卒業論文計画書



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研究課題
「日本の喫茶人口は本当に減少していくのか」

研究概要
茶業界によると年々日本のお茶人口(葉茶)は減少しているという結果が出されていま
す。そこでその茶業界の人達はどうすればお茶人口を取り戻せるのかと議論している
状態である。では逆にそもそも本当にお茶人口はこのまま減少していくものなのかと
いうことを私は考えてみたいと思います。予想される結果としてはなくならないとは
思います。これは日本は古来より現代に至るまでお茶を愛飲してきたのですから歴史
的にみてそう簡単になくなりはしないだろうという漠然とした推測です。「減少」と
いう言葉がいったいどういった状況をもって定義されるのかがまだ曖昧なのでそこを
はっきりさせなければなりません。また減少する過程を過去に同じようにあった商品
の推移を調べることによってそこに何らかの法則が見出せないか考えていきたいと思
います。

研究目的
研究の動機
私の母は仕事で茶道の先生をしています。その関連で現代喫茶人の会主催のシンポジ
ウムに出席したところ上記のような議題が話されていると聞いて面白そうだな思いこ
の題材を選びました。
研究の意義
この問題を一番深刻にとらえているのは葉茶を扱う業者である。需要が減れば生産も
減るということになり衰退の傾向になる。今回の研究課題に取り掛かることによりこ
うした葉茶業界もそうだがお茶業界全体の活性化につながるのものと思っています。

研究の位置付け
研究の背景
この問題は公で話されたのは今回が初めてでありまだあまり進展はないようです。た
だ過去にお茶の人口が著しく減少をさせた缶コーヒーの出現に対して缶ウーロン茶の
販売による巻き返しや現代の食生活での飲用としての緑茶ドリンクの開発を足がかり
にお茶人口を取り戻していこうという動向はされてきました。
研究の特色
今回のシンポジウムで話された内容はどのようにお茶人口を回復していくかが焦点と
されています。今後お茶人口は減少していくという調査結果に基づいて話されたわけ
ですが私はこれと平行してもう少し原因の方を調べた方がまた何か新しい発見がある
かもしれないと思いました。実際着手はしてないようなので役に立てると思います。

研究計画
まずは「減少」の定義をしたいと思います。それと参考文献やできれば実際に業者と
連絡を取りどのように解決していこうと考えているのかを聞きたいと思います。また
過去に減少をたどっていった商品をいくつかあげてその推移と比べて考えていきたい
です。以上を中間発表会までにだいたい仕上げていき卒業論文発表会までには中間ま
でに得られた内容と変更、つけたしできる点を探して仕上げていきたいと思います。






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