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第10回 中国語教育夏期講座

― 中国語学習の新しい視点 ―


対象:中国語教育に携わっている方、又は中国語学習者。
    埼玉県内在住または在勤の方。
目的:中国語教育・学習についての理解を深める。
期日:平成30年8月3日(金)
会場:文教大学越谷校舎 3号館(3501R)
定員:20名


◆講義内容 ………………………………………………………………………………………………………………………………

講義@「漢字の意味」
     徐 瓊(北京外国語大学)

ご存知のように、文字の分類に表音と表意があります。一つの文字で音素または音節を表すのは表音文字で、文字の一つ一つに意味があるのは表意文字です。漢字は表意文字の代表で、漢字それぞれにちゃんと意味があるところはその魅力の一つです。本講義では、漢字または漢字からなる熟語の意味をみなさんと一緒に考えて、漢字の面白さを再発見したいと思います。

講義A「高校の中国語の授業を体験してみようU」
     星野 勝樹(埼玉県立伊奈学園総合高等学校)

  あまり知られていないかもしれませんが、埼玉県内でも英語以外の外国語の授業が行われている高校がいくつかあります。昨年は、実際に高校で行われている中国語の授業を体験していただきました。今回はその続編です。中国語は、自分で音にするのが楽しい言語です。今回は、漢詩の音読などを中心に、簡単な中国語文法や、中国語、中国に関する小話などを交えて進める予定です。基本的な内容から始めます。もちろん、今年度初参加の方も大歓迎です。

講義B「現代中国語における日本語からの借用語について」
      王 岩(城西国際大学)

日本語には古代中国語からの借用語が多く見られますが、実は、中国語の中にも日本語からの借用語が数多く存在します。19世紀末に、科学技術の専門用語を中心とする日本語が大量に中国語に移入され、中国における近代科学技術の理解に大きな役割を果たすこととなりました。また、グローバル化の進展に伴い、日本語に由来する多くの新語が中国語に伝わってきています。本講義では、実例を取り上げながら、日中語彙交流史の一端を理解してもらいたいと思います。

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