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2018.10.22
教育・研究

【湘南校舎】情報学部情報システム学科川合研究室の研究成果が、第5回創業・新事業進出フォーラムに出展されました

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情報学部情報システム学科川合研究室の研究成果を、藤沢商工会館で10月19日(金)に開催された「第5回創業・新事業進出フォーラム」で展示しました。このフォーラムは、湘南新産業創出コンソーシアムと(公財)湘南産業振興財団が主催し、「創業」「新事業進出」「産学連携」のテーマに合わせた展示によって、企業間交流、先端技術の情報交換などのビジネスマッチング創出の機会を提供することを目的としたものです。

展示会ブースには、湘南で新しい事業を始めている企業9社とともに、湘南地区に位置する文教大学、湘南工科大学、横浜国立大学、多摩大学、慶應義塾大学の5大学が、それぞれの研究成果について発表を行いました。
湘南新産業創出コンソーシアムホームページ:http://www.s-cns.com/start-forum/

文教大学からは、以下の3つのシステムを展示しました。

■歴史的文化景観シミュレーションシステム
旧東海道藤沢宿を再現したシミュレーションシステム。ふじさわ宿交流館で展示されているシステムをアップデートしたもので、春夏秋冬や時刻、天候など、環境の変化により移ろいゆく過去の藤沢の風景をあらわしたシステム。

■湘南地域津波避難行動シミュレーションシステム
湘南地域の海岸を国土交通省のオープンデータをもとに3次元モデルに起こし、これに避難アルゴリズムを持たせた大量のエージェントを行動させることで、地域の防災計画のための基礎データ取得を行うシステム。藤沢市、鎌倉市、逗子市の3地域について再現。

■ユーザの表情により異なる反応を返すキャラクターデザイン
画像認識技術における顔画像認識を用い、表情と感情の組み合わせデータに基づき、Webカメラに映った顔画像から感情を読み取るシステム。遠隔会議や新しいインタラクションを持つコンテンツへの応用が考えられる。


これらの研究成果は、長い時間をかけて学生とともに開発されたものです。当日は、藤沢市長をはじめ、地域の企業、行政関連の来場者が多く訪れ、 開発に携わった学生との間で、有意義な情報交換と交流が見られました。

また、これらの成果物は 10月27日(土)に開催される湘南台ファンタジアの大学協力祭でも展示される予定です。
湘南台ファンタジアホームページ:https://www.shonandai-fantasia.net/index.php/2016-06-23-13-05-26

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