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第11回 中国語教育夏期講座

― 中国語学習の新しい視点 ―


対象:中国語教育に携わっている方、又は中国語学習者。
   埼玉県内在住または在勤の方。
目的:中国語教育・学習についての理解を深める。
期日:令和元年8月2日(金)
会場:文教大学越谷校舎 3号館(3501R)
定員:20名


◆講義内容 ………………………………………………………………………………………………………………………………

講義@「現代中国語の音と日本漢字音の対応関係」
     舘野 由香理(文教大学・兼)

 新しい元号「令和」のイニシャルは、日本語では「R」ですが、中国語では「L」で表記されます。現代中国語の音と日本漢字音には少なからず対応関係があり、「L」から始まる中国語は、日本語では「ラ行(R)」に写されます。では、「R」から始まる中国語は、どのように写されるのでしょうか?本講義では、現代中国語の音と日本漢字音にはどのような対応関係があるのか考えたいと思います。

講義A「高校の中国語の授業を体験してみようV〜発音クリニック〜」
     星野 勝樹(埼玉県立伊奈学園総合高等学校)

 中国語の学習動機はそれぞれ違うかもしれませんが、多くの人に共通しているのは、中国語を話したい、ではないでしょうか。今回は、ご自身の発音、声調を見直しつつ、日常会話でよく使われる表現や、ちょっとした挨拶文などの音読をしながら、簡単な中国語文法や、中国語、中国に関する雑談などを交えて進める予定です。基本的な内容から始めて、気がついたら中国語を聞いて理解し、中国語で答え、中国語の文を話している、そんな体験をしてもらえるといいと思います。

講義B「異文化コミュニケーションとしての翻訳と通訳
     ―日中翻訳における誤訳の問題点を通じて」
     王 岩(城西国際大学)

 翻訳と通訳という行為は、異なった言語の間だけでなく、言語の背景にある文化の間で為されています。本講義では、日中翻訳における誤訳のいくつかの問題点を取り上げ、語彙、構文、文法などの側面に加え文化の視点も入れて分析します。また、日本の街の中で実際に見られた標識における訳文の間違いなど、具体的な事例を挙げて、誤訳の現象について詳細かつ平易に解説します。

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