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2019.11.26
教育・研究

【湘南校舎】国際学部阿野幸一教授とゼミ生が『高校生のための「英語の先生」体験セミナー』を開催しました

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11月23日(土・祝)、国際学部国際理解学科の阿野幸一教授と阿野ゼミの学生が『高校生のための「英語の先生」体験セミナー』を開催しました。昨年に引き続き今年で3回目の開催となります。

本セミナーは、将来英語の先生になりたいと考えている高校生を対象に、実際に先生役になって中学校や高校の英語の授業に挑戦してもらうという内容で、当日は22名の高校生が参加しました。また、現在教壇に立っている、学校の先生方の参加もありました。
セミナーの前には、アカペラサークルCyANの皆さんのパフォーマンスがあり、高校生たちも楽しそうに聞いていました。

セミナーではまず、阿野教授が「魅力ある英語の授業について考えましょう!」をテーマに講義を行い、デモンストレーションとして阿野ゼミの学生が高校生を生徒にしてモデル授業を行いました。
講義を受けた高校生達は、大学生とペアになり、各教室に分かれて各自模擬授業づくりに取り組みました。阿野ゼミの学生たちの指導を受けながら自分の考える英語の授業の準備を行い、最後は1人ずつ教壇に立ち、生徒役の他の高校生や学生の前で約5分間の授業を行いました。
授業後は、阿野教授から「英語教員(仮)免許」の授与があり、セミナーは終了しました。


参加した高校生は、「授業を作るのは初めてだったので、授業できるか心配でしたが、指導してくれた大学生の皆さんのサポートもあり、一緒に参加した高校生と楽しんで授業ができたので、とても良い経験になりました。より英語の先生になりたいと思いました。」「授業づくりで、困ったことがあると大学生がすぐサポートしてくれて、必要なときに手助けをしてくれたので、授業もうまくまとめることができました。授業をしてみて、みんなの前に立つことにも自信ができたので、良かったです。楽しいゼミナーでした」と感想を伝えてくれました。

指導にあたった大学生も、「自分たちが学んでいることを高校生たちに教えるという立場になって、伝えるのは難しいと感じました。また、自分のやり方が固まっていることにも気づくことができ、高校生たちだけでなく、大学生にとっても良い経験になったと思います。今日、参加してくれた高校生たちには、今日学んだことを活かして、自分の夢につなげていってほしいと思います。」と話しています。

担当した阿野教授は、「このセミナーで大学の学びを体験した高校生が、最後に笑顔で"楽しかった"と言ってもらうことができ嬉しく思います。また、大学生も、今まで学んできたことをどう伝えるかを考える良い機会になりました。高校生にとっても大学生にとっても良い時間になったと思います。今日参加してくれた高校生には、数年後、今度は教える立場となってこのセミナーに参加してもらえたら良いですね。このような高大連携の活動を提供できるような大学にしていきたいと考えています。」とコメントしています。 


高校生も学生もお互いに学び合えた、充実したセミナーとなりました。

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