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教育研究会「算数・数学部会」(終了)
 

算数・数学部会

 教育研究所では、2000年度より2005年度まで、本学卒業生を中心に気軽に疑問点を持ち寄って話し合う場を設けることを目的として「算数数学部会」開催しました。

 

 

2005年度(第6回) 2005年7月23日(土)
・研究事例の紹介 数値化して比較することのよさ* 
・TTの問題点
・算数科教科書大判化の経緯について 坂間利昭先生
2004年度(第5回) 2004年7月24日(土)
・少人数教育について 
・TTの問題点
・各教科書会社の教材の比較し指導系統の多様性を認識した。
・授業時数削減の影響について
2003年度(第4回) 2003年7月26日(土)
・少人数教育について 実効性ある体制の作り方、指導法の確立が求められる実態が明らかになった。
2002年度(第3回) 2002年7月27日(土)
<講演>「総合的な学習の時間について」教育研究所所長 平沢茂
<研究会>
・絶対評価への取り組みの報告、協議を行う。
2001年度(第2回) 2001年8月8日(水)
・総合的な学習の時間について 算数・数学との関連を協議
・ 中学校3年の授業放棄の生徒への指導について
・TTの効果的な組み方について協議
2000年度(第1回) 2000年8月22日(火) 発表者は3名。
<発表内容>
@第3学年算数科「小数」 小数を用いることのよさを認識させる指導について
A中学校1年「正・負の数」 ゲームを取り入れて正・負の数を楽しみながら学習する。
B小学校「指導上の疑問点」 TTの効果的利用法、個人差

* 福島市岡山小学校の遠藤直樹先生から研究事例の紹介。小学校1年で、直接比較、間接比較に続けて数値に置き換えて比較することのよさに気づかせるものである。
具体的には、直接比較(第1時)、間接比較(第2時)に続く第3時の授業において、校庭の走路に埋められた黄色いテープとそれに垂直に交わっている白線コースのラインの長さを比較させた。そこでは、実際に走ってその歩数で比較するというアイディアを引き出すことができた。次いで、体操台の縦と横の長さの比較では足で測るとどちらも2歩だけれど、手で測れば長いほうが分かる。そして最後に四角いタイルの縦と横を比較させ、指を使ったり消しゴムを使ったりして、「何個」分という数値にすることのよさに気づかせる授業を展開した。第4時には、教室内のいろいろなものを児童が各自で選択したメジャーを使って比べる授業を行ったところ、長いテープを用いた2名の児童以外は鉛筆や消しゴムなどを利用して数値化して比較を行い、数値化することのよさを生かしていた。

(教育学部 白石和夫)

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