リフト増強計画
97p21166 八木沢 伸也
研究テーマ
スキー場におけるリフトとは、絶対に欠かせない存在になっている。 その欠かせない存在であるリフトには1つの問題がある。それは、同じ時間帯にス キー客が集中することでリフト待ちと呼ばれる待ち時間ができることである。その リフト待ちを極力減らすことによって快適なスキー場になるのではないのか。
アプローチ内容
この研究を行うにおいて必要となるデータは、スキー場の各リフトの 単位時間あたりの輸送能力、各リフトの一日平均利用人数が必要となる。まず、1日 の平均利用人数を単位時間あたりの輸送能力で割り、リフト利用率を算出する。そ して、様々な種類のリフトがあるのだが、そのリフトをタイプに分けをした。次に、 スキー場をネットワーク化し、そのネットワークを最小カットと呼ばれる手法でそ のスキー場の効率の悪いリフトを予測をするということである。
特色
リフト待ちができているスキー場でそのリフト待ちをどのようにして 減らせることができるものかを考えたところ、単純に考えれば、リフトの本数を増 やせばいいと考えることが最初に思いつくだろう。しかし、実際にリフトの本数を 増やせば増やすほど、リフトを増やすには多くのコストがかかってしまうし、リフ トを増やすことで滑走する場所が減少してしまう。それでは、スキー客が減少して しまい、スキー場の経営どころではない。そこでこの研究で提案したいところは、 現在あるリフトの中で最も効率が悪いリフトを予測し、そのリフトを強化すること で最小のコストでスキー場の流れの効率がよくなるように提案をしたい。
研究結果
最も輸送能力が低いシングルリフトが効率が悪いわけではない。効率 が悪いリフトとは、リフトの種類とは関係が全くない。それは、スキー場をネット ワーク化し、それを最小カットを出してみると、そのスキー場における最も効率の 悪いリフトの予測ができる。