湘南総合研究所
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12月3日号
湘南発!テクニカルフォーラム
(日大・慶応大・湘南工科大・文教大・横浜国大)





 

高田哲雄研究室
「HDV立体映像“Fantasy”」

<研究のねらい>
CGによって創作された仮想空間とカメラによる実写空間の合成、また言実写空間同士の合成などを3D立体映像上で実現した。
ゼミで“Fantasy”をテーマにコンテンツ制作と研究を行ったので発表する。
<PRポイント>
今後3D立体映像コンテンツの開発が期待されている。ムービーはもちろんのこと、イベント空間、商業スペースや家庭のインテリア用としての商品化の可能性を多く含んでいる。

川合康央研究室
「情報デザインと地域連携」

<研究のねらい>
これまでテクニカルフォーラムなどを通じて、地域とコラボレーションしてきた成果物と、それらの今後の可能性についての展示を行う。
情報デザインという視点から、コンテンツ制作についての展示を行う。
<PRポイント>

  1. まちづくりについて、湘南台地域を対象にした景観シミュレーションと利用者アンケートについて,報告と展示を行う。
  2. 教育コンテンツについて、共感覚を用いた、児童向けのインタラクティブコンテンツの展示と今後の展開の可能性について発表を行う。
  3. 映像作品について、地域イベントの創出および実施に関する成果を公開する。
  4. 在学生の教育成果について、教育プログラムとともに報告と展示を行う。

海津ゆりえ研究室
「地域協働による持続可能都市 茅ヶ崎づくりに向けた基礎的研究」

<研究のねらい>
海、山、川などの自然と結びついた生業を営み、今やエコカルチャー発信基地の一つとなっている海浜リゾート茅ケ崎の魅力を活かし、エコツーリズムフィールドの形成に資するため、民族協働による「茅ヶ崎学」を展開し資源調査を行う。
<PRポイント>
学生の視点で掘り起こし、聞き取り調査を行った茅ヶ崎の自然・文化・人・環境運動などの「宝」を地図やフェノロジーカレンダー、人物記などで紹介するとともに、茅ヶ崎エコツアーの企画提案を行います。

 栄養学、食品学中島研究室
「ヒスチジンの抗肥満作用に関する研究」

<研究のねらい>
本研究は、赤身魚(カツオやマグロ等)、多獲性赤身魚(サバ、アジ等)およびこれらの加工品(カツオだし等)に多く含まれるヒスチジンの抗肥満作用を調べることを目的とした。
<PRポイント>
動物実験およびヒトを対象とした食事調査と介入試験により、ヒスチジンの摂食抑制および脂肪分解促進作用が解明された。したがって、ヒスチジンは肥満予防および解消作用を有する機能性物質であると考えられる。



 

 
 
 
<共同研究-2009年>
国際学が描く新世界地図
―現代国際社会を俯瞰する―

<研究組織>
研究代表者 国際学部 奥田 孝晴
客員研究員 国際学部 中田 達也
<研究概要>
冷戦構造期の2大国であったアメリカ合衆国・ロシアの現状に焦点をあて、21世紀国際社会における両国を俯瞰することを通じて国際社会の行方を展望する。アメリカ合衆国を基軸とした「帝国の原理の衰微」を批判的に分析し、21世紀の新世界地図の有り様を研究する。また、「ロシアの復権」の過程で2006年に生じたいわゆる「リトビネンコ事件」を批判的に分析し、同事件に対するロシア政府の関与を欧州人権裁判所がどのように判断するかを検討する。この事件を国際社会レベルで客観化しようとする動きにはアメリカも積極的であり、アメリカのこの事件への絡みを通じて米露関係の現状と展望を俯瞰できるものと期待する。

 

<共同研究-2009年>
デジタル化時代のガバナンスと地域との関係構築:
アメリカの連邦議員の政治コミュニケーションの事例から

<研究組織>
研究代表者 人間科学部 前嶋 和弘
研究分担者 PHP総合研究所
Global e-Forum編集部   小峯 弘靖
<研究概要>
本研究は、デジタル化時代のガバナンスと地域との関係構築を分析するために、アメリカの連邦議員の活動に着目し、インターネットを使った地元とのコミュニケーションの先進例を検証する。具体的には、これまで行われてきた地元と連邦議員、支持団体間の接触が、先端の情報通信技術を積極的に利用したものに進化しているという変化の事実をまずとらえる。そして、その影響を分析する中で、新しい時代の政治コミュニケーションを明らかにするとともに、Richard Fennoの指摘する「核としての有権者層」(議員と地元をつなげる最も重要な層)がどのように変化しているかについても分析する。

 

<共同研究-2009年>
日本における博物館教育の体系化に向けた基礎的研究
―地域・市民と博物館の連携を踏まえて―

<研究組織>
研究代表者 国際学部 椎野 信雄
研究分担者 国際学部 井上 由佳
客員研究員 国際学部 野呂田 純一
<研究概要>
「博物館教育」とはMuseum Educationの訳語である。日本では1990年代以降に、この概念がようやく認識され、全国の博物館・美術館等で様々な教育プログラムが実践されてきた。さらに、平成24年度に改正される学芸員の養成科目では、従来の「教育学概論」に替わって「博物館教育論」が新たに設置される。ところが、日本における博物館教育を俯瞰し、その歴史や理論を体系化した研究はほとんど見られない。既存の関連文献も海外の理論や実践を引用する、もしくは国内の実践例を網羅したものが目立つ。本研究では博物館教育論の授業で使用するテキストの出版を目標に、地域・市民と博物館の連携に着目しつつ、その理論の体系化を試みる。

<共同研究-2009年>
地域協働による持続可能都市茅ヶ崎づくりに向けた基礎的研究―(2) まちづくりにおけるエコツーリズム資源と人的ネットワーク(市民参加)調査

<研究組織>
研究代表者 国際学部 山田 修嗣
研究分担者 国際学部 海津 ゆりえ
研究分担者 国際学部 藤井 美文
研究分担者 情報学部 川合 康央
研究分担者 国際協力学研究科 沢田 宣夫
研究分担者 国際協力学研究科 鈴木 恭裕
<研究概要>
本学が所在する茅ヶ崎は、東京都心への通勤圏にあって会社員世帯へは居住地としての魅力を提示しているのに加え、森・海・川などの自然や農業、漁業など自然と結びついた生業を残す地域性豊かな場所であり、日本の海浜リゾートや「湘南」の形成に深く関わる「まち」である。本研究は、茅ヶ崎固有の諸資源(自然的・人的・物理的)を活用しながら持続可能な都市づくりをめざすための基礎的研究である。この分析に次の2点を導入する。第1に、エコツーリズムの概念を適用した交流産業を展開することを想定し、 住民との協働により自然資源や人的資源に係る基礎調査を行う。

<共同研究-2009年>
生活習慣病対応献立の作成と、パンフレットやネットでの配信によるその利用について

<研究組織>
研究代表者 短期大学部 井上 節子
研究分担者 短期大学部 太田 信宏
         短期大学部 渡邊 美樹
<研究概要>
メタボリックシンドロームの段階で生活習慣の改善対策を立て実行することが肝心であり、毎日の食事に何を食するか、食事の献立と食習慣を変えることが改善対策になる。メタボの可能性の高い市民に対して、栄養学を教育している近隣大学がどのように対応できるか検討していく事が望まれる。このため今回はこのような人々に対して低カロリーの献立をネットで配信、同時に同じ内容のパンフレットを作成して利用してもらう事で改善に効果があるか調べる事を目的としている。

<共同研究-2009年>
ヒスチジン摂取による肥満予防および解消に関する研究(継続)―ヒスチジンジカルボキシラーゼ活性に対する種々のアミノ酸による阻害作用の解明―

<研究組織>
研究代表者 短期大学部   中島 滋
研究分担者 帝京平成大学 後藤 浄子
華学園栄養専門学校     小嶋 裕美
Lumina              前田 あきこ
<研究概要>
近年、カツオやマグロのたんぱく質に多く含まれているヒスチジンは、その誘導体であるヒスタミンのヒスタミンニューロン活性化作用と関連して抗肥満作用があるのではないかと注目されている。これまでに、ヒトを対象とした疫学調査とラットを用いた動物実験を行い、ヒスチジン摂取による過食防止作用を調べた。その結果、ヒスチジン高含有たんぱく質摂取により、安全に過食が妨げることと、体脂肪量が減少することが示された。また、ヒスチジン摂取による肥満防止作用には性差があり、雌性のほうが雄性よりもその効果が顕著であることが示された。本研究は、ヒスチジン摂取による摂食抑制作用のメカニズムを解明すると共に、ヒスチジン供給源として有益な食品素材について研究することを目的としている。

 
<共同研究-2008年>
市民参加の形態としての「熟議」民主主義にかかる調査研究―茅ケ崎における「熟議」の方法としてのPlanning Cellsの適用の可能性―

<研究組織>
研究代表者 国際学部 藤井 美文
研究分担者 情報学部 川合 康央
<研究概要>
市民参加の促進は多くの自治体、大学の立地する茅ヶ崎市においても大きなテーマになっているが、現代の地方自治にとって市民参加がなぜ必要とされるのか、これによって既存の政治・行政システムにどのような影響があるのか、などはそれほど明確になっていない。中でも、市民参加による意思決定のエモーショナルな側面をどのように補うかは大きな課題とされてきた。このような中で近年先進国において「熟議」民主主義(Deliberative Democracy)を可能にするアイデアがいくつも提案されている。三鷹市などで実験が行われ、茅ヶ崎市でも注目しているPlanning Cellsは、無作為抽出で選ばれた市民を対象に、参加者に有償で特定の行政テーマを討議してもらい、一定の結論を出すという方法である。
研究では、茅ヶ崎市(市民活動推進課)との共同で、この方式に関する同市での適用可能性を文献調査、ならびにワークショップを開催してまとめ、茅ヶ崎市が予定している社会実験に向けての準備作業とする。

 

<共同研究-2008年>
国民意識尺度の作成

<研究組織>
研究代表者 情報学部 佐久間 勲
研究分担者 昭和女子大学人間社会学部
心理学科(客員研究員)藤島 喜嗣
<研究概要>
本研究は、自国・自地域との協同、他国・他地域との競争と関連していると考えられる「国民意識」を測定する尺度を作成することを目的とする。これまでの研究では、国民意識には愛国心と国家主義(ナショナリズム)の2つの側面があることが指摘され、それぞれを測定する尺度が作成されてきた。しかしそれらの研究で作成されたものは、愛国心と国家主義を測定するために十分な信頼性および妥当性を有しているとは言えない。そこで、本研究は、日本人の国際意識を測定する尺度を新たに開発し、その信頼性と妥当性を検討したい

 

<共同研究-2008年>
地域協働による持続可能都市茅ヶ崎づくりに向けた基礎的研究―(1)エコツーリズム資源と人的ネットワーク調査

<研究組織>
研究代表者 国際学部 海津 ゆりえ
研究分担者 国際学部 山田 修嗣
客員研究員 国際学部 神長 唯
茅ヶ崎自然史博物館 岸 しげみ
<研究概要>
本学が所在する茅ヶ崎は、森・海・川などの自然や農業、漁業など自然と結びついた生業を残す地域性豊かな場所であり、日本の海浜リゾートや「湘南」の形成に深く関わる観光史上重要な土地である。本研究は、茅ヶ崎固有の資源を活用しながら持続可能な都市づくりをめざすための基礎的研究である。第一歩としてエコツーリズムの概念を適用した交流産業を展開することを想定し、住民との協働により自然資源や人的資源に係る基礎調査を行う。研究手法としては一般的な観光資源調査を踏襲し、現地調査においては地元学の手法を採りいれる。成果をとりまとめて発表会を行い、次年度以降へのステップとする。

<共同研究-2008年>
ヒスチジン摂取による肥満予防および解消に関する研究(継続)―ヒスチジンジカルボキシラーゼ活性に対する種々のアミノ酸による阻害作用の解明―

<研究組織>
研究代表者 短期大学部  中島 滋
研究分担者 帝京平成大学 後藤 浄子
華学園栄養専門学校 小嶋 裕美


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