■卒論概要■

探しやすい書籍検索とは


研究のはじまり
レポートを書くために必要な参考文献を図書館の書籍検索を利用して探そうとした時に、すぐに見つけることができず不満を感じた。
現在の図書館の書籍検索は、わらないこと、知りたいことなど「何かについて調べたい」など本の内容から探すのには向いていないように思われる。
内容から検索する時にもっと有効な検索方法はないかと思った。そして、探しやすい書籍検索とはどんな検索なのかをこの研究で考えていきたいと思う。

研究のなかみ
まずは、図書館の書籍検索の現状を見直し問題点をはっきりさせる。
そして、図書館の書籍検索よりも優れているのではないかと予想したオンライン書店の書籍検索と比較して、どのように良くなっているかを確かめる。
それでもまだ改善されなかった問題点の改善案の検討をする。

問題点は、個人の入力センスに左右されるキーワード検索と本の内容画面の情報不足、わかりにくさであると考えた。
オンライン書店との比較の結果、情報不足、わかりにくさという点は良くなっていたが、入力センスに関係ない検索方法というのは改善されていなかった。
そこで改善案として、「ジャンルわけ検索」、「教えて!gooの仕組み」、「キーワード検索の強化」をそれぞれ検討してみた。

研究のおわり
探しやすい書籍検索とはどんなものかを考えてきた結果、「本の詳細な内容に関する多くの情報」と「人の目を引き付けるビジュアル的工夫」の2点が挙げられた。
「入力センスに関係しない使いやすい検索方法」は、今回はっきりとした提案ができなかったが、改善案もまだ改良の余地があるのではないかと思われる。
これからも利用者にとって使いやすい検索の発展を思う。

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