文教大学 父母と教職員の会

文教大学父母と教職員の会は40周年を迎えました

元会長の座談会

関根 義昭

第16代会長 [2008 ~ 2009年]
東京都支部

(司会)
  まず、「父母と教職員の会」の活動を通して一番印象に残っていることをお願いします。


(関根さん)
  4年ごとに回ってくる一都六県の支部役員合同研修会でしょうか。一都六県支部役員合同研修会は、2日間教養を高めたり見識を広める中で、役員相互の親睦を図ることが目的です。
  特に平成11年、文教大学学園八ヶ岳寮にて行った研修には、21名の東京都支部参加者があり、一番印象に残っています。
  幹事支部となった年には、企画立案から始まり、支部役員が一致協力して運営に当たり、無事研修会を終えた時の喜びと達成感は他では味わえません。


(髙橋さん)
  支部の活動に参加していた時の立場と違い、本部の副会長に就任した時のことですね。父母教が独立組織であることや運営委員会の大きさに驚き、それを見て大変だなと思うと同時に、ここは相当腹を据えてやらないと、半端なことでは役員は務まらないと感じました。


元事務局長の座談会

髙橋 一弘

第18代会長 [2012 ~ 2013年]
千葉県支部

(惠羅先生)
  大勢の方々が仕事を抱えながら時間を割いて参加されていますので、緊張感があるし、この会の意義を感じております。
  特に、事務局長就任当時、予算不足となる見通しから、秋の支部長研修会を今年は中止にしたいという提案をした時、全然受け入れられなかったことが一番印象に残っていることです。
  この会が全国で定着していくまでにはご苦労があったことと思いますし、それを引き継ぐ者として、活動をしていただいている支部長の責任感を再認識し、身が引き締まる感じがしました。


(司会)
  一方、一番大変だったことはなんでしたか、教えて下さい。


(髙橋さん)
  会費の納入率をよくするための活動が大変でした。結果的にはそれまでの4年分一括全納から単年度納入制に変えて、安定してきました。
  新しい事業としては、100円朝食の補助や、広報活動の一環として、新入教職員の歓迎会をスタートさせ、文化祭や体育祭活動も積極的に支援しました。これらは現在も継続しています。
  また、東日本大震災時のボランティアや被災された保護者の方に対する見舞金の支援も行いました。


元事務局長の座談会

惠羅 博

情報学部 情報システム学科教授
現父母教 事務局長[2010年 ~]

(惠羅先生)
  地方の学生数が減っているため、うまく支部長の引き継ぎができなくなっている支部があることです。
  そういう支部には事務局(事務局長、同次長)や会長などが、現地に行って活動の支援をすることも必要となってきました。今年度から福井県と石川県が合同の支部になりましたが、支部の統合ということも必要かと思います。



(関根さん)
  支部の総会や研修会で参加者が少なかったことが大変でした。
  もうひとつは、年会費の納入方法を4年間分一括から年払いに変更するための取り組みをした時のことです。結果として、納入率が上がりました。


(司会)
  最後に、文教大学父母と教職員の会をより一層魅力ある組織とするためのアドバイスや、将来あるべき姿について一言お願いします。


(関根さん)
  アンケートを行い、学生が出られるような議題を考えてみたり、かつてやっていたのですが、徳島の阿波踊りに文教として復活参加するとか、YMCAのチャリティーランの復活なども検討してみるのはいかがでしょうか。


(髙橋さん)
  活動内容をよく知っている人が長く役員を続けると、一見組織が安定しますが、新しい役員を勧誘して、新しい人の考えをどんどん取り入れ、将来につなげていければ、より活動が活性化するのではないでしょうか。


(惠羅先生)
  少子化の時代を迎え、地方からの入学者がどんどん減っている現状をみると、これからは藍蓼会などの力も借りて、オール文教として協力しながら、組織の中身を少しづつ変えつつ発展していく道を模索する必要があると考えます。


(司会)
  今日はどうもありがとうございました。


司会:児玉 由美子( 千葉県支部 )