米出荷時に起こる待ち行列の研究
文教大学情報学部経営情報学科4年 河野恵介
研究目的
現在、とあるお米の産地では米を農協に出荷する際長蛇の待ち行列が発生する。私は農家や農協職員の疲労を少しでも減少するように何か無いかと考え、待ち行列が発生するのは出荷経路に原因があるのではないのかと思いその原因を解明することを考え、それによって少しでも出荷がスムーズに進行するようになればよいと思いこの課題に取り組むことにしました。
特色
米出荷時に起こる待ち行列の研究をするにあたって、現在の出荷のどの工程が1番ボトルネックになっていて待ち行列減少の余地があるのだろうというのが問題になる。単純に考えればボトルネックになっている部分は農家に米の出荷において時間や量の制限がされていないという点である、それならば制限させるのが1番最適なのではという考えが浮かぶのだが、制限させるにも最適な制限を考えなければ意味が無い。それで今回、農家の米の出荷工程で減少の余地があるのはどの工程なのか、さらにその工程での有効な制限方法を提案し、そしてその提案に基づき実験をし、その実験結果と現状を比較したいと思う。
研究結果
提案したものと現状を両方シミュレーションし、その結果を比較してみた。その結果、新しく提案したほうが待ち行列が減少したため、まだまだ米出荷時に起こる待ち行列には減少する余地がある。という結果が出た。