2月21日に国連大学において、本学国際学部と国連大学サステイナビリティ高等研究所(UNU-IAS)、地球環境パートナーシッププラザの共同主催による「トークセッション&ポスターで考える 持続可能な観光って何!?」が開催されました。
第1部では話題提供として、国際学部国際理解学科の林薫教授が「SDGs目標12『ポスト資本主義社会においてベースとなるSolidarity』に焦点を当てた、ボランティア・ツーリズムについて」、続いて同学部国際観光学科の海津ゆりえ教授が「サステイナブル・ツーリズムの具体的な姿がエコツーリズム。世界と日本における現状と課題、パートナーシップについて紹介」の講演を行いました。
第2部ではゲストスピーカーを迎えてのトークセッションが行われました。ゲストには、NPO法人NICE代表 開澤真一郎氏とクレストツアーズ所属エコガイド 藤井慶輔氏を招き、林教授と海津教授、コーディネーター 渡辺綱男氏(NU-IASシニアプログラムコーディネーター)によるトークセッションが行われました。エコツーリズムやボランティア・ツーリズムの専門家のお話しや、最前線で活躍する現場人材によるお話しは、訪日観光を考える上でも重要な示唆を与える内容でした。
また、会場2階の多目的スペースにおいて、学生によるポスター展示が開催されました。展示されたポスターは、国際学部林ゼミと海津ゼミの学生がゼミで取り組んだ成果をまとめたもので、林ゼミからは5件、海津ゼミからは8件のポスターが掲示されました。
今回の講演会は、学内研究費の援助を受けて実施されました。
■ポスター発表のタイトル一覧
【林ゼミ】
「暴走する資本主義に対抗する権利ベースアプローチ~グローバル化した経済の暴力とユニバーサルな人権~」
菊地 史峻
「シアバター産業とガーナの貧困 ~日本の女子大生とガーナの農民~」
牧野 愛
「スポーツで国際協力を行う意義 ~担い手の選択肢を広げるために~」
簔田 萌
「開発教育からフェアトレードへの展開~先進地域ヨーロッパから学ぶ~」
村上 恵梨子
「地域おこし協力隊で地域は活性化できるのか」
和田 奈都子
【海津ゼミ】
「これがあなたの知っている屋久島ですか?」
渡辺美緒・佐藤志穂・関口貴大
「Alaska」
内田吉音・松橋星弥・西村寛太
「.鎌倉市の環境について」
小倉琴美・内藤雄太・小島陽香
「踏み入れたその足が、自然破壊に繋がっている」
瀬戸優香・宮島朋花・關祥一
「エコツアーを利用した持続可能な観光~茅ヶ崎北部を事例に~」
安達久美子・飯島雅人・岩下妟奈・岩本彩夏・須藤千穂
「サスティナブルツーリズム 鹿児島県奄美群島~徳之島の事例~」
酒井優一・角田安優美・倉知未央・二條由起子・前田奏恵
「鳥羽市における持続可能な観光」
青沼洸平・亀沢萌香・村上芽衣・内山美穂・田村美波・山本久美子
「エコツアーガイドの現状と生活文化利用の可能性~小笠原諸島を対象に~」
毛塚春和
その他の最新のイベント