大相撲の実力どおりの番付表について

大相撲の番付表にメスを入れる。既存の番付表にとらわれずに取り組みの勝敗だけではなく、人気に関係する懸賞金の視点等から力士の実力を見極める。これにより相撲ファンに実力どおりの番付表を示す。

 

相撲協会の見えづらい裏の部分を見極め、既存の番付表は実力どおりではないという結果がよそうされる。

 

なんとなく見ている程度の大相撲だったが、大関、横綱等上位陣の負けすぎは気になっていた。負けているのに上位にいる力士に納得がいかず、何か別の要因で上位に残っているのではないか と考え、この研究をすることにした。

研究を進めていく上で、番付表の成り立ちを知り、それを知ることで番付に限らず幅広く世間で使われているランキング制との共通点・相違点を考え、番付表のあいまいさ、不平等さを示す。

雑誌・新聞等では取り組みの勝敗で番付を決めている。上位陣に勝ったとか、下位陣に取りこぼしたといったことを考慮に入れているとはいえ、多くの人間が既存の番付表に疑問を持っていても、はっきり間違っていると示す段階には至っていない。

今までは取り組みの勝敗で番付を決めていたが、私の研究では、力士の人気に大きく関係する懸賞金をからめて相撲の実力と懸賞金の人気の両面から真の実力の番付表を作成する。

まず、相撲の実力を見ることから始める。1場所だけで見るのではなく、1年間を通じて見極める。これにより、勝ちが多い力士は既存の番付も上位になっていき、大関、横綱などとの取り組みも出てきて、下位の力士との取り組みしかないというような不平等さもなくなる。そして人気の懸賞金は仕組みを知り、力士の取った懸賞金の総数を調べていく。今のところはこの2面から研究を進めていく。