3.3共催国以外の観戦試合数とW杯の成否共催国以外の試合を多く見た人は、今回の日本と韓国以外のサッカー、例えば海外リーグやサッカー先進国のサッカーが好きな人、サッカーそのものが好きな人が多いと考えられる。
そこでサッカー好きな程度によって今回の W杯の評価がどのように異なるのかを見るために図3-3-1を作成した。共催国以外の試合の観戦数で4つのグループを作り、W杯の成否の設問とのクロス集計を行っている。
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見た試合数の少ない人や見ていなかった人は、今回の W杯は「成功したと思う」と答えている比率が高い。しかし、見た試合数が増えるにしたがって、「成功したとは思わない」と答える人の比率が増加し、16試合以上を見た人では実に70.0%の人が今回のW杯は「成功したとは思わない」と回答している。
それに対して、「成功したと思う」人は 6〜7割から2割へ急を成している。サッカー通になる程にW杯の成功に対する評価が厳しくなっており、認識ギャップが現れている。
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