カリキュラム及び授業概要

カリキュラム紹介

授業科目 担当者 授業概要
言語学特論 2021年度非開講
言語文化特論 寺澤  浩樹  日本近代文芸研究、特にその文芸学的研究の実践事例の一つとして、著者自身による著作を用いた講義をおこなう。
 研究対象は、1910(明治43)年に創刊され、1923(大正12)年に廃刊となった、同人誌『白樺』の発行期間を中心とする、武者小路実篤の作品、およびその作家活動である。
 研究の動機や研究方法の追求および公開などに関する、体験や率直な感想を交えることで、広く言語文化の研究に進む学生諸君に資する授業としたい。
比較文化特論 長谷川  清  中国大陸は、東アジア地域のなかでも多様性に富むエスニック集団が居住分布するという特徴を有している。講義では、他民族国家の成立過程において、これらの諸集団が「民族」として再編される過程で進行した、民族文化の変容や再編、創出のダイナミクスについて比較検討する。比較文化論の研究対象は多様であるが、狭い意味での文化(ハイ・カルチャー)ばかりでなく、一般の人びとの生活様式や習俗、価値観、美意識などの比較も視野に入れる。
社会言語学特論 亀田  裕見  言語は社会の中でどのような機能を担っているのだろうか。逆に言語は社会の中でどのような影響を受けているのだろうか。また、社会が言語をどのように扱っているのだろうか。そもそも「社会」が意味している内容は多岐にわたる。いわゆるsocietyという抽象的なレベル、国家・教育といった制度的な側面、社会が内包している様々な階層・場面・人間関係・心理など、様々な角度から言語現象や言語行動を、主に日本語と日本語諸方言を材料に具体的事例を見ながら考えていく。
心理言語学特論 福田  倫子  第二言語習得に関わる現象について認知心理的な観点からの理解を目的とする。
 第二言語習得や母語獲得の研究には様々な切り口があるが、言語習得時あるいは言語理解・産出時における学習者の心的な行動や機能を理解することは、言語学習および言語教育の両面に貢献すると考えられる。
 本授業では論文や参考文献を読み、当該分野の最新の研究成果を共有し、検討する。
 履修者の興味によっては、少人数グループでの調査・実験等も行う。
   

▲ページトップへ

コミュニケーション特論 荒井  智子  コミュニケーションは意思伝達の手段だが、新たな意味や現実が構築創造される働きもある。本講義では、外国語教育におけるコミュニケーションについて取り上げ、他者とつながる教育の意義を検討する。 他者と向き合い、自己を見つめ直したうえで自己を表現し、他者のことばに耳を傾けるというプロセスは、知識伝授型の外国語教育では得られないものをどのように可能にさせ得るか考えていく。
言語情報処理特論 樋口  泰裕
荒井  智子
山川  智子
 言語文化研究・教育における、創造的なコンピュータ利用の可能性について考察する。さらに、各受講者の研究上の必要に応じたコンピュータ利用の方法を探る。具体的には、コンピュータを活用した効率的な論文作成の方法、言語資料分析に対するコンピュータの利用、漢字と文化、中国文化の中の情報処理の歴史等について、論ずる。
文学特論 樋口  泰裕
森本  奈理
大島  丈志
 日本文学、英米文学、中国文学といった担当教員それぞれの専門領域から、詩や小説などのいわゆる文学的テクストを取り上げて講読し、異なる歴史、文化を背景にした文学研究の実践的な視点、方法などを学ぶ。
言語文化実地研究     -  本学の海外研修プログラムに参加した場合や、本研究科と協定を結ぶ外国の大学院で学修した場合に、その成果を単位認定する。
地域言語文化史研究
(日本語の歴史)
宮武  利江  日本語がたどってきたさまざまな変化について、現在手にすることのできる文献資料に残された手がかりをもとに、主要な研究論文を参照しつつ考察する。今年度は、万葉仮名と上代特殊仮名遣、藤原定家の文字づかいと定家仮名遣、歴史的仮名遣いと現代仮名遣いといった書記史上の重要なトピックスをいくつか取りあげて、演習形式も取り入れながら論じる予定である。
   

▲ページトップへ

地域言語文化論特論I
(日本言語文化)
鈴木  健司  本年度は、春学期の「地域言語文化論特論I」と秋学期の「地域言語文化論演習I」を融合させ、宮沢賢治の散文作品と韻文作品を採り上げその差異を探っていく。春学期には宮沢賢治の詩『春と修羅』第一集を読む。宮沢賢治の詩的言語は、難解といわれるが、詩の構造を把握することにより、詩語の喚起するイメージや意味内容を分析的に解釈していきたい。
地域言語文化論演習I
(日本言語文化)
鈴木  健司  本年度は、春学期の「地域言語文化論特論I」と秋学期の「地域言語文化論演習I」を融合させ、宮沢賢治の散文作品と韻文作品を採り上げその差異を探っていく。秋学期には宮沢賢治の童話『銀河鉄道の夜』を読む。賢治の散文的言語は、美しく分かりやすいといわれるが、そのテクストの成り立ちは複雑を極めており、テクスト段階からの読み取りを訓練し、散文世界の成り立ちを追求したい。
地域言語文化論特論II
(英米語圏文化)
芦田川 祐子  19世紀の英国で盛んに書かれるようになった創作フェアリー・テイル(おとぎ話)の代表的作品を読みながら、おとぎ話が文化のありようとどのように関わっているかを考えていく。おとぎ話は昔話や民話とも深く関連し、多くの地域で文化の基盤を形成しているが、ディケンズ、マクドナルド、ネズビットらによる物語中の子ども観や人生観にヴィクトリア朝の英国らしさはどのように表れているか、またはいないか、類話との差異にも目を配りながら検討する。
地域言語文化論演習II
(英米語圏文化)
芦田川 祐子    20世紀の英語圏の創作フェアリー・テイル(おとぎ話)を読み、担当者による発表をもとに、おとぎ話と文化の関わりについて考察する。テクストはファージョン、バーセルミ、エイキン、ガーナーなどの作品から、受講者の興味に応じて選ぶ。おとぎ話の約束事とそこから逸脱する語りの手法や、作中に表れる価値観に注目し、古典的おとぎ話や日本の昔話とも比較しながら、多様化が進んだ世界において、おとぎ話がどのような地位を占めているかを考えていく。
地域言語文化論特論III
(華(漢)語圏文化)
加固  理一郎  中国古典文学・漢文学に関する文献を、原典を用い、前近代の注釈を参照して、一字一句をていねいに読む。それによって、その読解力を高め、深く解釈できるようにする。この分野を専攻する者は、これによって研究の基礎的能力を身に付ける。また、関連領域を専攻する者は、自分の研究に益するような題材を見つける。取り上げる文献は、最初の授業で受講者と相談して決める。これまでに取り上げたのは、唐詩・『史記』・『論語』であった。また、必要に応じて漢文訓読の方法や、文学史・思想史などについても講述し、理解を深める。
地域言語文化論演習III
(華(漢)語圏文化)
阿川  修三  中国近現代の啓蒙思想家王韜(1828~1897)が日本を訪問したときの記録である、『扶桑西記』読む。論
 この旅行記には、当時の日本の学界、政界の著名人士が多く登場し、また長崎、神戸、大阪、京都、東京、日光での見聞が記されている。それらを通して、当時の中国の知識人王韜がどのように文明開化期の日本、当時の日本人を受容したかを考えたい。
   

▲ページトップへ

地域言語文化特殊研究Ⅰ
(言語芸術Ⅰ)
紙  宏行  上代から中世の文学史を概説し、古典文学研究の基礎的方法を身につけるようにする。また、授業担当者の専門である、平安、中世和歌史や歌学あるいは説話文学について、現在の研究状況を紹介し、授業担当者の最近の研究成果を着眼から完成までの過程を含め講義してみたい。
地域言語文化特殊演習Ⅰ
(言語芸術Ⅰ)
紙  宏行 平安から中世にかけての文学作品をとりあげ、丹念に読解、鑑賞してゆく。作家・作品については受講者と相談して決めたい。作品を読むための基礎知識や基本的な文献資料の活用方法を身につけ、文学史の流れを理解し、研究史をふまえつつ、古典文学を読むとはどういうことなのか、その視点や方法を学んでいきたい。
地域言語文化特殊研究II
(言語芸術II)
森本  奈理  アフリカ系アメリカ人最初の職業作家Charles Chesnuttの長編小説The House Behind the Cedarsを精読する。受講学生は以下の3点を身につけるものとする。 ①翻訳のない英語文学作品を精読し、英語の語彙力や構文把握力、読解力を身につける。特殊な辞書を参照しながら「視覚方言」も読めるようになる。②読解に必要な文化、歴史的背景知識を身につける。 ③文学批評理論の重要概念「雑種性 hybridity」についての知識を身につける。
地域言語文化特殊演習II
(言語芸術II)
土井  雅之  本授業では、シェイクスピアを中心としたエリザベス朝の劇作家の作品を丁寧に読み解きながら、時代性の調査や他作品との比較を行うことによって、作品理解を深めることを目標とする。 続いて、先行研究での作品解釈、翻案作品や映像作品での作品受容を参考にしながら、参加者一人一人が独自の作品考察を試みる。シェイクスピアや彼と同時代の劇作家たちの作品は、テキストと向き合うだけでは読解が困難ことが多い。 得られやすくなった多くの視点から作品を眺めると新しい知見を得られることがある。本授業ではその研究姿勢を養っていく。
地域言語文化特殊研究III
(言語芸術III)
白井  啓介  中国近現代における口語芸術の生成と展開を探求するため、口語演劇(話劇)を研究主題とする。20世紀にいたり、中国では伝統的文語形式の文芸から、日常語に近い口語文(白話)文芸へと転換するが、その運動の軌跡と作品を、話劇の台詞を軸に考究する。詩、小説、映画などとの相関から、言語芸術としての特質を探る。
地域言語文化特殊演習III
(言語芸術III)
白井  啓介  地域言語文化特殊研究IIIに続き、現代中国における言語芸術の特性を、映画の台詞を中心に実作品に即して究明する。あわせて、歴史的展開を追うことで、演劇と映画の相関、映画と小説の相関などを探る。
   

▲ページトップへ

地域言語文化特殊研究IV
(日本語学)
鬼山  信行  日本語の従属節について、主節の時制やモダリティといった範疇との位置関係を明らかにし、またそれぞれの位置に応じた従属節の内部構造や意味などを広く見渡す。これによって従属節の作る体系と、従属節の構造上の位置や内部構造との関連を整理する。 日本語の従属節の研究は生成文法におけるものを除いて詳細な記述に特化しているが、構造の解明がないまま記述をするため一面で行き過ぎがあり、危険である。本時においては意味と構造のバランスのとれた記述を目指す。
地域言語文化特殊演習IV
(日本語学)
鬼山  信行  日本語文法の特定の分野の重要な論文を読み、批判していく。取り上げる分野は従属節、時制、モダリティ、名詞述語文、名詞修飾の構造などである。
国語科教育特論 坂口  三樹  高等学校国語科における漢文分野の教材研究法について学ぶ。文献を書き手のの意図に沿って過不足なく読解するためには、どのような手順や方法でテクストを分析すればよいのか。 授業では、日本の平安朝文学に大きな影響を与えた中唐の詩人・白居易(772~846)の「長恨歌」を題材に、中国古典詩の読解方法を具体的に学ぶ。その際、複数の教科書会社から出版されている指導書の比較・検討を通じて、より蓋然性の高い解釈を導くための手順や方法についても考察する。
国語科教育演習 2021年度非開講
対照言語研究 武田  和恵  複数の言語を比較・対照することを通して、言語間に見られる共通性・普遍性並びに特異性・多様性に関する理解を深めていく。比較言語学・言語類型論・対照言語学・生成文法理論(特に原理とパラメータのアプローチ)での議論・分析方法を概観し検討を加えた後、実際の言語データの分析を行う。 英語と日本語の諸現象を主として取り上げるが、必要に応じてその他の言語にも言及する。言語データを基に仮説を立て検証していくことで、より説明力の高い分析を構築していく過程の習得をめざす。
第二言語習得研究I 鷲麗美知  ゾラナ The course covers various topics concerning the teaching and learning of vocabulary in the socond language, such as selection of target vocabulary, communicating word meaning, strategies for effective vocabulary learning,vocabulary assessment etc. Upon completion of this course, students should have a better understanding of the underlying principles of L2 vocabulary acquision and be able to make informed choices about vocabulary teaching and testing.
第二言語習得研究II 伊藤  隆  本授業では、第2言語習得研究の英語で書かれた文献を輪読する。受講者は、文献を熟読し、その内容を分担して発表したり議論したりすることを求められる。そして、発表と議論を繰り返すことによって、第2言語習得研究の主要な理論や概念への理解を深めることが期待されている。 具体的には、年齢、言語適性と動機づけ、言語不安と学習方略、習得順序、学習者言語の可変性、第1言語の役割、インプット、インタラクション、認知的な側面、社会的な側面、明示的・暗示的教授の役割などが議論の対象となる。
   

▲ページトップへ

日本語学演習I 津留崎  由紀子  日本語の文法について学ぶ授業である。母語話者の頭の中には文法体系が存在し、それによって人は正しく文を産出し、理解し、互いに意思を伝達し合うことができる。しかし、母語の文法体系を意識化して説明することは難しい。 この授業では、日本語を一言語として客観的にとらえ、考察、整理していくことによって、日本語のしくみを論理的に説明できるようになることを目指す。多くの用例を見ることによって基本的な倫理を確認し、整理する。その上で各文法事項に関連した論文を輪読する。品詞論、名詞の格、ヴォイス、授受表現等を取り上げる。
日本語学演習II 津留崎  由紀子  日本語学演習Iに引き続き、日本語の用例から基本的な理論を確認し、整理する。さらに、各文法事項に関連した論文を輪読する。この授業ではテンス、アスペクト、とりたて、モダリティ、複文、待遇表現を取り上げる。
英米語学演習I 武田  和恵  英語学の下位領域と隣接領域を踏まえ、音声学・音韻論、語彙論・形態論、統語論、意味論・語用論の各領域において、英語の特徴が、どのように記述され分析されうるか、具体例を検討しながら包括的に学ぶ。 さらに、イギリス・アメリカならびに世界の諸地域で、母語として、あるいはコミュニケーションのための共通語として使用されるに至った英語の歴史的変遷を学び、どのような広がりを持って英語が使用され、どのような変化が生じつつあるのかを検討する。
英米語学演習II 野村  忠央  本授業では英語学・言語学、特に統語論、英語語法文法研究に基づいたテーマを広く扱う。具体的には生成文法理論の導入、あるいは仮定法、補助動詞、モダリティ、不定詞、否定などの統語現象の解明に焦点を当てる。 どのような言語事象を扱うにせよ、理論内の整合性のみに終始するのではなく、「経験事実に基づいた文法理論の構築」を常に目指す。また、英語学の成果を何らかの形で日本の英語教育に還元していくことも重要な視点である。
中国語学演習I 蒋  垂東  日本の漢字の多くには「訓」と「音」という二通りの読み方がある。「文」を「フミ」と読むように、「訓」は漢字の意味に対応する読み方であるのに対して、「文」を「モン」と読んだり「ブン」と読んだりするのは「音読み」で、中国語の発音を写した読み方である。 同じ「音読み」なのに、「天文」の場合は「てんモン」、「文学」の場合は「ブンがく」と読むのはなぜか。中国語音韻史の知識があれば、こうした違いは中国語の発音の時代的・地域的特徴を反映しているということが分かる。この授業では、日本漢字音とも密接な関係をもつ中国語の中古音を取り上げて考察する。
中国語学演習II 蒋  垂東  中国語の中古音は、現代中国語の普通話および漢語諸方言の形成と変遷を理解・研究するうえでなくてはならないものであり、万葉仮名(音仮名)の用法や呉音と漢音の異同など日本漢字音の実態を明らかにする上においても欠かせないものである。 この授業では中古音から普通話への流れを辿りつつ、中国音韻史の変遷を理解する一方、日本漢字音における中古音の受容の実態を考察することを通して、日本漢字音と中古音、日本漢字音と普通話の対応関係について考察する。
   

▲ページトップへ

言語教育特論I
(日本語)
松﨑  寛  言語教育・言語研究の基礎となる音声学を学習し、現代日本語の母音、子音、アクセントなどの特徴を把握することで、気づかれにくい話しことばの発音の変種に対する観察力や分析力を身につける。 受講生は、本授業を通して、日本語教育・国語教育における内容学である音声の知識と、聞き取りの技能を身につけることができる。音声記号や名称を暗記することに心を砕くのではなく、その背景にある原理を理解するように心がけること。音声は面白いものだということを、体験型講義を通じて感じてほしい。
言語教育演習I
(日本語)
松﨑  寛  第二言語習得研究の観点から、日本語教育における音声教育の理論と方法について考察する。また、学習者の発音の分析や、教材・教具の分析を行い、音声指導法について検討する。 具体的には、特殊拍・リズムの指導、VT法、有声音・無声音の指導、子音の調音点・調音点の指導、自己モニター理論、アクセント、イントネーションの指導、音響分析機器の活用等について取り上げる。 扱う素材は音声だが、根底にあるものは「教育方法の追究」である。様々な知識を統合して、広い視野から「学習が起こるための支援」はどうあるべきかを考えたい。
言語教育特論II
(英米語)
秋山  朝康  英語教育の分野は広範にわたっているが、特に教材論、学習者論、教授方法論、評価論などの分野が重要である。要は学習者の総合的な英語力(聞く・話す・読む・書く)を、いかに効果的に発達させるかにある。 近年の英語教育で強調されているコミュニケーション能力の発達も当然ながら研究の対象になり得る。どの分野を扱うにせよ、この特論では、理論を実践に生かす方法を研究する。詳細は受講生のレベル・興味・ニーズを考慮し話し合いで決める。
言語教育演習II
(英米語)
秋山  朝康  わが国の外国語教育の中で最も長い歴史を持つ英語教育は、教材論、学習者論、教授方法論、評価論等も分野であり、さらにコミュニケーション能力の育成、異文化理解の視点に立った英語教育も研究の対象にする必要がある。 本授業では上記のテーマでリサーチの枠組みを学習し、データの収集方法・分析をする。詳細は受講生のレベル・興味・ニーズを考慮し話し合いで決める。
言語教育特論III
(中国語)
田村  新  特論の目的は、日本人学生を対象とする中国語基礎教育あるいは中国人学生を対象とする日本語基礎教育の方法論を研究開発するために必要不可欠な言語基礎理論を理解することにある。 本講義では認知意味論と認知文法論が、外国語教育に関してどのような貢献をしうるかを理解させる。また、対照言語学における比較基準として、認知言語学の基礎的概念がどのような効果をあげているかを理解させる。
言語教育演習III
(中国語)
山田  忠司  本演習の目的は、中国語教育を行うにあたり、考えるべき問題点を整理し、よりよく中国語教育ができることを目指すものである。当然そこには中国語文法とどう向き合うかが重要となる。 英語教育と異なり「指導要領」が存在しない中国語教育においては文法用語すら統一されていないし、また中国語特有の問題として品詞の認定すらまちまちである。したがって教授者自身が確固たる中国語文法観を確率することが肝要である。本演習はそのための一助となることを目的とする。
   

▲ページトップへ

日本語教育特殊研究 川口  良  話し手と聞き手のやりとりに代表されるコミュニケーションにおいて、人間は、対人関係の維持やコミュニケーション上の効率などを考慮しながら言語形式を選択している。そこには相手に対する何らかの配慮が働いており、その「配慮言語行動」は人間のコミュニケーションに普遍的に存在すると考えられる。 本講義では、「配慮言語行動」と関連の深い「ポライトネス理論」について学び、その研究手法の立脚点を明らかにする。次に「配慮表現の多様性」に注目する論文を輪読し、動的に「配慮言語行動」を捉える調査分析の手法を学ぶ。
日本語教育特殊演習 川口  良  春学期に学んだ「配慮言語行動」について、各自、興味を持ったテーマを選び、事例研究を行う。事例研究の内容は、調査報告、または、文献調査報告とする。文献調査報告については、春学期に輪読した書籍所収の論文から選んでもよい。 どちらの場合も、自身の考察を加えて発表する。それに基づいて全体で討論し、調査方法やその理論化について検討していく。
英米語
コミュニケーション特論
リチャード・ローガン This class will enable students to express themselves in English on a range of topics which may include current political, social and cultural problems in such areas as education, mass culture, the mass media, and the economy. Students are encouraged to raise the issues they are most interested in for their individual research.
英米語
コミュニケーション演習
リチャード・ローガン This class will look at issues in education and society in reference to self-expression, verbal and non-verbal communication, gender roles and social sub-cultures. All discussions will be in English and designed to assist students in their own individual area of research.
日本語文献講読 2021年度非開講
日本語文章表現法 三枝  優子  本授業は日本での論文執筆経験がない留学生を留学生を対象とした論文執筆のための文章能力の養成を目的とした授業である。修士論文の執筆に役立つ基本的な論文の章立てや構成、倫理的な文章の書き方を学び、表現力を養う授業を展開する。
具体的にはテキストを用いて解説していくが、テキスト以外にも多くの論文に触れる機会を作る予定である。テキスト及び論文例をもとに学生自身の研究課題に関連した課題作文を課し、その指導を通して実践的に知識とスキルを習得できるようにする。

▲ページトップへ