「教育力の伝統校。」のウラの7のこと

経営学部

社会的自立へのアプローチ

学生のほとんどが、何らかの資格の取得を目指して努力する経営学部。文教大学は、その資格取得を全面的にバックアップする体制を整えています。その詳しい内容や、授業やゼミで実際に学び役立ったことなどを先輩たちに聞きました。

対談メンバー

  • 松尾 栄子 経営学部4年
  • 石川 優希 経営学部4年
  • 大野 泰輝 経営学部4年
  • 櫻田 久遠 経営学部4年
  • 石塚 浩 先生

※学年は2017年度時点のものとなります。

資格取得のための手厚いバックアップ体制

松尾:私は公認会計士を目指しているので、授業は資格取得につながるものを選択しています。文教には現役の公認会計士の先生が何人かいるので、授業では実際の仕事の話を具体的に聞くことができ、モチベーションアップにつながります。また「キャリアアップ奨励金」という制度があり、資格取得のための専門学校の授業料を支援してもらうことができます。私も授業料の3/4を負担してもらいながら専門学校に通っている一人です。応募条件をクリアすれば、公認会計士の場合、最大50万円の支援が受けられるんです。

石塚先生:経営学部に通う人はそれぞれ何かしらの資格取得を目指して努力していますよね。公認会計士、税理士、国税専門官、教員などいろいろ道はありますが、それを大学側が授業や「キャリアアップ奨励金」のような制度で全面的にバックアップしています。

松尾:基本的に授業は自分で選択できるため、みんな取りたい資格に合わせて授業を選択します。私は会計の授業を多く取り、ゼミも会計を選んで入っています。
授業で役立ったのは「基礎簿記演習」。簿記3級の内容を、資格試験に向けてはもちろん経営の観点からも学べる授業です。私はそこで初めて簿記に出会って勉強したことがきっかけとなり、公認会計士を目指し始めました。文教にはいろいろな授業があるため幅広い選択ができますし、先生方が私たちの目指す資格や将来像に合わせてカリキュラムを示してくれるので、とてもやりやすいですね。

大野:僕は教員を目指し、授業を選択しています。経営学部で取得できる「商業」の教員免許のほかに、中学校の「社会」と高校の「公民」の免許取得も目指しているため、国際学部の授業も並行して取っているんです。
経営の勉強は一見教員とは何の関係もなさそうに思えますが、学級経営に置き換えて考えると役立つことがたくさんあります。そこが、僕にとっては大きなポイントですね。

現役の先生やOBの話で、具体的な将来のイメージが描ける

櫻田:資格取得を目指す上で、現役の方が先生にいるというのは大きいですよね。僕は国税専門官を目指しているのですが、国税専門官には会計の知識が必要になるため、現役の公認会計士の先生が担当しているゼミに入り、より専門性の高い勉強をしています。

松尾:私も櫻田くんと同じゼミに入っていて、先生は女性の公認会計士なんです。実は、女性の公認会計士というのは珍しく、全国に3000人程度しかいません。同じ女性の公認会計士を目指す身として、キャリアの参考や将来の目標になっていますね。

石塚先生:授業にはOBOGが来てくれることもありますよね。茅ヶ崎市役所には文教大学のOBOGが多いこともあり、「公共経営実地演習」という授業では茅ヶ崎市役所の協力を得て、茅ヶ崎市の議会の方とともに政策について考えています。実際に実現するかは分かりませんが、提案もしていますよ。

石川:ゼミにもOBの方が来て、職場の紹介をしてくれることがあります。会計事務所に勤める方からは、資格を持っていない人を含めいろいろな人が働いていると聞き、会計事務所のイメージがそれまでと変わりましたね。現場の話を聞いて得られることは本当に多いです。

専門性を深めながら、能力の幅も広げていける

松尾:ゼミに入る前は簿記を中心に勉強していましたが、ゼミに入ってからはプレゼンテーションやディスカッションの機会が増え、プレゼンテーション能力やコミュニケーション能力が向上するなど、自分の世界が広がっているのを感じますね。

櫻田:会計ゼミと言うと、学問の幅が狭まっているように感じるかもしれませんが、まったくそんなことはありません。会計に関する時事問題などもテーマとして取り上げながらプレゼンテーションやディスカッションをしていくので、専門性を高めながら、違った角度で社会を見ることができます。その中で、新たな発見をしていくことができるんです。

大野:ゼミでのディスカッションの経験は、教員を目指す人にとっても勉強になります。教員は発信力も非常に大切ですが、適度な距離感を持ちながら人の話を素直に聞き、受け入れるということも同じくらい大切。簡単にはできないことだと思うのですが、ゼミでディスカッションを重ねるうちに、自分の中に変化が起こり、それができるようになったんです。
経営学部ではゼミに限らず、いろいろなタイプの友だちができるので、そういった人たちと付き合うことで自分の幅も広がりましたし、社会でのコミュニケーションの勉強にもつながっているなと感じますね。