10月26日（水）から3泊4日で沖縄へ修学旅行に行ってきました。沖縄の食や大自然を体で味わい尽くす旅となりました。

4日間とも晴天に恵まれ、マリン体験や亜熱帯でのトレッキングなどを通して、沖縄の大自然を体で味わい尽くしました。
この修学旅行において、一番の目的は平和学習です。

沖縄戦について事前学習をして訪れましたが、現地で本物を見ながら説明を聞くと、戦争の悲惨さや怖さを肌で感じました。

様々な平和学習を通して、生徒たちは今後絶対に戦争を起こさないという強い思いを持つことができました。
コロナ禍になって、数年ぶりの修学旅行で不安もありましたが、万全の感染症対策で無事に全員で東京に戻ってこられたことも大きな収穫となりました。

ここで生徒の感想文を一部抜粋して紹介します。

ガマ見学　NKさん
そして、ガマの中は水のしたたる音だけが響き渡っていて、ところどころ黒くなっていた。それは、焼け焦げた跡のようだ。爆発の影響で天井には鍋のようなものが貼り付いていた。

また、約五秒間、全員で懐中電灯の光を消してみると、そこは「光」という言葉すらなかった。真っ暗という言葉では表せないほど暗闇だった。

ガマ見学の案内をしてくれた方の当時の話は、とても胸が苦しくなるようなことばかりで、目を背けずに向き合っていかなければいけないことだと強く感じた。

ひめゆり資料館　GI君
ひめゆり資料館の館内には当時の人が持っていた遺品や、沖縄戦で犠牲になったひめゆり学徒隊や先生の生年月日や名前、そして、その人が当時どのような人だったのかということと、死因が書かれていました。僕たちと同じように普通の学生として生活をしていた人たちの命が奪われてしまっていたことにとてつもない悲しみを感じました。

佐喜眞美術館　YT君
「沖縄戦の図」を見ました。動画で見たものよりも、圧倒的に迫力があり、凄みを感じました。

沖縄戦の悲惨さがしっかりと描かれており、沖縄戦の恐ろしさを改めて感じました。

沖縄戦で亡くなった人達のことを忘れることなく、これからは沖縄戦のようなことが二度と起こらないでほしいです。