11月未明
テーマをどうしていいのか、わからない時だった。興味に基づくことも大切なんだろうけど、そのテーマを用いて一体何をしたかったのか、わからなかった。
この時、興味を持って雑誌を(少し)読んでみたのは「医療経済学」を取扱った雑誌だった。結局、言ってることが難しいし、病院の待ち時間を減らすなど、具体的な案もあまり自分の中から出てこなかったので、このアイディアは没となった。
11月24日
結局いいテーマが中々思いつかずに、少し悩んでいた。こんなんで私は卒研出来るのだろうか?って、よく不安に思っていた時期だと思う。そんなときに目に留まったのが、通学時に利用していたバス定期、「two
way pass」である。これで何か出来ないかな??この日の私の提案は・・・
・two way passのように、他の路線でも2区間を走らせたり出来ないだろうか?
先生から言われた事は、フリーパスの提案は面白いけど、まだ消化不慮気味だねとのことでした。
ここから、卒研はバス絡みでやろうと少し思い始めた。
12月1日
フリーパスの提案を考えてみる。しかし、何から手をつけたらいいか、サッパリ解らない。しかも、何故イキナリtwo way pass なんていう定期は出来たのか?・・ますます解らなかった。
出来たであろう要因を想像しても、本当にそういう理由で定期を作ったのか、よくわからなかった。そこで、バス会社に尋ねてみることにした。
この日のポイントは・・・
「シンプルな軸」を元に現実にあるものを壊すこと。
全ての現実の制約に、あわせる必要は無いということ。
文献は20くらい読みましょう。(著者に会いに行くのも一つの方法)
後追い確認。
12月8日
郭さんの卒研のお手伝いのため、3年ゼミは中止。卒研発表会の司会になる。
12月15日
発表会練習2回目。発表者も大変だけど、舞台づくりも大変だし、責任重大だと思った。
(ーー;;
12月19日
発表会当日!!
1月12日
バス会社に、自分が疑問に思っていた事を聞いてみると、とても丁寧に対応してくださったので嬉しかった。でも、話しを聞くとtwo way pass は、ある程度完成されている気がした。ここで話しは急行バスの提案になる。
1月19日
私の卒研の形は3つある。@政治的なお話し。Aジャーナリズム。Bべき論。Bは空想的なお話しになるから、ボコボコに言われるらしい。。。。それは・・・厳しいなぁ。
アイディアを比較検討するなど、色々なことが出てきたけど、どうしよう???少し途方に暮れる。2月15日
春休みに突入!少し呆け気味。
グランドデザインについて調べてみたけど、なんだか自分で一体何を話しているのか、解らなくなっていた。自分がすごく、頭の堅い人間だと気付く。もっとフレキシブルにアイディアを考えてもよいのにね。
3月8日
バスって本当に必要なところに配置されているのだろうか?という疑問を抱く。病院の前にバス停が無かったり、人の乗り降りがないのにバス停が配置されていたりする。それってバスの運行の妨げになったり、快適なバス運行にはつながらないのでは?という結論に私の中で至った。
先生からは人口がどの地域も一定であると仮定した上で、ボロノイ図を使えば上手くいくかもね。とアドバイスを頂いた。
4月1日
地図とにらめっこ。バス停が等間隔であることに気付く。人口が多い地区は短い間隔でバス停が立っており、人口があまり多くない地区ではバス停が長い間隔でたってる。そしてバス停のそばにコンビニエンスストアや、スーパーが建っていることにも気付いた。公共施設や店があるから、「道」を引くのではなく、「道」があるからこそ公共施設や店が建つのだということに気付いた。だからそれなりに人に対して「やさしい」はず。病院とかは、きっと普通の建物とは違って特殊なんだ。大きい病院なら立地条件があるのだろう。それに土地もない。「道」の脇から土地が埋まっていくのは自然なことだ。
以上の点より、バス停を再配置させることは意味が無いという結論に至った。では問題はなにか?運行方式に着目する。他国とのバス運行の比較を行ってみようと思う。
4月13日
気をつけなくてはいけなかったことは、料金を決める基準っていうところだったんだ。。。うーん、なんだかよく分からなくなってきた。なにが?
私って一体何がしたいんだろう。。。最初に何したかったんだっけ??
わからなくなった。
4月20日
卒研発表会をした。少し質問を受けたけど研究をする上で、自分主体の願望で研究を進めてはいけないのだろうか。十人十色な考え方や受け取り方に少し困った。とりあえず事例研究しよう。
4月27日
研究をどういう方向にしたいのか分からなくなる。色々調べても同じ場所をグルグルと回っている感じがしたからだ。先生からは今まででた色々なアイディアの中から「最終目標」をきめたら?と言われた。自分が気に入っていたのはバスデポのアイディアなので、それについて事例を探した。ブラジルのクリティバ市政が交通政策に力を入れているらしい。
5月
なんかバスデポは机上の空論になりそうだ。日本の交通事情や土地・面積を考慮するとデポを作れるような広い場所が少ない。これでは適さないのではないか。
研究はあまり進展していない。6月から頑張ろう。
6月6日
なにをしたいのか、自分でもよくわからなくなっていた。もし答えを明確に出せないとしたら、まずゴールを明確にしなさいとのアドバイスを先生から頂いた。
「卒業論文の第一章を書き上げてみよう!」
しかし、私が書き上げたものと言えば、最初は動機から始まる回想録になってしまっているかもしれない。あとは私が履歴書に書く卒業論文の紹介文にほぼ近い。
そこから出てきた言葉は「バスの利便性を高めたい」ということだった。要するに、これが全ての軸になる・・・。
6月?日
人の流量を増やす=人の量の多いところにネットワークを繋ぐということだと思った。
交通の便を良くすること→公共の交通利用量を分散する→「人」の分散
↑交通量の規制(?)
7月5日
神奈川県の歴史的背景を知ることで、現在の土地事情を知り、そこから何かバス・プランを得ることが出来ないかと思い、図書館へ行った。
『図説神奈川の歴史』を手に取った。でも歴史的背景は、問題の核から少し離れたところにあるような気がした。
8月7日
藤沢市民総合図書館に行った。大学の図書館より、藤沢市に関する資料が多かったのが嬉しかった。図書員の方が「かながわのバスマップ」の本を紹介してくれた。早速買いに行こう。
8月30日
急行バスで、大学が目的地の人とそうじゃない人を2分化すれば、混雑緩和に繋がるのではないか、ということに気が付いた。
9月
案の定、中間発表はボロボロだった。自分の発表なのに、上手く自分で説明できてないところが腹ただしかった。便利の偏差値を作っては?とかいろいろアドバイスをいただいた。みなさん、ありがとうございました。
・茅ヶ崎に急行って必要?
・香川とかにバスは不要じゃない?
・「デポ」で私は何をしたいの?
・急行は湘南台だけでいいんじゃない?午前中に必要ってどうやって証明するの?
・分かりやすくする指標とか、あったらいいんじゃない?
学生課にバスデータを問い合わせてみては?と、先生からアドバイスをいただいたので学生課に行ってみた。
10月
目次作りが始まった。いよいよ論文を書くことを考えなきゃいけないのか・・と考えると不安になってくる。とりあえず、目の前の目次作りを頑張ろう。
11月
初稿提出が迫ってくる。あぁ、なんて書いていいか分からない。。。自分の論文なのになぁ。。。頭の中に思い描いていることを、相手に伝えるのは難しいと思った。自分のイメージを、うまく表現できない。でも、今までの授業とかの課題でも、あまり長いレポートとか書いてこなかったし、ある程度の不慣れは仕方ないかな・・・。うぅん・・・本当はだめだけど。。。
12月
いよいよ卒論発表会になってしまった!!取り合えず緊張する・・・。私は発表できるのだろうか・・・??(-_-;