2月19日道路ネットワークのお勉強


道路ネットワーク最適配置モデル

交通需要量{年々増加}>供給量→混雑{目的地へいくのに必要な所用時間増大}

解決策:既設道路を拡幅又は新しい道路建設

しかし、年間予算がかぎられている。

@計画された道路ネットワークの中で、諸車両の走行時間をもっとも短くできること。

A予算額が最も少ないものがよい。  それ以外にもいろいろな要素が絡み合う上に、将来の交通需要量の見通しも考慮していかなければならない。

1.対象地域の設定

2.変数 −道路上の所用時間、道路上の交通量、渋滞しない交通量のときの道路上の所用時間、道路の容量をあらわす定数、拡幅がなされたときの道路の容量の増分

3.制約条件−交通流保存、道路の拡幅、新設に伴う費用上限予算制約

4.目的関数を決める。−対象となる道路ネットワーク内のすべての車両の総走行時間を最小にする

5.計算する。

計算結果から道路の容量に対して交通量が多く、整備コストに対して時間短縮効果が大きいものから拡幅整備がなされる傾向にある事が分かる。整備順序については交通量、整備コスト、時間短縮効果のみによって決定されるのではなく、他の道路に与える影響などの要因も複雑に関係してくる。

最適土地利用モデル

 対象地域の中心業務地域が発展したとき、その雇用増に対応した住宅地をどこに開発すべきかを決定し、同時にそれに伴う交通需要の変化に対応した道路整備箇所の最適配置を求めるモデルである。道路ネットワーク最適は位置もモデル異なるのは、土地利用に伴う交通量データの変動をモデルに内在化した点。変数や制約条件(宅地開発量、その予算)がもちろん増える。

計算結果、同じ地域を対象としたのに整備順序が変わってしまう。


次回へのステップ

 ネットワークモデルについて学んだことを生かして、実際にアクアラインを利用する人の道路ネットワークの最短路を見つけてみます。

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