「手の写真を撮らせてもらえますか?」  
                そのやり取りでの行動傾向
           


 人によって反応はぞれぞれでしたが、いくつかのタイプに分類可能でもありました。




 タイプ1: 「さっきまで仕事してて手汚れているから・・・」「今荒れて
       るら・・・」と、今の自分の手は万全な状態ではないと言う
       人

     
解説:このタイプは男性には全く見られない。女性のだいたい6割が
             このタイプにあてはまりました。 

        
タイプ2: 「太いからやだなー」「短いからやだなー」と自分の手への
      文句を言いながら仕方なく手を出してくれた人

     
解説:このタイプも男性には見られない。女性の中でも特に10代から
             20代の女性で多く見られました。思春期に入る中学生から始
             まる傾向で大体35歳を過ぎる人にはみられなくなります


タイプ3: この写真は何の為に撮るのかとたずねる人
     
解説:「手の写真を撮らせてください」などと突然言われれば、きっと
             誰もが怪しげだと感じるはずですが、このタイプは意外にも6割
             程度にとどまりました。その中でも、どうして?なんで?とつっこ
             んで聞いてくる人はほとんどいませんでした。

          
タイプ4: 写真を撮る前に時計を上に向けるなど手をきれいに見せ
      ようとする人

     
解説:このタイプは40代・50代の女性で数人という程度でした。「その
             ままの状態でいいんです」と言ったのですが、「ちょっとまって」
             と言って袖をきれいにしたり時計を付け直したりきちんと整えて
             から写真を撮らせてくれました。


タイプ5: 「両手を広げて」と頼む私に、自分はこう取りたいのだと自
      らポーズをとる人

      
解説:このタイプは2人だけでした。1人はカメラマンで「表情をつけ
              たポーズがいい」ということでした。もう1人は「別にそのポーズ
              じゃなくてもいいんでしょ?」ということでしたが、その子はとても
              仲の良い友達なのでだからこそ言えたことかもしれません。基
              本的にあえて別のポーズで撮って欲しいという人は他にはいま
              せんでした。     


タイプ6: 特に何も言わずに「いいよ」と一言いうだけの人
      
解説:女性にも男性にも見られましたが男性の方が多かったように
               思います。特に35歳から上65歳から下の男性に多く見られま
               した。小学生までは男女問わずこのタイプがほとんどでした。
               全体的には3・4割がこのタイプにあたります。