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第27回 英語教育夏期講座
― 英語を学び続ける ―


対象:中学校・高等学校英語科教員または教員志望。
    埼玉県内在住または勤務する方
目的:英語教育についての理解を深める
期日:平成24年8月3日(金)
会場:文教大学越谷校舎 3号館(3401R)
定員:80名


◆講義・発表内容
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講義@「多元的知能理論とTPR: ヨガに挑戦」
     糸井江美(文教大学)

 ハワード・ガードナーの多元的知能理論には、現在8つの知能が含まれているが、 その中の言語的知能(話し言葉と書き言葉に対する感受性や言語を学ぶ能力)と 身体運動的知能(問題解決などに体全体を使う能力)、対人的知能 (他人の意図・動機づけ・欲求を理解し、他人と交流する能力)の3つを考慮した TPR(Total Physical Response) の実践を行います。 講座の参加者はグループごとに簡単なヨガの指示文(英語)を学んだあと、 実際に英語で指示をだしみんなでポーズを楽しみます。身体を動かせる服装でお願いします。


講義A「授業デモンストレーションを通して『英語の授業は英語で』を考える」
     藤井 昌子(文教大学非常勤講師)

 学習指導要領が改定される度にオーラル・ワーク中心の授業が強調されています。 しかし、実際の教育現場は余り変わっていません。相変わらず文法訳読式の授業が主流です。 恐らくは教師の多くが、そのような授業を経験して来なかったからでしょう。 ここでは、授業デモンストレーションを通してオーラル・ワーク中心の授業モデルをご紹介します。また、参会者と共に教科書教材を使って授業づくりにも挑戦してみたいと考えております。


講義B「The Sound of English: Listening is not hearing」
     John Matthews(中央大学)

 All languages have their own characteristic sound. They have their own rhythm, their own set of speech sounds, and their own patterns for combining those sounds into words, phrases and sentences. This lecture will explain the sounds, patterns, and rhythms that give English its particular character. Then, drawing on experimental studies of cross-language speech perception, we will see that when we listen to another language, we tend to rely on what works best for our native language, which often prevents us from accurately hearing the sound of the other language. Though we may listen, we do not always hear.


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