卒研概要


研究の内容

 ゴミの袋を持って、ゴミ捨て場まで行く作業が好きな人というのはまずいないだろう。 お年寄や体の不自由な方々にすると、その作業は大変な仕事になるに違いない。 実際、役所や町内会に「ゴミ集積場が遠い」という苦情があり、 多くの人が、できる限り移動する距離を短縮したいと思っている。
 単純にゴミ集積場の数を増やしてしまえば、家から集積場までの移動距離は短縮されるだろうが、 ゴミの回収の手間や、町の景観の事を考えると、そうもできない。
 そこで、ある町内会をサンプルにして、その地区のゴミ集積場の配置を改善していく。


アプローチ

 どのゴミ集積場を誰が使用しているかを調べ、そのデータを基にどこの集積場に欠点があるか(効率が悪いか)を把握し、 移動距離が削減されるような配置を考え出す。


研究結果

 現状で見られた移動距離の差を縮める事に成功した。 しかし、移動距離の差ほど、総移動距離を縮める事ができなかった。恐らく現状のゴミ集積場数では、総移動距離の削減は難しいのではないだろうか。


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