SDGs Report
取り組み事例
2024.03.08
教育学部英語専修の金森ゼミナールの学生がメタバースを用いた英語授業に指導補助 として参加しました
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教育学部 金森強ゼミナールの学生が、2024年2月20日(火)に東京都杉並区堀之内小学校で実施したメタバースを用いた英語授業に指導補助として参加しました。
本授業は、金森強教授が、株式会社リプロネクスト、文部科学省初等中等教育局 池田勝久氏、堀之内小学校 黒木愛教諭と共同研究として行っている「メタバースを用いた英語指導の研究」の一環として、堀之内小学校4年生の「外国語活動」の時間に実施したもので、同学校からは27名の生徒が参加しました。
以下は、初めてのメタバース空間での授業経験についての学生の感想です。
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メタバース空間を利用した授業のイメージを少しつかむことができ、良い経験になりました。メタバースの長所としては、"アバター同士での会話が新鮮で、楽しく活動できる。""アバターに話しかけるので、実際の人よりも気楽に話すことができる。""バーチャル空間ではあるが、実際に会って話しているような感覚がある。"が、あげられると思います。
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メタバースは遠隔でも直接会話しているような感覚を得られるので、学校閉鎖等の際に友人や先生と繋がっていられるというセーフティ-ネットとしての役割にも適していると思うので、今後も効果的な活用ができれば良いと思います。
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顔が見えない分、声のトーンを会話の流れによって変えたり、リアクションをはっきりとったりしました。メタバースを使うことで、プロソディーの指導もできるのかなと思いました。
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私にとってメタバースは未知の世界だったため、実際に使用する機会があったことがとてもよかったです。zoomやGoogleMeetなどとは違った形での会話の活動で面白いと感じました。実りのある時間になりました。
外国語教育におけるメタバースの可能性に加えて、より豊かなコミュニケーション体験にするために、機能面を含めた工夫・改善の必要性についての指摘もなされており、これかの研究に役立つ情報提供となっています。
金森ゼミナールでは、今後も国内、国外(台湾)の小中学校を含めて、対面やメタバースを利用した様々な学校体験、英語指導体験の機会を作り、学生に学びの場を提供していくことを計画しています。
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