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2018.03.06
教育・研究

【湘南校舎】国際学部の学生が神奈川県山北町の「豆知識Book」を制作しました

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国際学部国際理解学科と国際観光学科の4年生5名が、神奈川県山北町における廃校を活用した地域活性化の活動として「豆知識Book」を制作し、山北駅前観光案内所、山北町役場などで配布され、使用が開始されました。

制作に携わったのは、内山美穂さん(プロジェクトリーダー)、岩本彩夏さん、角田安優実さん、倉地未央さん、田村美波さんです。2016年3月に、国際観光学科の海津ゼミと鈴木正明ゼミに所属している先輩が活動していた「山トモの輪」という学生有志団体の活動を知り、活動に参加しています。

「山トモの輪」は、山北町を中心に地域の宝探しや地域が元気になる活動を行なっている団体で、2016年2月には、山北町共和地域の「地域のたから」を活かしたマップを作成するなどの活動をしてきました。

内山さんらは、自分たちでも何か企画ができないかと考え、大学3年時に山北町に人の集まる場所を作ろうと企画し、廃校を利用した「もりの駅くすの木」という休憩所を作りました。地元の方と協力し山北の間伐材を使用した椅子やテーブルを設置しました。

4年生となり、大野山ハイキングコースの休憩所としても利用できる「もりの駅くすの木」を、多くの方に使ってもらいたいと考え、山北の魅力を発信できる広報ツール制作を企画し、学内のチャレンジ奨学金制度(企画奨励)を利用して「豆知識book」を制作しました。

山北町を初めて訪れる人の視点で考え、「豆知識book」で新たな発見をしてもらい、もっと充実した旅にしてもらうことをコンセプトにしました。地域の方を訪ねて集めた魅力あふれる情報を、限られたページで表現するために、コンテンツの選定やレイアウトなどの推敲を繰り返し、完成させました。

挿絵や文章は、学生たちが感じている山北町の「暖かい、面白い人や物がたくさん、緑が多い」というイメージを表現するために、手書きで仕上げました。フォントや絵の違いが手書きの柔らかさと相まって、飽きずに何度も見ることができます。また、協力してくださっている方々をイラストで紹介し、人の魅力も伝えています。

制作した「豆知識book」は、もりの駅くすの木や、山北駅前観光案内所、山北町役場などで配布しており、ハイカーも山登りだけではなく、旅のガイドなど、どんな人でも楽しめる内容になっています。
内山さんは、「山北に初めて来た人でも、何度も来てる人でも手にとって頂きたいです。『豆知識book』を通して新たな発見をしてその旅をもっと充実した物になれば嬉しい」とコメントしています。

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