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第24回 英語教育夏期講座
  ― 外国語を習得する:実践と教育 ―


対象:中学校・高等学校英語科教員または教員志望。
    埼玉県内在住または勤務する方
目的:英語教育についての理解を深める
期日:平成21年7月31日(金)
会場:文教大学越谷校舎 3号館(3401R)
定員:80名


◆講義・発表内容
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講義@「私の外国語学習歴」
     尾沼 忠良(文教大学文学部)

 田舎の貧しい中学生だったときにもらったラジオで日本語のものではない音を聞いたのが、私の外国語学習のはじまりです。中・高を経て、大学レベルでまだ英語をマスターできていない英語学習者に伝えたいことをお話しします。

講義A「海外での英語学習について」
     前田 ジョイス(東京国際大学)

   語用論の立場から留学経験が英語習得にどんな影響を与えるのかを探ります。特に依頼表現で日本人学習者がどのように変わっていくか資料分析をもとに見ていきます。各場面設定を通して受講者と共に明示・考察していきます。

Development of pragmatic competence in a study abroad program What effect does study abroad have on the development of pragmatic competence? We will look at a study of Japanese learners to see how they acquired more native like skill in making requests. The audience will then share in some activities for classroom use to help develop pragmatic awareness.


講義B「外国語学習の科学〜SLA研究の中高英語教育への示唆〜」
     白井 恭弘(ピッツバーグ大学)

 第二言語習得(Second Language Acquisition=SLA) は1960年代に始まった新しい研究分野ですが、すでに海外では外国語教育の基礎となる分野として多大な影響力を持っています。一方、日本では未だに認知度が低く、外国語の教 員免許をとるためのカリキュラムでも必修とはなっていません。講議では、SLA研究の基本的知見を紹介するとともに、中高英語教育で具体的のどのような実践が可能か例をあげて論じます。


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