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第14回 日本語教育夏期講座

―音声を学ぶ・教える―


対象:現在日本語教育に携わっている方、または日本語教育に関心 のある方。
    埼玉県内在住または勤務する方
目的:日本語教育についての理解を深める。
期日:平成27年7月31日(金)
会場:文教大学越谷校舎 3号館(3301R)
定員:30名


◆講義内容 ………………………………………………………………………………………………………………………………


講義@「音声言語の重要性」
     城生 佰太郎(文教大学)

1.ことばの表現形態 ?1.1音声言語 1.2文字言語 1.3行動言語 2.音声言語と文字言語 ?2.1大脳における情報処理の違い 2.2文字は音声よりもあとで発生する 2.3音声言語と文字言語とのギャップ 3.日本における音声教育 ?3.1巧言令色鮮矣仁 3.2フランスにおける音声教育 3.3モンゴル国の小学校4年生用教科書 4.音声言語の特質 ?4.1情報量 4.2言語の本質4.3一過性 5.音声をとらえる視点 ?5.1分節音とプロソディー(非分節音)5.2プロソディーの重要性 6.外国語教授法への応用 ?6.1フランスのLa France en direct(1969),Didier 6.2松崎寛博士開発の「プロソディー・グラフ」


講義A「アクセントを楽して覚えよう!」
     松崎 寛(筑波大学)

  自然な日本語を話すには韻律が大切。韻律を実現するにはアクセントが大切。・・・ですが,「すべての語のアクセントを覚えるのは負担が大きく、無理」「学習者が嫌がるからやらない」「アクセントが正しくなくても会話はできるから、気にしなくて良い」というご意見もよく聞きます。確かにアクセント指導は難しいですが,楽して覚えるやり方もありますよ。簡単なアクセント指導法について,ブラッシュアップしてみましょう。


講義B「発音がうまい人は,なぜ発音がうまい?」
     松崎 寛(筑波大学)

  「長い時間かけて何度教えても発音がよくならない」「発音がよくなったと思ったら,すぐ元に戻ってしまった」「同じように教えているつもりでも,発音が上手な人と上手でない人がいるのは何故?」そんなお悩みの声をよく聞きます。 この時間は,そういった教育現場の疑問に対して,様々な観点から,みなさまと解決方法を探っていきたいと思います。


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