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第4回 文教大学 中国語教育夏期講座
― 中国語の面白さを楽しむ ―
対象:現在中国語教育に携わっている方、又は中国語学習者。
埼玉県内および近郊に在住または勤務する方。
目的:中国語教育・学習についての理解を深める。
期日:平成24年8月3日(金)
会場:文教大学越谷校舎 3号館(3307R)・5号館
定員:20名
◆講義内容
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講義@「生活のなかの中国語会話」
馬耀(中央学院大学非常勤講師)
語学学習の最終的な目的の一つに、総合的なコミュニケーション能力の習得があります。
近年、中国語学習者が増加するにつれて、中国語を話したい、コミュニケーションをとりたいというニーズが、学習者の中でだんだん高まってきています。
コミュニケーションをとるための手っ取り早い方法の一つは、話し相手に問いかけて、会話を成り立たせることです。そういう考え方に基づき、本講座は日常生活のなかでよく使われる疑問詞と疑問文を選び、具体的な場面設定を通じて、生活のなかで中国語会話がどのように行われているかを紹介し、楽しく会話練習をしたいと思います。
講義A「中国語で歌うテレサ・テン」
舘野 由香理(文教大学非常勤講師)
中国語(普通話)の母音は36種類、子音は21個あり、さらに声調がつきます。
学習者が初級の段階で難しいと感じる原因のひとつは、この発音の多さにあります。
中国語の歌を歌う場合は、声調のことは考えず、母音と子音の発音にだけ集中すればいいので、歌で発音の指導・練習をすることは有効だといえます。
本講義では、テレサ・テンの『月亮代表我的心』『我只在乎イ尓』で発音指導をする際、どのように授業を展開したらよいか、考えたいと思います。(講義30分・歌の実践練習60分を予定しています。)
講義B「会話表現からみた日中比較―中国人のこころと文化の表現」
張 慧芬 (北京外国語大学)
言葉は文化の表れであるといわれています。
外国語の勉強は、その国の文化を知ることにつながります。
当然、文化が異なれば人間の行動様式も表現の仕方も違ってきます。
中国語と日本語で違うところはどこにあるのでしょうか。
本講義では会話表現の具体例を用いながら、そこから中国人のこころと文化の表現を見出してみたいと思います。
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