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第15回 書写書道教育夏期講座
対象:小中学校国語・書写担当教員、高等学校書道担当教員。
埼玉県内在住または勤務する方。
目的:書写書道教育についての理解を深める。
作品制作を通じて、書の表現力を高める。
期日:平成21年7月31日(金)・8月1日(土)の両日
会場:文教大学越谷校舎 4号館 (422R・424R)
定員:50名
備考:希望講座(A又はB)を明記してください。
※応募状況により第二希望になる事もあります。ご了承下さい。
◆講義内容 : A(書文化)コース
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講義@ 「創作(1)」
・創作の手順
・漢字の書を中心に作品の構想を練る
講義AB「創作(2)」
・漢字の書を中心に小品を仕上げる
講義C 「講義」
・書の鑑賞の態度
講師:吉沢 義和(元文教大学文学部教授)
書作品の創作と鑑賞について学びます。書作品制作の過程・手順を学び、漢字を素材とした創作に取り組みます。
受講者によって書道経験はそれぞれでしょうが、創作のための基礎から学び、小品作品を仕上げてみましょう。また、作品制作に加えて、書作品の鑑賞方法についても学びたいと思っています。
◆講義内容 : B(学校教育)コース
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講義@ 「新学習指導要領解説」
・改訂のポイント(小中高)
講義AB「書写書道指導法(1)」
・基本的な用筆法・運筆法 ・漢字(楷書・行書)
・仮名(平仮名・片仮名・仮名) ・漢字仮名交じり文
講義C 「書写書道指導法(2)」
・漢字(草書・隷書・篆書) ・効果的な指導法
講師:豊口 和士(文教大学文学部)
小中学校国語科書写、高等学校芸術科書道の指導に必要な知識・技能について、基礎基本となる事項について学びます。技能面では、基本的な用筆法・運筆法から始め、書写および書道の学習領域全般について幅広く確認していきます。
また、60年ぶりに改正された教育基本法の下、昨年の小中学校に続き、本年高等学校学習指導要領が改訂・告示されました。新しい小中高学習指導要領について改訂のポイントを概説したいと思います。
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