**** 卒業研究
完成までの道 ****
パートナーの勤務シフト作成問題
〜アルバイト先の現状を見つめ直して〜

第1回 97年11月20日(木)
「テーマ発表 」
第2回 97年11月27日(木
第3回 97年12月04日(木)
参考論文を頂きました……
第4回 97年12月11日(木)
私たちパートナーからの問題点について……
第5回 98年01月16日(金)
「何故Mgrはシフトの調整をやらないのか?」
第6回 98年06月04日(木)
第7回 98年06月12日(金)
成蹊大の池上先生の講演を聞くことが出来ました。
第8回 98年07月16日(木)
現状を見つめ直しました。
夏合宿 98年09月07日(月)〜10日(木)
中間発表!
98年07月16日(木)
*研究が進まない……?*
最近就職活動が終った(?)のにもかかわらず、研究は全く進まないので悩んでいました。
そこで「何故研究が進まないのか?」と考え、改めて現場を見つめ直してみました。
*シフト作りに参加!*
シフト作りの担当がMgrから庶務リーダーに変わり、初めてシフト作りに参加しました。
そこで改めて現場の問題点に気づきました。 1.パートナーの数は増えたが新人だけのシフトの時間帯が多く、仕事がいい加減になっている。
2.新人同士の時間帯はおしゃべりの多さが目立つ。
98年01月16日(金)
*冬休み中、上司からお話を聞くことができました……*
「何故Mgrはシフトの調整をやらないのか?」という疑問をMgrの上司に聞いてみました。
- すると
次のような答が返ってきました。
- 1.後方担当の部所が多すぎて調整が難しい。
- 2.シフト提出日からの日数が短かすぎて作成できない。
- 3.シフトを調整しても皆に言い聞かせる自身がない。
自分自身わかっていたことでしたが、上司口から改めて話しを聞くと正直情けなくなったと同時に、このテーマのやりがいを再確認することが出来ました。
97年12月11日(木)
*一週間考えました……*
この問題を考える立場をMgrとパートナーからの2点に的を絞って問題を考えることにしました。そして、それぞれの立場においての問題点の収集をしました。
しかし、最近は年末年始の準備でお店も忙しく、Mgrやパートナーさんからの意見をあまり聞くことが出来なかったので、今回はパートナーの立場から見たさまざまな問題点について考えてみました。
*私たちパートナーからの問題点について……*
「アルバイトのシフト問題」のテーマを取り上げた第一の問題点は、シフトの調整をしない状態では、極端に人の多い日と少ない日との差が激し過ぎるということでした。
- 実際、人が少ない日の問題点としては、
- 1.一気に電話が鳴る時は交換業務が追い付かない。
- 2.急ぐといい加減な応対になってしまう。
- 3.電話ばかり出ていると、他の仕事が終らない。
- 4.一人だとお手洗いに行けない。
- 逆に、人が多い日の問題点は、
- 5.仕事がなくなる。
- 6.電話が鳴らない時など、他の部所から暇な部所扱いされる。
と、問題点を6つ挙げました。
これらは全て私たちの心の中の気持ちの問題ですが、中でも1と4は他の通りがかりの部所の人に電話に出て貰ったりと迷惑をかけてしまい、上司から注意される点でもあります。
*ナース・スケジューリング問題を読んでみました……*
先週、成蹊大学の池上敦子先生の「我が国におけるナース・スケジューリング問題」の論文を根本先生から頂き、頭を抱えながら(途中まで)読みました。
難しいですね。
97年12月4日(木)
*二日間寝込みました*
水・木曜日と風邪をひき、学校を休んでしまいました。そのため、今週はコメントは頂けませんでした。
*1週間考えました……*
先週頂いたコメントに対しての答えはとても難しく、正直いうと今もまだ考え中です。
「全ての立場から……」となると、仲の悪い私の上司のMgrからは直に意見は貰いたくないので、他のMgrから問題点を貰うとして、問題はパートナーさんからの問題点の収集です。以前にも話しましたが、今どの職場も人員不足です。そして、出産だの年末調整だので人の出入りが激しく、落ち着いていないのが今の現状です。
とりあえず次週までには出来る限り、多くの人の問題点をかき集め、先に進みたいです。
*論文を頂きました*
翌日、先生の研究室を訪ねたら「ナース・スケジューリング問題」の論文のコピーを参考にして下さいということで頂きました。ありがとうございました。
(最近ちょっと寝不足で読み始めると寝てしまっていて、未だに読み終えていません。来週までには頑張って読み終えたいです。)
97年11月27日(木)
*1週間考えました……*
先週「どの立場に立つかによって色々と問題点も違ってくるのでそこを明確に……」というコメントを頂きました。
私自身では「アルバイトのシフト問題」というテーマを取り上げた時点で、アルバイトのシフト犠牲者をなくしたい。もしくは減らしたい。というアルバイトの立場から皆が満足する公平なシフト作りを目指していました。しかしよく考えてみると、この問題を解決してフィードバックしたときに自分だけが満足して他の人が納得できないシフトであれば、ただの勝手なシフト作りであって、それではこの問題を取り上げた意味がなくなってしまうということに気がつきアルバイトの立場からではなく、Mgrの立場に立って考えていくことにしました。
*コメント*
1立場だけでなく考えられる全ての立場から考えてみると、もしかしたら違う立場であっても同じ結果が得られることもあるかも知れないので面白いと思う。だから来週までに全ての立場を考え、それぞれの立場からの問題点を考えておきましょう。
97年11月20日(木)
●テーマ発表 「アルバイトのシフト問題」
*私のバイト先……*
私は今、某スーパーの会員制ディスカウントストアーでバイトをしています。そこは、正社員が17人とパートナー・アルバイト約200名で主に運営されていて、私はそこの庶務課で働いています。庶務は主に電話交換の仕事が中心なので一見楽そうな職場のように思われがちですが、実際、見えないお客様の対応をするので、クレームなどの対応では胃が痛くなることばかりです。また、電話はいつかかってくるか予測が出来ないので、常に人がいないといけない職場でもあります。そのため、毎月1カ月単位のシフト提出では気も頭もかなりつかい、さらに胃が痛くなるのです。
*なぜ、この問題を取り上げたか?*
言い忘れましたが、今どこの課も人員不足で毎月提出されるシフトの調整ではどこのMgr(マネージャー)も頭を抱えていることでしょう。しかし、うちのMgrは忙しい(?)ため、シフトの調整をすることがないのです。そのため、私たちの毎月のシフトは調整もなく、出したままが1カ月のシフトとなってしまうのです。
それでうまくシフトをまわすことが出来ると思いますか?
できるわけありません。だから、私たちは毎月胃が痛くなるのです。
というのも皆、人であり個人ですからそれぞれ都合というものがあってシフトを作ります。しかし、庶務ではシフトの調整をしてもらえないため、必ずアルバイトの中で人がいない日を埋めるというという調整を行なうのです。つまり一度犠牲になってしまうとアテにされ、その人は毎月
犠牲者 となるのです。
そこで、私はそういった犠牲者を救うため(?)この問題を取り上げました。
*問題設定*
犠牲者を出さなくてすむシフトの調整法を考える。
*コメント*
どの立場に立つかによって色々と問題点も違ってくるのでそこを明確にして、その問題を具体化してみよう!!
更新:1998.10.27(Mon)