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取り組み事例
2025.06.23
国際学部 千葉教授が福島県立郡山高校において英語多読学習活動を実践しました
- # 教育

6月16日、国際学部の千葉克裕教授が福島県立郡山高校において英語多読学習活動の一環で「多読学習の効果と取り組み方」について講義を行いました。郡山高校では令和7年度から探究科が新設され、新しい英語教育として「英語多読プログラム」を導入し、学習者の英語力を総合的に高めることを期待しています。
今回の取り組みは、2022年5月に千葉教授から郡山高校に多読教育の導入を提案したことから始まりました。千葉教授はこれまで長年にわたり福島県内の県立高校や短期大学で英語教員として勤めていた経歴もあり、また自身の研究から多読学習による学習者の大きな成長に、その効果を確信し、地元福島県での教育実践を思い立ちました。
今回の学習活動では千葉教授の指導の下、大学のリーディングクラブ参加者で50万語以上読んでいる3年生が参加し、多読経験がある高校3年生のクラスにはこの大学生のアドバイスは非常に良い反応がありました。また、郡山高校の卒業生である国際学部生も参加していまして、自身の経験から多読の有効性を語り、先輩の話を聞いた探究科の1年生たちは真剣な表情で頷いていました。
〈多読学習とは〉
(1) 楽しんで、⑵ すごく簡単な本を、⑶ 自分の好みで、⑷ 大量に読む、学習方法です。この方法は従来の精読とは異なり、知らない単語に遭遇しても辞書で調べるのではなく、文脈を手掛かりに推測しながら全体の意味を掴むことを目指します。これにより、英語の文章に触れる頻度を高め、自然な英語力を養成することが可能です。
(解説:国際学部 千葉克裕教授)
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