Campus Life

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ゼミナール活動紹介

国際理解学科 奥田ゼミナール 日本社会の課題を考えるフィールドワーク

国際学部の奥田ゼミでは、6月の終わりから7月にかけて下北半島ツアーと題し、青森県で毎年ゼミ活動を行っています。日本原燃六ケ所PRセンターを中心とする各原子力施設の見学と十和田市にある無農薬農家での田んぼ作業の手伝いを通して、原発問題はもちろん、東京をはじめとする首都圏と地方との関係性や日本の農業人口減少問題を考えます。
今回のゼミ活動に参加して私が一番感じたのは、自分が日本のことを知った気になっていたということです。義務教育を経て大学で社会について学んできた私にとって少なくとも他人より日本の現実を知っている気になっていました。しかし、原子力施設の見学や農作業の手伝いを経験する中で、「私は日本の現実を少しも分かっていない」とショックを受けました。教室で講義を聴き、学ぶことは大切ですが、実際に現地に行き、自分なりに課題を見つけることができる機会が豊富にあるこの時期を大切にしなければならないと感じました。

国際学部国際理解学科3年 知花あかり