbpsなのだそうです。そして、単位を調整すると1GMbpsとなり、「GBASE」となるそうです。ちなみに研究室の先生専用のパソコンは「GBASE」だそうです。この「GBASE」もS.T先輩には当たり前なことでした。あとは小話を一つ紹介しつつ、対話形式で進めます。
     僕 「S.T先輩は何でも知ってますね」
  田中先輩 「パソコンは好きだからね。暇もあるし」
     僕 「まさに知識の泉ですね」
     齋藤 「泉なら俺も少しあるよ」
     僕 「もしかして、あまり誰も足を踏み入れないような泉だったりして‥‥?」
     齋藤 「世間一般にはそうかもね」
     僕 「ということは、綺麗な泉だろうね!」
     齋藤 「いーや、めっちゃ濁ってるよ!」
  僕&齋藤 「あはははは」
僕は「世間一般が足を踏み入れたがらないのに濁っている泉」って一体どんなものなのだろうと思いました。きっとそこには僕の知らない世界が広がっているのだとおもいます(いつか齋藤君の家に押しかけて暴いてやろうっと‥)。そして、実は僕はこのとき重大なミスをしていることにまったく気づいていませんでした。それは明日の生産管理論のテスト勉強に使うレジュメの束をゼミ室に忘れてしまっていたことです。しかし、バイトがあったため、そのことに気づくのは午後9時ということになり、勉強せずにテストを受けることになりました。先生、このときはメールありがとうございました。

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  2月16日(火)  第5回勉強会

 第五回は5限に6期生の卒業研究発表会を控える最中、2限に行われました。勉強範囲は第五章と第六章です。内容的には一般常識(特に第六章)も多く、淡々と勉強会は進みました。そんな中、先生のこんな雑談がありました。「毎年OR系科目のトップはうちのゼミから出るんだけど、今年はいないなあ、トップ10にすら1人も入ってないよ、どうなってんだ?‥‥そういえば伊藤I君はなんとかトップ10に入ってたような気がするなあ」とのことで、生産管理のテストに多少の自信を持っていた僕の心に大ダメージを与えてくれました。
 そして4限の補講のテスト返却のとき、先生は僕にテストを返却しながら「吉田君は点数良かったんだ、忘れてたよ」と言っていました。僕は「2限に俺の心が受けた大ダメージを一体どうしてくれるんだ!」と思った(かもしれません‥)。先生にお願いします、僕のことを忘れないで下さいね。

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 12月17日(水)  第1回模擬試験

 第六期生の卒業研究発表会の打ち上げの次の日に第1回目の模擬テストが行われました。参加者は、伊藤君が「朝起きれたら来るよ」と言っていたのですがどうも、起きれなかったらしく(予想通り)、柴田君と僕の二人でした。僕は基本情報技術者の午前問題を、柴田君は初級シスアドの午前問題を解きました。
 柴田君はテキストを1回通して勉強しただけで80点中47点でした。現時点ではけっこう良い点数だと思います。それに比べて僕は勉強をサボっていたために80点中37点で、先生に「えー、それしか取れないの?」などと言われる始末でした。冬休みにしっかり勉強(Java言語も)して、もう少し良い点を取りたいと思います。
 僕の取り組んだ問題の中で1問だけ「答えはなんとなく分かるんだけど、人に説明することができない問題」がありました。いずれその証明を紹介したいと思っています。ちなみに「はさみうちの定理」を用いての証明はできました。これで2003年の勉強会は終わりです。また、2004年にがんばって書きます。皆さん良いお年を(来年はぜひ合格の年にしましょう)。

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 1月7日(水)  第2回模擬試験

 2004年度、新年1回目となる第二回模擬試験は1月7日の午前9時から行われました(皆さん、明けましておめでとうございます)。大学に着き、自転車置き場から研究室に向かって歩いていると、遠くに伊藤君池田I君が校舎の中から出てくるのが見えました。僕はその光景を見てすぐに「研究室の鍵が開いてなかったんだろうな…」と思いました。そして、伊藤君が僕に気がついたので、どうして校舎の中から出てきたのか尋ねてみると、「先生がまだ来てないから研究室に入れないんだよ、せっかく朝早く来たのにさ…」とのことで、まさに予想通りです。よって、先生が来るまで研究室の前で待っていることになりました。その少し後に、齋藤君と柴田君が来ました。伊藤君は年末に実家に帰ってインフルエンザに罹ったらしく、悲惨な年始年末になったそうです。そんな伊藤君はマスクをして、寒さを堪えながら「9時半まで待って先生が来なかったら解散ね」と言っていました。適当にしゃべっていると、先生が「あれ、10時からじゃなかったっけ?」といいながら来ました。
 研究室の中に入って先生がプリントアウトしてくれたのは、平成13年度秋季試験の午前問題です。僕は基本情報、他の皆は初級シスアドです。少し遅れて到着した佐藤さんを加え、約2時間半取り組み、自己採点をしました。
 結果は、ダントツ最高点の齋藤君69点、二位はあと2点で6割の池田君46点、三位はインフルエンザの伊藤君45点、四位は前回より7点アップの僕44点、五位は前回より8点ダウン柴田君38点、最下位は黙秘しようとして先生に「ダメ!」の一言で片付けられた佐藤さん25点、となりました(80点満点)。
 本当は午後問題も取り組むはずでしたが、今日は学食が営業してなく、昼食をとることが出来ないという理由で、午後問題は各自で取り組むことになりました。
 自己採点の後、先生が唐突に「ピザとビールで新年会でもしようか」と言っていたのですが、バイクで来ている人がいるので中止になりました。バイクで来ている齋藤君は「食うほうなら大歓迎ですよ」と言っていました、流石です(六期生卒業研究打ち上げ参照)。齋藤君と柴田君は昼食を買ってきていたため、大学に残り午後問題に取り組みました。その結果はいずれお伝えしたいと思います。

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 1月30日(金)  第3回模擬試験

 秋セメスター(4セメスター)の期末試験が終わり、息を抜く間を与えることなく1月30日に第三回模擬試験が行われました。加えて説明しておきますが、期末試験期間が終わったのではなく、ゼミ生のテストが全て終わったのです(どうでもいいことですが…)。
 今回は平成十二年度春季試験の問題です(僕は基本情報技術者の平成12年度秋季試験の問題です)。本日は午前問題・午後問題の両方に取り組みます。小話を一つ用意してありますが、その前に模擬試験の結果をお知らせします。
 まずは午前問題の結果です。第一位は、前回より三点ダウンでも依然8割キープの齋藤君66点、第二位は、前回よりも15点アップにも拘らず齋藤君に勝てないことが悲し僕君59点、第三位は、8点ダウンの汚名を返上、前回より15点アップの柴田君53点、第四位は、インフルエンザは治ったけれど点数は3点ダウンの伊藤君42点、第五位は、同点で二人います。一人目は前回より5点ダウンし、このあとの小話のネタとなる池田君41点、二人目は16点アップという今回一番の伸びをみせた佐藤さん41点、となりました(80点満点)。
 次に午後問題の結果です。午後問題は正確な点数配分が分からないので、「全空欄数に対する正答数」という形で順位付けすることにします(これ以降の日記ではこの説明は省略します)。また、先生が「完答できた問い(もしくは1問の中で間違いの空欄が1つ以下の問い)の数」は重要だと仰ったので、そのデータも紹介します。1回の午後問題に問いの数は7問です(これ以降の日記ではこの説明も省略します)。今回の午後問題の全空欄数は89ヶ所です。第一位は、午前に引き続き齋藤君75.3%、第二位は伊藤君47.2%、第三位は柴田君46.1%、第四位は池田君43.8%、となりました。佐藤さんは間違えて平成十二年度秋季試験の午後問題に取り組んでしまったので、その結果を載せます。全空欄数は87ヶ所で、点数は43.7%でした。佐藤さんが取り組む問題を間違えたのは、問題をコピーしたときの僕のミスです、すみません。あとは、僕が全空欄数30ヶ所で、点数は17点です。
 そして、完答できた問い(もしくは1問の中で間違いの空欄が1つ以下の問い)の数は、齋藤君、柴田君、伊藤君、佐藤さんの四人は1問、伊藤君は2問、僕は3問でした。そのうち、結果をまとめて比較できるように表を作って公開したいと思います(いつのことになるか分かりませんが…)。
 それでは小話です。池田君は本人曰く「現代医学では治すことのできない病」に侵されているらしいのです。それは、体内のカリウムが不足すると体が動かなくなるというもので、伊藤君は「お前を運ぶのは大変なんだよ」と言っていました。現在、池田君は月1回病院に通っているらしいです。とりあえず、命にかかわるような病気ではないとのこで一安心です(そうでなければこんな日記で書くことはできません)。僕としては、池田君が「ただ動けなくなるだけなんだよ、いつそうなるかは俺の長年の勘で予想するしかないんだよ」と言っているのを聞いて、「まるでアラレちゃんだな…」と思ってしまいました(すいません)。アラレちゃんもロボビタンDがきれると急に動かなくなり、自分ではいつそうなるかは分からないので…。わずかでも幸いなこととしては、6期生はほとんどが池田君と同じ茅ヶ崎に住んでいるので(6人中5人)、調子が悪くなったら連絡してください、必ず助けにいきます。

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 2月2日(月)  第4回模擬試験

テスト期間が終了し、2日間の休養明けのあと第四回模擬試験が行われました。今回は平成12年度秋季試験の問題です(吉田君は平成14年度春期試験の問題です)。本日も午前問題と午後問題の両方に取り組んだので、その結果を発表します。午前問題の第一位は、前回より2点アップの王者・斉藤君68点、第二位は、前回より2点アップして60点台に到達した吉田君61点、第三位は、前回より二点アップしたけど、以前3位の柴田君55点、第四位は、12点という今回一番の伸びを見せた池田君53点、第五位は、前回より7点アップしたけれど、50点台まであと一歩の伊藤君49点、第六位は、前回と同じ点数の佐藤さん41点、となりました(80点満点)。次は、午後問題です。今回の全空欄数は87ヶ所です。第一位は、午前に続いて王者・斉藤君82.8%、第二位は、Javaの問題は全滅の吉田君67.8%、第三位は、午後のほうが得意なのかもしれない伊藤君61%、第四位は、午前と同じ順位の池田君55.2%、第五位は、午後のほうが苦手なのかもしれない柴田君52.9%となりました。佐藤さんは、前回に間違って平成12年度秋季試験の午後問題(全空欄数89ヶ所)に取り組んだため、順位には含めませんが、とりあえず今回の正答率は50%でした。それにしても、この時期にすでに午前問題、午後問題ともに8割以上の得点をとっている斉藤君はすごいですね。あとはこの調子を本番まで維持できれば合格ですよ、頑張ってください。さて、小話をしましょう。僕と斉藤君で昼ごはんを食べているときのことですが、斉藤君の目指しているものについて聞きました。斉藤君が「パソコン上で絵を描く勉強」をしているのは知っていると思いますが、僕はただの趣味かと思っていました。でも、実はそうではなく、斉藤君は将来「CG等に色を付ける仕事」をしたいのだそうです。ポイントは「絵を描く仕事」ではないことです。この日は雨が降っていたので、僕と斉藤君と柴田君は適当に話しながらバスで帰宅しました。

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 2月10日(火)第5回模擬試験

 他の皆は春休みを満喫し始めているころ、第五回模擬試験が行われました。僕はこの日、茅ヶ崎柔道協会会長さんとの約束のため、午前中だけ(午前問題だけ)で早退しました。でも、結果は後日見たものを踏まえて、午前問題・午後問題の両方をまとめて書きます。
 まずは午前問題の結果です。第一位は、相変わらずの王者・斉藤君65点、第二位は、前回より1点ダウンでもギリギリ60点台キープの吉田君60点、第三位は、前回よりも3点ダウンにもかかわらず以前三位キープの柴田君52点、第四位は、前回より1点アップにより50点台に達した伊藤君50点、第五位は「カリウム不足」を言い訳にした池田君49点、第六位は、何と三回連続同じ点数の佐藤さん41点となりました。
 次は午後問題の結果です(全空欄数は91ヶ所)。第一は、驚異的な記録を出した王者・斉藤君91.2%、第二位は、かなり調子が良かった伊藤君81.3%、第三位は、かなり点数の上がった柴田君68%、第四位は、午前より順位は上がったけれど合格圏外の佐藤さん55%、第五位は、午前に引き続き「カリウム不足」を言い訳にしていた池田君54%となりました。
 結果だけで終わっては味気のない日記になってしまうので、小話を少し紹介することにします。午前問題が終わった後、復習の時間に僕は自分の取り組んでいた基本情報の問題に斉藤君の得意とする「画像のフレーム転送速度の問題」が出ていたので、ここぞとばかりに質問をしてみたら、楽勝に答えてくれちゃいました。先述の通り、僕はこの日は午前問題のみで早退させてもらうことになっていたのですが、少し時間があったため次の模擬試験の問題の準備をしていくことにしました。準備を終えて、先生と
 先生 「もう2時半だよ。急いで帰ったほうがいいんじゃないの?」
 吉田 「そうですね。忘れ物もないみたいなので、帰ります。なんか最近調子悪くて色々忘れ物
      するんですよ…。」
 先生 「財布なら忘れてもいいよ(笑)」
 吉田 「忘れたって、お金なんてろくに入ってませんよ(笑)」
などと、どうでもいい会話をしながら僕は早退しました。そして、家に着いたあと、パーカーのポケットの中を見ると、そこにはなんと先生から借りた「ガチャ玉」がありました。僕は、忘れ物を気にしながら余計なものを持ってきてしまい、本当に調子が悪いんだなと感じました…。先生、すいませんでした。

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 2月12日(木)  第6回模擬試験

 王者・斉藤君が北海道に旅行に行っている間に、第6回勉強会は行われました。本日は平成13年度秋季試験の午前問題のみの取り組みです(僕は平成15年度春季試験)。
 まずは結果をお伝えします。第一位は、王者・斉藤君の不在が悔しい僕66点、第二位は、7割ピッタリの柴田君56点、第三位は、40点台後半から50点台をうろついている池田君52点、第四位は、午後より午前が苦手の伊藤君48点、第五位はもっと頑張らなくちゃいけない佐藤さん35点、となりました。
 問題の取り組みが終わった後は、勉強会を2時間位行いました。その中で、特に印象に残ったのは「シリアルATA」と「ダークファイバー」の2つでした。「シリアルATA」の話の前に、「ATA」とは、IDE(ハードディスクの接続)をANSIが規格化したものです。これの次世代の規格として「シリアルATA(SATA)」というものがあるそうです。大きく変わる点は、「データの転送速度が速くなること」と「PC内のハードディスクを直結することが規則となること(連結はできない)」と「外付けにも使用可能であること」だそうです。
 次は「ダークファイバー」ですが、日本中にはすでに光ファイバーによる通信を実現するための配線は引かれているそうです。その中で、まだ使われていない配線もたくさんあり、この使われていない配線(光の通っていない配線)のこと「ダークファイバー」というそうです。なんかトリビアに出てきそうな知識です。
 先生が「今度、研究室で組み立てるパソコンではSATAを使って、ハードディスクを付けるつもりだよ」と言っていたので、ぜひ見学させてもらいたいと思います。

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 2月13日(金)  第7回模擬試験

 王者・斉藤君が北海道で楽しんでいる間に、第7回模擬試験は行われました。本日は平成13年度秋季試験の午後問題(全空欄数74ヶ所)にのみ取り組みました。僕は平成15年度春季試験の午後問題(全空欄数35箇所)です。
 結果は、第一位は、自分でもこの結果に驚いていた池田君79.7%、第二位は、池田君にいつも罵声を浴びせる伊藤君77%、第三位は二人いて、前回と同じ順位の柴田君と午後問題のほうが得意の佐藤さん62.1%、第五位は、この摸擬試験が始まってから初めての最下位となった僕54.3%、となりました。この日は特に書くようなことはなかったように記憶しているのですが、帰りに伊藤君が「また明日ね」と言っていました…。

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 2月14日(土)  第8回模擬試験

 僕はこの日、朝から体調が悪く、近々簿記の試験も控えていたので、シスアド勉強会を休みました。ベッドに横になりながら「そういえば、昨日の帰りに伊藤君がまた明日ねって言ってたな‥まあ、しょうがないか、風邪なんだし‥」などと、どうでもいいことを考えていました。体調の悪いときというのは余計なこと考えてしまうものです。
 とりあえず、後日に教えてもらった模擬試験の結果をお知らせいたします。休みは、僕(風邪)、斎藤君(北海道旅行)の二人です。取り組んだ問題は平成14年度春季試験です。午前問題の第一位は二人いて、S君、Y君のいない間に不合格点の中でどんぐりの背比べを繰り広げる伊藤君と柴田君52点、第三位は、相変わらず50点台後半への壁を破れずにいる池田君45点、第四位は、そろそろ50点台に行きたい佐藤さん40点、となりました。
 次は午後問題の結果なのですが、僕が休んでいたために、全空欄数が不明なのです。「それくらい控えて置けよ」と言いたくなるのですが、やめておきます(やめても言っているようなものですが)。この日記を書いているときでは、残念ながらどうしようもないので、とりあえず、正答数による順位付けのみ掲載します。第一位は、午前問題とは違い、柴田君に差をつけた伊藤君60、第二位は二人いて、午前問題より点数を上げてきた池田君と午前問題と同じ点数の柴田君52、午前に引き続き最下位の佐藤さん45、となりました。
 そして、完答できた問い(もしくは1問の中で間違いの空欄が1つ以下の問い)の数は、伊藤君が3問、池田君が2問、柴田君と佐藤さんは1問となりました。この数日後、田中先輩の模擬試験参加の意思表示があり、今後の模擬試験はますますの盛り上がりを見せそうです。

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 2月19日(木)  第9回模擬試験

 2月の下旬から急に暖かくなり、自転車に乗るのにも手袋がいらなくなった中、第九回勉強会は行われました。今日は先生がいなく、伊藤君と池田君は休みなので、僕と斎藤君、佐藤さん、柴田君の4人での取り組みです。この日は午前問題のみの取り組みの予定だったのですが、20日は佐藤さんの都合が悪いとのことで、急遽変更となり午前問題・午後問題の両方に取り組むことになりました。問題は平成14年度秋季試験の問題です(僕は平成15年度秋季試験の問題です)。
 まず、午前問題の結果です。第一位は、ついに下克上達成の僕66点、第二位は、北海道から戻ったばかりで2時間睡眠が不調の原因かもしれない斎藤君65点、第三位は、やっと勉強の成果が出た(あとの小話のネタです)柴田君62点、第四位は、相変わらずの佐藤さん41点(頑張って下さい!)、となりました。
 次は午後問題の結果です。第一位は、総合力ではトップの王者・斎藤君78.9%、第二位は、この前の最下位という汚名返上の僕70%、第三位は、午前よりも午後が得意の佐藤さん60%、第四位は、午前の結果に比べて不甲斐ない結果に終わった柴田君55.7%、となりました。そして、完答できた問い(もしくは1問の中で間違いの空欄が1つ以下の問い)の数は、斎藤君が3問、柴田君と僕は1問、佐藤さんは0問となりました。
 では小話です。斎藤君の話では、柴田君は、この日記の最初で紹介した教科書以外に2冊の本を使って一生懸命勉強しているようなのです(そういえば、僕も春休みになってから大学で、何度かシスアドの勉強をしている柴田君に会いました)。その結果が出て、柴田君は今回の午前問題の好成績を収めたのですが、以下、午前問題の解答が終わったときの会話です。
 斎藤 「あれだけ勉強して点取れなかったらやばいよ!」
 吉田 「ひどいなぁ、誉めてやれって」
 柴田 「最近、俺に特に冷たいんだよ」
 斎藤 「だって当たり前のことだろ」
 吉田 「じゃ、この話は今日の小話として、日記に書いとくよ」
 佐藤 「こんな日記なら載りたくないな‥」
なるべく佐藤さんのことは書かないようにします。それにしても、なかなか激しいゼミです。斎藤君は柴田君に、伊藤君は池田君に日常的に罵声を浴びせています。いつか爆発して「ゼミ内紛争」が起きないことを、心より願って今日の日記を終わります。

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 3月1日(月)  第10回模擬試験

 月初めなのに空は雲に覆われ小雨が降る生憎な天気の中、第十回模擬試験は行われました。小雨の中、自転車で大学にたどり着き、研究室に行くと池田君しかいませんでした。池田君は「伊藤は体調が悪いので休みますってメールがありました。ホントはどうか分からないけど…」と言っていて、さらに佐藤さんはオーストラリア旅行に行っているので、これですでに2人の休みは決定しました。僕は、少し待てば斉藤君と柴田君は来るんじゃないかと思っていました。
 本日は先生が研究室でPCを組み立てるとのことで、僕と池田君は午前中はそれを見学することになりました。場所の確保のため、机を動かしていると、柴田君が研究室に来て「斉藤は実家に帰ったよ」と言い、本日の3人目の休みは決定しました。僕は、この前の勉強会のときに斉藤君が「3月の前半の勉強会サボるかもしれねぇ」とぼやいていたのをふと思い出していました…。
 柴田君はPCの組み立ては経験済みであるので、午前中から予想問題に取り組むことになりました(今回は柴田君が独自に入手した問題なので結果は掲載しません)。そして、先生による「実演!PC作成演習講義」が始まりました。
 1. PCの箱を取り出して、マザーボードをすぐに取り付けられるように準備する
 2. マザーボードを机の上に置き、CPUを取り付ける
 3. 試しにPCの箱の中にマザーボードを置いてみて、ネジ受けの場所を確認する
 4. ネジ受けを付けて、マザーボード置き、ミリネジかインチネジかに注意して絞める
 5. グラフィックボードを取り付ける
 6. 電源からの配線を各所に付ける
 7. ここで一度PCとモニターをつなげて、稼動チェックを行う
 8. 正常に動けば、次にHD(ハードディスク)を取り付ける
 9. FDD(フロッピーディスクドライブ)、DVDマルチドライブなどを取り付ける
 10.OSのインストールを行う
大まかな概略と言うか、目次はこんなところです。次は各項目に対して先生が話してくれたポイントを書きます。
 1.では、PC本体の箱を買うときのポイントです。それは、「放熱ファン」です。この「放熱ファン」は大きいものほど音が静かになり(回転数か少なくて済むため)、小さいもの音が静かになります(回転数が多くなるため)。箱を買うときには、あまりケチらずに良い放熱ファンが付いているものを選ぶのがポイントだそうです。なぜかというと、もちろん良い放熱ファンが付いていれば箱の値段は高くなるのですが、箱を買うときに節約する(ケチる)と放熱ファンも性能の悪いものになり、その結果CPUに取り付ける放熱ファンを性能の良いもの(高いもの)にしなければならなくなる可能性が出てくるのです。そうなってしまう可能性があるのなら、長期間使用できる「箱」に多少お金をかけようというわけです。
 2.では、マザーボードを箱に取り付けずにCPUを先に取り付けることがポイントです。マザーボードを箱に取り付けてからCPUの取り付け作業を行うとマザーボードを破損させてしまう可能性が高くなるそうです。
 4.では、ネジは外側(コネクタのある部分の逆側)から順に締めていくこと、ネジのかみ合わせの部分に丸座金の紙バージョンを挟めないこと(パソコン本体がアースなので)の二つがポイントになります。
 6.は、マザーボードについてくる取り扱い説明書を見ながら行うしかないようです(どんなに熟練してもこれは無理だそうです)。
 8.では、ネジの種類に注意することがポイントになります。間違って無理に締めるとHDを壊してしまうそうです。そして、ついに登場「SATA(シリアルATA)」です(2月12日の日記で紹介)。従来の接続の規格である「ATA」と比べると配線の細さはまるで「ガムテープとセロハンテープ」です。見た目にもカッコいいし(普段は見えないけどね)、PC内の配線の締める空間が狭くなるため放熱も良くなります。この日記を読んでいる人は、今度は自分のPCでSATAを実装してみてはいかがでしょうか?僕は(たぶん)実装します。 「実演!PC作成演習講義」はこのような具合で終わりました。
 ここからは小話です。先生がある失敗をしたときに「日記に書かれちゃうな(笑)」と言っていたので書きます。今回先生が購入してきたPCの箱はネジを使わずにFDDとDVDマルチを付けることの出来るタイプだったのですが、先生は「あれ?付かないな?どうなってんだ?」などと言いながら箱の内側から付けようと努力していました。僕は、それを見ながら素人なりに心の中で「俺がこの箱を作るんなら、箱の外から付けられるようにするな」と考えていました(本当です)。先生が頑張り始めてからしばらくたって(その間、僕と池田君は「赤い突撃」と言うものを先生が出してきた道具の中から見つけて、くだらないことを話していました)、「もしかして、これって(箱の)外から付けるんじゃないかな?…おお!付いた付いたなんだ簡単じゃん!」と言いながら、楽しそうに取り付けていました。ここからは対話形式で書きます。括弧内は僕の心の声です。
 僕 「先生、こっちから見てると外から付くように見えますよ」(さっきからそう思ってたんだよ)
 先生「なんだ、そう思ってたんなら早く言ってよ」
 僕 「素人には無理ですよ」(説明書には書いてあるだろうし、俺は悪くないよ)
 先生「そういえば、この前堀田研のPC作ったときにこれと同じで、気に入ったから今回は
     このタイプにしたんだった」
 僕 「先生、それは覚えてないと不味いんじゃないですか?」(やばい!口が滑った…)
 僕&池田 「あはははは…」(笑ってごまかしとこうっと…)
 さて、次は小話その2です。午後からは、池田君は平成14年度秋季試験の午前問題に取り組み、柴田君は相変わらず自分で仕入れて来た問題に取り組み、僕は皆の合格のためにこれからのシスアドゼミで使う資料を用意することになりました(幹事として)。コピーをしていると先生が研究室の前から「ちょっとおいで」と呼んでいるので、コピーを中断して研究室に行ってみると、先生の研究室の窓の外がなぜか真っ白になっていて、「なんだこれ!?」と思っていると(本当に何が起こってるのか分かりませんでした)、先生が「下から水が出てるんだよ」と教えてくれました。どうやら水道管が破裂してしまったようです。まさにテレビでたまに見る水道管破裂の映像そのままでした。「大学内で水道管破裂」という貴重な体験をしました。池田君は図書館で勉強していたので、この貴重な体験を見逃してしまい、心底悔しがっていました。きっと僕がこのタイミングを逃さなかったのは、もう関係のないシスアドの問題(すでに合格していますので)を「善意」でコピーしていたご褒美なのだろうと思いました。

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 3月3日(水)  第11回模擬試験

 世間ではひな祭りであり、僕の身近では牛角がオープンする中、第十一回模擬試験は行われました。斉藤君は帰省中であり、伊藤君はインフルエンザ、佐藤さんはオーストラリアに旅行中、池田君は理由は分かりませんがとりあえず休み、ということで僕と柴田君の二人しかいませんでした。とりあえず、柴田君は平成15年秋季試験のシスアドの問題に取り組み、僕は過去問題はすでに終わっていたので、自分で苦手分野(擬似言語プログラム)の勉強をすることになりました。
 結果を書いておくと(柴田君のみ)、午前問題は58点、午後問題は50%(全空欄数91ヶ所)となりました。この平成15年度秋季試験は僕が合格したときの問題ですので、そのときの結果を書いておくと、午前問題が65点で、午後問題が82.5%という結果でした。柴田君、まだまだこれからが勝負ですので、あきらめずに頑張ってください。
 午後の勉強が始まり、田中先輩が顔を出し、2時過ぎに先生は用事のため帰宅しました。僕は、シスアドに受かり、現在、基本情報の勉強をしているのですが、自分のパソコンを持ったのも20年以上生きてからだったので、どこを使ってインターネットに接続すればいいのか、田中先輩に相談にのってもらいました。ゼミ生(池田君)にも相談したのですが、「電気屋行って、インターネットくださいって言えば大丈夫だよ(笑)」としか言ってくれなかったので、真面目にアドバイスしてくださった田中先輩には感謝しています(おかげで決まりました)。田中先輩と話していると、就職後も湘南台に住むことが分かり、ゼミ内行事のスポンサーが増えることが分かりました、バンザイ!

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 3月8日(月)  第12回模擬試験

 柴田君が大学のバイトのため、本日の模擬試験を休みました。これで皆勤賞がいなくなりました、残念です。本日も新しい問題には取り組まず、欠席などによってやり残していた過去問に取り組みました。皆の取り組んだ問題がバラバラなので、結果については触れませんが、いずれまとめて表でも作ります(以前にも同じことを書きましたが、いつになることやら…)。
 僕が少し遅れて(15分程度)研究室に行くと、佐藤さんが今日は問題に取り組まずに勉強するとのこと…僕はもう取り組む問題がないので、どうしようかと考えていると先生が「資格試験対策雑誌の苦手部分をコピーして、オリジナルのテキストを作って勉強するのは賢いよね」と仰ったので、情報処理課(大学の一部)に先生と一緒に行って雑誌を借りてきました。この雑誌を見て、僕の午前中は終わりました。午後からは、午前中にピックアップしておいた苦手部分のコピーをしました。
 今日は教授会があったらしく、コピーしながら廊下をぞろぞろと教授が歩いている様子を見ていると、我らのゼミの先生が歩いているのを見つけました。上手く書けないのですが「馴染んでない」というか、「らしくない」というか…なんとも言えない感じでしたね、きっと、若いからだと思うのですが…。ちなみに、佐藤さんも賛同していました。

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 3月10日(水)  第一回予想問題取り組み

 本日から研究室にあった予想問題集に皆で取り組むことになりました(3月1日に僕がコピーしたもの)。相変わらず実家でくつろいでいる王者・斉藤君は休みですが、その他の皆はしっかり勉強しました。本日は予想問題第1回の午前問題のみの取り組みです。それでは結果です。第一位は伊藤君48点、第二位は池田君46点、第三位は柴田君44点、第四位は佐藤さん41点、となりました(80点満点)。いつもなら、順位を書きながら名前の前に一言書くのですが、今回は僕の方から書くことはありません…とにかく勉強してください!ちなみに、僕は前回の勉強会でコピーしていた雑誌の中に付録で付いていた予想問題に取り組んだのですが、結果は56問中44点でした。では、先生が遅れてきて、ホワイトボードの皆の点数を見たときの小話を対話形式でどうぞ。
 先生 「うわ〜やばいな、これは。予想問題は本番より難しく作ってるけど、この点数はまずいよ」
  僕 「本番まで1ヶ月あるから、頑張ってよ、柴田君」
 先生 「そうだね、他の大学生はこれから勉強を始める頃だから、まだ間に合うよ」
もしこのとき先生が言っていたことを真に受けると、ゼミ生たちが勉強に取り組んできたこの3ヶ月は何だったのでしょう…?

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 3月11日(木)  第二回予想問題取り組み

 斉藤君に引き続き、池田君も実家に帰ってしまい、出席者は僕と柴田君と伊藤君、佐藤さんの四人でした。本日の取り組みは予想問題第1回の午後問題です。
 とりあえず結果です。第一位は、午前のほうが午後より得意だと自分で言いながらも、以前合格水準には達しない伊藤君66%、第二位は、午後問題ではなかなか勉強の成果が出ない柴田君63.8%、第三位は、他の二人より一歩後退の佐藤さん55.3%、となりました。
 完答できた問い(もしくは1問の中で間違いの空欄が1つ以下の問い)の数は、伊藤君が2問で、佐藤さんと柴田君は0問でした。
 僕は前回に引き続き雑誌の付録の予想問題(午後問題)に取り組みました。全問題数が3問しかなく、過去問の改題だったこともあり、全問正解しました。
 久しぶりに、本日の小話は勉強のことです。一つ目は、僕が研究室で見たマザーボードにはグラフィックカードを取り付ける規格のAGPが一つと、PCIという規格が四つ付いていたのですが、このPCIには次世代の規格としてPCI-Xというものがあるそうです。もちろん、大きな違いはデータの転送速度です。
 二つ目は、ハブとルータについてです。ハブにはグローバルIPアドレスとプライベートIPアドレスを変換する機能はありませんが、ルータにはあります。つまり、世界で唯一のグローバルIPアドレスをもとに、一台のPCがインターネットに接続されるので、複数のPCを1つのグローバルIPアドレスでインターネットに接続するにはルータが必要になるのです。特にブロードバンドに使われるルータをブロードバンドルータ(BBルータ)と呼ばれるそうです。そして、現在MACアドレス(64ビット)は周辺機器全てに1つずつ割り当てられているのですが、このMACアドレスとIPアドレスは別の規格であり、それぞれ別々に使われていて非効率なので、次世代の規格としてIPv6(128ビット)を使用して、この二つを統一していこうとする動きがあるそうです。ちなみに、今の(グローバル)IPアドレスはIPv4(32ビット)という規格です。

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 3月13日(土)  第三回予想問題取り組み

 今朝、起きると「ポタッ」と鼻水が落ち、頭は痛いし、熱っぽくて勉強会に行く気がしなかったのですが、今日は決まっている日程では最後の勉強会なので、「行かなきゃまずいな」と思い、息切れしながら自転車で大学に行きました。すると、
 先生 「めずらしいね、送れてくるなんて」
  僕 「なんか、体調悪いんですよ」
 先生 「風邪かい?」
  僕 「たぶん…」
 先生 「ちゃんと食べてるのかい?」
  僕 「胸を張ってYesとはいえませんね」
道場(柔道の)でも「ちゃんと食べてるのかい?」とよく聞かれるので、やっぱり大学生の1人暮らしはそういうイメージなんだなと思いました、僕の知っている限りでは外れていないことが少し悲しいですが…。
 勉強会の出席者は、前回と同じく僕と柴田君と伊藤君、佐藤さんの4人です。取り組んだ問題は予想問題の第二回目です。
 結果は、第一位は、前回より8点アップの柴田君52点、第二位は、上がらないよりは上がったほうがいい1点アップの伊藤君49点、第三位は、難しく作られている予想問題なのに過去問のときとあまり点数の変わらない佐藤さん45点、となりました。僕は問題には取り組まずに、苦手分野の勉強をしました。午前問題の取り組みが終わったあと、佐藤さんの質問で流れ図の勉強をしました。
 そして、午後の部が始まると、先生は帰宅しました。そのあと、午後問題への取り組みが始まるのかと思ったら、午前に引き続き流れ図の問題についての議論になり、それが3時頃まで続いてしまい、もう午後問題どころではなくなってしまいました。
 先生の提案で3月29日に次の勉強会を行い、それまでは各自で勉強ということになっていたので、その旨を皆にメールしたり、同じゼミの○○君のホームページをみたり、雑誌を見たりして、研究室を私物化していました。先生、心からスイマセン。佐藤さんと柴田君は、今日取り組むはずだった午後問題については責任を持って自宅で取り組むそうなので、もし約束を破ったら煮るなり焼くなり単位を出さないなり、先生の好きにしてください。特に印象深かった言葉は帰り際に佐藤さんが言った「いつもより帰る時間が遅いね」という言葉でした。そう言われて時計を見るとなんと5時半でした…何やってんだかホント(どうしようもない生徒でスイマセン)。

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 3月29日(月)第四回予想問題取り組み & 3月30日のわき道日記

 桜が咲き、季節は春を向かえる中、4回目の予想問題取り組みが行われました。僕はこの日、大学のバイト(大学生に配る資料の袋詰め)をすることになっていて、勉強会には参加することができませんでした。バイトは九時半から始まるので、少し早めに大学に行くと、早く来すぎて先生が来るのを待っている斉藤君に会いました。実家から帰ってきた王者・齋藤君と話していると、柴田君が登場しました。そして柴田君が、「今度から自転車通学にするよ」と急に言い出しました。そのわけは、太ったからだそうですが、体重が70kgに達したそうです。僕と齋藤君は、これから夏になって暑くなるし、きっと実行されることはないだろうと予想しました。どうでもいいことですが、実行できなかったら「有言不実行男」のラベルをはります。
 さて、本日取り組んだのは、予想問題の第三回目です。
 では、とりあえず結果発表です。予想問題に取り組んだのは、齋藤君、柴田君、佐藤さんの三人です。 まずは午前問題からです。第一位は、一ヶ月の休養にもかかわらずぶっちぎりの王者・齋藤君64点、第二位は、体重は減ってもいいけど点数は減らしたくない柴田君54点、第三位は、予想問題になってから徐々に点数を上げてきている佐藤さん50点、となりました。
 続いて午後問題の結果です(全空欄数は95ヶ所)。なんと第一位が二人います。齋藤君と柴田君で、得点率は68.4%、第三位は、半歩後退の佐藤さん66.3%、なりました。午後問題は乱戦状態でしたが、今日の結果では全員不合格です。「問題読み間違えた」と言っていた齋藤君、本番では絶対にしないようにしてください。
 それでは、少し小話をします。バイトの昼休みに研究室に午前問題の結果を見に行ったときのことです。齋藤君が柴田君の買った参考書を手に取りながら、
 齋藤 「俺もなんか本買おうかな」
  僕 「皆で買った本で十分だって言ってなかった?」
 齋藤「けっこう載ってないことが多いんだよ…(柴田くんに向かって)こんないい本持ってるんだ
     からもっと勉強しろよ」
  僕 「でも、柴田君頑張ってるよね。これで落ちたら、努力は報われないってことの証明
     になっちゃうから、受かってよ」
 先生 「努力してないんじゃないの?」
  僕 「でも、柴田君は休みに大学の図書館で勉強してますよ」
 先生 「(努力が)足りないんだよ」
柴田君本人の前で、柴田君抜きでとんでもない会話です。この会話の流れを簡単に書くと、「齋藤君による攻撃で柴田君にダメージ」→「僕のフォローによる柴田君の油断」→「先生による留めの一撃で柴田君無言のKO」という感じです。特に先生のは強烈でした(と僕は思いました)。
 バイトの午後の部も終わり、今度は午後問題の結果を見に行くと、先生が「今日は柴田君がトップなんだよ!」と第一声を上げました。このときの先生の声には『驚き』の感情が込められていたように僕には感じられました。その後、先生は帰宅し、僕たちは今後の日程を話し合いました。そのとき、柴田君が「焼肉でも食いに行くか?」と言っていました…。
3月30日わき道日記
 僕はこの日も大学のバイトで、午前九時半から大学に行きました。バイトの昼休みにパソコン教室で「29日の日記書かないと…」と何気なく考えていると、昨日柴田君が「焼肉でも食いに行くか?」と言ったのは『にく(29)の日』だったからだと思い、「なかなか気の利いたことを言うな」と感心していました。
 その後、学食に行くと先生がいて、このことを話すと笑いながら「今度の29日が来たら、言ってみよ、気づいてくれるかな」と言っていました。そんなとき、学食の外を柴田君が歩いているのを見つけて、本当のところを聞いてみると『にく(29)』なんてことはまったく考えてなかったそうです。とてつもなくくだらないことを1人で考えていた自分が悲しくなりました。

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 3月31日(水)  第五回予想問題取り組み

 昨日の激しい雨が嘘のように止み、晴天の中、5回目の予想問題取り組みは行われました。大学に行くと、せっかく咲き始めた桜が、昨日の雨で少なからず被害を受けているように見えました、残念です。
 本日、初級シスアド受験の皆が取り組む予想問題は、第4回目です。僕も一回分の模擬試験が入手できたので、本日は参加しました。問題に取り組んだのは、僕と齋藤君と佐藤さんです。それでは、結果発表です。
 まずは、午前問題からです。第一位は、1点差で勝利の僕62点、第二位は、1点差で敗北の齋藤君61点、第三位は、前回より7点ダウン(してる場合じゃない)の佐藤さん43点、となりました。
 次に、午後問題(全空欄数73ヶ所)の結果です。第一位は、ついに Java言語の問題で満点を出した吉田君76.4%、第二位は、最近少し調子の悪い齋藤君67.2%、第三位は、前回より得点率が10%以上ダウンした佐藤さん55%、となりました。
 齋藤君、佐藤さんの結果を見ると、今回の予想問題は難しいものだったようです(予想問題というのは難しく作ってあるものですが、今日のは特に)。午後問題が終わり、質問タイムになると、僕は浮動小数点演算法について、先生のレクチャーを受けました。このことで、皆さんにひとつ気をつけてほしいことがあります。浮動小数点演算法では小数点の位置は定められていて動きません。指数演算によって、桁移動を行います。例えば、10進数表記の数値を左に5桁移動したいのなら10をかける、2進数表記の数値を左に6桁移動したいのなら2をかける、という具合です。気をつけてほしいことというのは、この「小数点が動かない」ということに注意がいってしまうと、「不動小数点演算法」と漢字を誤ってしまうことです。イメージとして、浮動小数点演算法では「対象数値の1桁目は常に水面から出ている(浮いている)」ものとして理解しておけば、漢字の間違いはしないと思います。
 私事ですが、昼休みに会ったテニス部の友達に「髪が長い」と言われたので、勉強会終了後に僕は髪を切りに行きました、実に半年振りのカットでした(去年の9月18日に切って以来でした)。

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 4月2日(金)  第六回予想問題取り組み

 大学内の桜が満開の中、6回目の予想問題取り組みが行われました。僕はこの日、短い髪の爽快感を自転車で大学に行くことで感じていました(どうでもいいけどね)。
 本日は、研究室にあった予想問題が全て終わったので、雑誌の付録として付いていた模試に取り組みました…といっても、今回の参加者は王者・齋藤君のみでした。最近は、安定して点数の良い齋藤君が一番真面目です。他の人たちは、まだ合格点に達していないのですから、もっと気合を入れてください。
 とりあえず、結果発表です。午前問題は56問中41点、午後問題は全空欄数53箇所で得点率77.4%、となりました。
 今日は、教授会があるため先生は午後からいませんでした。齋藤君が午後問題に取り組んでいる間、僕は図書館で勉強していました。その勉強も終わり、外を歩いていると、先生の大群が大きな教室に閉じ込められている光景を目にしました。何となく先生の姿を探してしまいました…が、見つかりませんでした。その後、僕が研究室に戻ると、少したってから先生が研究室に戻ってきて「吉田君、さっきまじまじと見てたでしょ?」と言っていました。先生の〔教授会中なのに窓の外を気にかける注意力〕には頭が下がります。すごいなぁ、先生は…。
 今日は齋藤君が驚きの一言を発したので、紹介したいと思います。対話形式でどうぞ。
 先生 「コーヒーいれるけど、飲むかい?」
  僕 「はい、飲みます」
 齋藤 「もらいましょうかねえ」
実に偉そうです。

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 4月5日(月)  第1回直前勉強会

 今日は大学の健康診断がありました。僕は今日の勉強会は午前中の健康診断が終わってからだと思っていたのですが、何と今日の健康診断は4年生のものでした。この勘違いが原因で、1時間の遅刻をしました。遅れて研究室に行くと、見知らぬ方々がたくさんいてびっくりしました。どうも、新入生のようでした、春ですね〜。ゼミの後輩ができることを心より願っています。
 本日から勉強会の名称を「直前勉強会」に変更しました。皆さん、気合入れていきましょう。取り組むことに特に変更はありません。取り組んでいなかった予想問題(休んだときの分等)やもう一度過去問に取り組みます。本日取り組む問題は、平成15年度春季試験の問題(2回目)です。勉強会参加者は、齋藤君、柴田君、佐藤さん、僕です。
 では、結果発表です。まずは午前問題からです。第一位は、現在もっとも合格に近い男齋藤君65点、第二位は、二ヶ月前から変化のない柴田君51点、第三位は、とにかく頑張ってほしい佐藤さん44点、となりました。
 次は午後問題(全空欄数81ヶ所)の結果です。第一位は、午後問題の準備は万全の齋藤君81.5%、第二位は、午前の失態を少し取り返した柴田君77.8%、第三位は、なかなか安定しない佐藤さん66.7%、となりました。
 特に書くこともないので、少し小話をします。僕は午後から大学のネットワーク講習会(短大生対象)のバイトをしました。そのときに使ったレジュメを齋藤君が見て一言次のように言いました。
 齋藤 「これくらい現代人なら常識だろ?」
実に偉そうです。こういう「自分の常識は世間の常識」みたいな考え方は女の子に嫌われます、やだやだ。ちなみに本人は「相手によって言い方を変えるよ」と言っていました。腹黒い男です。

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 4月8日(木)  第2回直前勉強会

 僕はこの日、家にケーブルテレビの電波調査が来ることになっていたので、勉強会には参加しませんでした。断っておきますが、4月8日に勉強会の予定が入ったのは、電波調査の日程が決まってからです。ずる休みではありません(どうでもいいことですが)。これ以降、後日聞いたことをふまえて書きたいと思います。
 本日取り組んだ問題は平成14年度春季試験の問題(2回目)です。参加者は齋藤君、柴田君、佐藤さんです。それでは、結果をお伝えします。
 まずは午前問題からです。第一位は、70点台はなかなか取れない齋藤君68点、第二位は、二回目でも8割は遠い柴田君60点、、第三位は、しっかり復習してほしい佐藤さん50点、となりました。
 次は午後問題(全空欄数76ヶ所)の結果です。第一位は、もう何も言うことはない王者・齋藤君81.6%、第二位は柴田君67.1%、第三位は佐藤さん65.9%なのですが、二人共試験まであと10日なので、とにかく頑張ってください。
 完答できた問い(もしくは1問の中で間違いの空欄が1つ以下の問い)の数は、齋藤君が3問、柴田君が1問、佐藤さんが0問でした。
 それでは、小話を一つします。僕は、バイトの帰り(午後10時頃)に自動販売機でコーラを買っている柴田君にばったり会いました。そんな柴田君に僕から一言もの申す!
 「体重を減らしたいなら寝る前のコーラはいかがなものでしょうか?」
以上です。

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 4月9日(金)  第3回直前勉強会

 今日は春休み最後の勉強会となります。シスアド受験の皆が取り組む問題は平成14年度秋季試験の問題です。基本情報処理の試験を受ける僕は平成15年度秋季試験の問題です。勉強会参加者は、齋藤君、柴田君、佐藤さん、僕の4人です。伊藤君と池田君は休みです。それでは、結果を書きます。
 まずは午前問題です。第一位は、ついに70点台に突入した僕70点、第二位は、前回と同じ点数の齋藤君68点、第三位は、60点まであと一歩の柴田君59点、第四位は、齋藤君同様、前回より一点アップの佐藤さん51点、となりました。
 次は午後問題(全空欄数94ヶ所)の結果です。第一位は、90%台に届く勢いの齋藤君87.3%、第二位は、合格ラインぎりぎりの僕73.4%、第三位は二人いて、僕と同じく合格ラインぎりぎりの柴田君と佐藤さん72.4%となりました。
 これで終わってしまうと何か物足りないので、この日記を書きながら感じていたことを二つ書きたいと思います。一つ目は、最近は僕と齋藤君の点数が拮抗しているのですが、齋藤君と違って僕は最初から点数が良かったわけではなく、午前問題は37点とか、午後問題は50%前後だったので、(自分で書くのも変だけど)よくここまで来たなって感じがしました。二つ目は、約1ヶ月の間ゼミ室をとても広く感じていました…池田君と伊藤君がいないからですかね? 

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 4月17日(土)  第4回直前勉強会

 ついに本試験前日となりました。最後の勉強会です。今日は基本的に自分の取り組みたいことに取り組みました。ただ何となく自分の家で勉強してもいいのですが、分からないところや疑問点を先生に質問することで、少しでも安心感を得ることが、この試験前日の勉強会の目的です。僕としては、試験前日はかなり緊張してしまうので、こういう場はとてもありがたいです。
 少し具体的に皆の取り組んだことを紹介すると、池田君は基本書による復習、齋藤君は取り組み残していた予想問題に取り組み、佐藤さんは過去問の復習、柴田君と僕は佐藤さんが買った雑誌の付録模試に取り組みました。伊藤君は…午後からは参加しないで部活に行った事しか覚えてません(すいません)。
 少し小話をすると、午後の部が始まり、しばらくして、
 先生 「吉田君、集中力切れたんじゃないの?」
  僕 「そんなことないですよ」
 先生 「さっきから齋藤君と池田君にちょっかいばかり出してるよ…しょうがないな、おやつの
     時間にするか!」」
と言って先生が研究室の冷蔵庫から取り出したのは「冷凍の今川焼き」です。柴田君と佐藤さんは研究室ではなく他の場所で勉強していました。そして、僕と齋藤君と池田君と先生の四人は、ちょうど4個あった今川焼きを食べていました。そんな中で、
 先生 「柴田君が帰ってきそうだね〜、彼は感がいいんだよ」
とそのとき、「ガチャ!」と研究室のドアを開けて柴田君登場、その後ろには佐藤さんの姿もあり、
 僕&齋藤&池田 「先生の言うとおりになったよ」
 先生 「それにしても、佐藤さんまで帰ってくるとは思わなかったよ」
という心の和むエピソード(?)を残し、最後の勉強会は終わりました。

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  4月18日(日)    初級シスアド勉強会の打ち上げ

 先生からの提案で、かれこれ約3ヶ月頑張ってきた勉強会の打ち上げを、湘南台で行うことになりました。齋藤君、柴田君は何やら待ち合わせの時間に遅れるそうです。僕が、時間に遅れるとまずいと思い、必死に自転車を走らせた自分にむなしさを感じていると、先生の登場です。
 先生 「どこでやる?まだ場所決めてないんだよ」
とのことです。かなり適当です…。万が一のスポンサーとしては心強いのですが。
 先生が場所を決めるために自転車で駅周辺を見回ってきて、場所が決まりました。佐藤さんが遅刻者二人に連絡をいれ、打ち上げスタートです。少し遅れて齋藤君と柴田君が到着しました。どうやら齋藤君は試験会場の出口で配られていた解答速報で、午前問題の答えあわせをしていたようです。80問中、60点と王者の名にふさわしくない点数です…大丈夫だと思いますが。
 これから、飲みながら話した内容を少し紹介します。まずは、午前問題が終わった後、齋藤君の昼食をとりながらの行動です。

 僕は午前問題が終わり、教室を出ると、向かいの教室に齋藤君とS井君がいるのを見つけました。午前の手ごたえを聞くために、齋藤君たちのところに行くと、どこでご飯をたべるか?という話になり、僕が受験していた教室は空いていたため、そこで食べることになりました。ここから齋藤君は凄いことを3つします。
 一つ目は、ウイダーインゼリーを二つ持っていました。たいしたことではないように思いますが、彼は昼ごはんをしっかり食べてから、それに手をかけようとしていたので、
  僕 「それも食べるの!」
 齋藤 「うん」
  僕 「でも、それってご飯を食べれない時のための栄養補助食品でしょ?それを二つも!」
 齋藤 「朝も入れれば三つだけどね」
一つで2時間キープのウイダーインゼリーですよ、彼は一体何時間キープしつづける気なのでしょうか…謎です。
 二つ目は、S井君と昼休みに午前問題の答え合わせをしていました。僕は心の中で、
    「うわっちゃーーー!、試験の御法度をしてるよ!」
と思っていたのですが、あれが違う、これが違うなどと議論に花を咲かせていました。その中でも、一問間違えたときに、
 齋藤 「満点取れなくなっちゃったー」
冗談でしょうが、凄い自信です。
 三つ目は、普通は言わないことを言っちゃいました。
 S井君 「やっぱり、午後の勉強したほうが良いよね?」
基本情報技術者試験受験者の多くが午後問題の最終確認をしている教室の中で、教室全体に響き渡る大きな声で、
 齋藤 「もうやることなんて一つもないもん!」
僕は心の中で、
    「うわっちゃーーー!この場でそれを言うのか、おまえは!」
と叫んでいました。

 こんな話しをしていると、今度は齋藤君に対して、先生と佐藤さんが攻撃し始めました。詳しい内容は書きませんが、齋藤くんの別のパーソナリティへ対して攻撃していました。更に、僕に対してまで「からかい攻撃」をしてきました。酔っ払ってんのかな〜?と思ったのですが、どうもそうではなく(もしかしたら絡み酒の癖があるのかもしれませんが)、
 佐藤さん 「こんなときじゃなきゃ攻撃できないもん!」
だそうです。まるで、「いつもは私が攻撃されてるんだよ」とでも言わんばかりの言い草です。被害妄想ですよ…たぶん。

 そんなこんなで、1次会が終了し、2次会に行くことになりました。なんと2次会は先生のおごりです。2次会の場所に行く前に先生が「それじゃあ、2次会の費用は僕が持ちますよ」と言っていたのに、なぜか柴田君は「ちょっとお金がないからATMに行ってくる!」と言って、ダッシュしていきました。費用は先生持ちなのに、彼は酔っ払っていたのでしょうかね…謎です。
 少し話が変わりますが、僕は基本的に酒の趣味はオヤジくさいです。日本酒やウィスキーが好きです。しかも、高い酒を少し飲むのが好きです。更に、1人で飲みます(別に多人数で飲むのが嫌いではありません)。2次会では、ウィスキーをロックで飲んでいたので、あまりしゃべらずに聞く側に徹していました。先生と郭先輩と柴田君は比較的よく話し、僕と齋藤君は聞く側に回り、佐藤さんはその中間位にいたように記憶しています。

 打ち上げ日記はこの位で終わりますが、解散したときはまだ23時頃だったと記憶しています。まだまだ夜は長いですよね。どっかに続きがあるかもしれませんよ…。 

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あとがき

 結果を書いていませんでした。合格したのは二人です。僕も基本情報処理に落ちました。実は、この文章を書いているのはすでに秋の情報技術者試験を12日後に控えた10月5日です。 落ちたうち3人は再挑戦します。リベンジできるかは分かりませんが、全力で頑張りたいと思います。
 遅くなりましたが、今回の勉強会で取り組んだ模擬試験の結果を表にしました。興味のある方は、こちらより見てください。 皆さん、これからも頑張りましょう!

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